「家庭教育支援条例」案の理論的(?)支柱である高橋史郎氏について調べていたら、面白いブログを見つけたのでご紹介します。
俺の邪悪なメモというブログです。
このブログを書いている罪山罰太郎さんは、ロスジェネ世代で、「医者(専門家)ではありませんが発達障害のある家族を持ち、すこしでも正しい知識が共有されれば良いと思っている一人」という方です。
ぜひ、これを読んでみてください。親学推進議員連盟の動きについてとてもわかりやすく書かれています。条例案に登場した「親守詩」(「おやもりうた」と読むそうです)についても具体例が紹介されています。
また、2010年に書かれた農耕が障害者を生んだも卓見だと感じました。
これは別に農業をけなしているのではなく、人類の歴史の中で、狩猟採集生活から農耕社会になることで、大規模な集団作業に「不利益になる個性」が「障害」と見なされるようになったのではないかということです。つまり、「社会が障害をつくる」ということが指摘されているのです。
ある人の個性が「障害」になるのは、どこまでも社会の都合であり、社会の側がそれを手当てするのは当たり前です。
罪山さんが赤字で強調されているこの見地に、私も心底共感しました。
(他にもちょっとマニアックですが興味深い記事をいろいろと書かれています。)(鈴)