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[加計学園問題]文科省は「首相の意向」文書の存在を認めよ 加計学園問題の全貌を明らかにせよ

2017-06-06 | 安倍政権

 5日、6日でさらに新しい事実が明らかになった。首相、官邸、文科省は、「総理のご意向」「官邸の最高レベル」「時間はかけられない」「むしろもっときびしいこと」の文書の存在をいつまで否定するのか。
 文書の存在を認め、前川前事務次官はじめ関係者の聞き取り、証人喚問をただちにすべきだ。「加計学園問題」の経緯の全貌を明らかにせよ。

■6月5日の衆院決算行政監視委員会では、官邸や文科省が「出所や入手経路が明らかでない」などとして存在すら認めてこなかった文書やメールについて、民進党の今井雅人衆院議員がメール送信先などとして記載された人名を10人近く読み上げ、文科省に在籍しているかを確認した。常盤豊高等教育局長が「同姓同名の職員は実際にいる」と認めた。

■6月6日には、文科省の現役職員が「省内で共有していた」と証言した。担当の同省専門教育課から昨年9月、関係部署の十数人に送ったメールに添付されていた、と認めた。NHKはこの文書は、去年9月28日の午前10時37分に獣医学部を管轄する専門教育課から、私学行政課など4つの部署の19人の職員にメールで送信されたとしている。
 この文書は、「藤原内閣府審議官との打合せ概要(獣医学部新設)」という題名で、昨年9月26日の日付と時間が記載されている。出席者として内閣府の藤原豊審議官と参事官、文科省専門教育課長、同課長補佐の4人の名前が書かれ、内閣府側が文科省に対し、「平成30(2018)年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい」「これは官邸の最高レベルが言っていること」などと言ったと書かれている。

■松野文科相が「調査したが見つからなかった」としてきた共有フォルダにも保存されていたことが明らかになった。文科省は一連の文書の存在について5月19日、「共有フォルダーなどを調べた結果、文書の存在は確認できなかった」と発表したが、調査したのは獣医学部を管轄する専門教育課の共有フォルダーだけで、ほかの部署の共有フォルダーは調べていなかったことが明らかになった。このことは複数の現役職員が確認している。

■菅義偉官房長官は5日の記者会見で「文科省の行政文書開示に関する基準がある。それに基づき、このような文書が存在するかどうかも含めてお答えできないと判断したと承知している」と述べた。
 これに対して、行政文書に詳しい東洋大学の早川和宏教授は「文書が複数の職員に送付されているならば、組織的なやり取りがあったと考えていいので、個人的なメモではなく『行政文書』に該当する可能性が非常に高い」とした。NHKが報じた。つまり「怪文書」ではなく「行政文書」として扱う必要を指摘した。

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*安倍首相官邸
 TEL 03-3581-0101 FAX 03-3581-3883 メール

*文部科学省
 TEL  03-5253-4111 FAX 03-6734-3389 メール

*自民党本部
 TEL 03-3581-6211 FAX 03-5511-8855 メール

*公明党
 TEL 03-3353-0111 FAX 03-3353-0457 メール

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※文科相、メール調査拒否 13年、政府機に同乗
https://mainichi.jp/articles/20170605/k00/00e/010/201000c
※文科省に同姓同名認めるが…再調査拒否 加計学園メール
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017060602000065.html
※加計文書「省内で共有」 文科省現役職員が証言
http://digital.asahi.com/articles/ASK663HCWK66UTIL00W.html
※獣医学部新設 文書は共有フォルダーにも 調査は専門教育課だけ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170605/k10011007361000.html
※加計学園問題の原点:安倍首相の3月13日の参院予算委での答弁を分析する
https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabeteruhito/20170605-00071757/

(ハンマー)


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