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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

[斬!自民党改憲草案(その8)] 第24条 家族の助け合い義務

2013-07-18 | シリーズ[斬!自民党改憲草案]

 第24条は婚姻と両性の平等を定めた条文だが、自民党改憲草案では「家族、婚姻等に関する基本原則」とし、封建的家制度を想起させる家や親族についての条文とも読めるように変更されている。

以下の全く新しい条項が入っている。

自民党改憲草案
第二十四条 家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。

 7/18の朝日新聞には、社会が保障するはずである「介護制度」が切り縮められ、再び家族、とりわけ立場の弱い女性たちに介護が押しつけられていく危険が指摘されている。介護のために、家族のため個人を犠牲にせざるをえない女性たちの苦悩が出ている。

(ハンマー)


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