11月9日「とめよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和 関西のつどい」が、大阪平和人権センター、戦争あかん!基地いらん!関西のつどい実行委員会の共催、大阪城野外音楽堂で、千人を集めて開催された。
集いでは、「戦争をさせない1000人委員会」(全国呼びかけ人)で作家の鎌田慧さんが、連帯の挨拶をした。鎌田さんは「集団自衛権は、米国と切れ目無く、24時間いつでも日米で戦争をするというものだ。安倍内閣が閣議決定したものに過ぎない。憲法違反で、罰当たりの安倍政権を絶対に認められない」と安倍政権を厳しく批判した。
特別報告として、沖縄知事選真っ最中の辺野古から「ヘリ基地反対協議会・共同代表」の安次富浩さんが訴えた。安次富さんは、「安倍政権は7月1日集団的自衛権閣議決定と同時に辺野古新基地建設開始の暴挙に出た。とんでもない武装主義だ。米軍の水域を50mから2kmに拡大し、抗議するカヌー隊に海保はひどい暴力をふるっている。安倍政権は刑事特別法で処罰すると脅したができなかった。先の台風19号で160kgのアンカーが切れてフロートが打ち上げられた。我々の闘いを甘く見ている。まさに非暴力抵抗運動だ。新基地建設のため基地内の兵舎6棟を秘密裏に解体しようとした。市民がアスベストの飛散があるので、座り込んで抵抗すると、県警に排除された。軍事基地ほど、沖縄発展の阻害物になっている。翁長氏は、那覇市長として、米軍基地の返還地を使って、経済発展させている。経済界からもゲート前で座り込む市民に差し入れをするというのは初めてのことだ。イデオロギーではなくアイデンティティーだ。11月1日翁長氏の集会には1万5千人が集まった。前代未聞の人数だ。仲井真氏に最悪の正月を迎えさせたい」と決意を込めて話した。
参加者千人は、大阪城から京橋までデモ行進して、市民に訴えた。
(ルーラー)