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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

OSAKA AGAINST RACISM 仲良くしようぜパレード

2013-07-15 | 北朝鮮バッシングに抗して

7月14日、大阪で「OSAKA AGAINST RACISM 仲良くしようぜパレード」が行われ、参加してきました。

大阪・鶴橋や東京・新大久保など、在日韓国・朝鮮人が多く住む地域を中心に、「朝鮮人は帰れ」「朝鮮人を殺せ」など、聞くに耐えないヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返している、レイシスト(民族差別)団体に抗議し、そういった行為をやめさせるためのアクションでした。

参加者は主催者によると600人以上。
レイシスト団体に対するカウンター(対抗)行動が、普段から大阪でも行われていますが、その参加者が数十人であることを考えれば、かなり多かったと言えると思います。東京など遠方からの参加者も多数いました。

参加者は若者が中心で、反原発だけではなく、少なからぬ人にとって、「デモをする」ということが特異なことではなくなっているのを感じます。これは、3・11以降の日本社会の大きな変化でしょう。

風船や花などのデモグッズの他、熱中症対策の水や塩飴などを、主催者が用意してくれました。
飴やクッキーは、レイシズム反対メッセージ付きの手の込んだもの。
すばらしいアイディアでした。


中之島から難波まで、御堂筋を約3.5kmデモ行進しました。
コールは「仲良くしようぜ」ほぼ1本で、それを繰り返し叫びました。
鳴り物満載の派手なデモで、多くの人の注目を集めていました。観光バスの乗客が手を振ってくれる一幕もありました。


街往く人は、このデモを見て何を感じたでしょうか?
「仲良くしよう」、「差別に反対」というのはあまりにも当たり前すぎて、「?」と思ったかもしれません。
しかし、今の日本では、それが当たり前ではなくなっているのです。そのことに気づき、一緒に声を挙げてくれれば嬉しいと思います。

ちなみに、心斎橋と難波のあたりでは、レイシスト団体も数十人来ていました。
普段のカウンターとは逆の立場でしたが、ショボかった。

忘れてはならないのは、こういうレイシスト団体が安倍や橋下・石原など右翼政治家の応援団になっているということです。
安倍は、「民族を排除する言動は極めて残念」などと国会で答弁しましたが、「オマエが言うな!」です。
安倍のFacebookには、こういう連中による差別的な書き込みがあふれています。
安倍は、こういう連中と「お友達」であり、民族排外主義を自らの支持拡大に利用しているのです。

今回のパレードの成果を土台にして、レイシズム反対の声をもっと広げていきましょう。

(by ウナイ)


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1 コメント

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動画です (ウナイ)
2013-07-16 23:53:09
http://www.youtube.com/watch?v=gBVP3L3dZZs
[撮影・編集:秋山理央氏]

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