脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

じじばば旅行記・6 どうしてどうしてぼくたち出会ってしまったのだろう

2006年12月20日 | 一人旅
昼食を取った後は山中湖へと出発。
ガイドブックでは、河口湖から山中湖へと続く国道は頻繁に道路工事を行っておりよく渋滞する、といった情報が掲載されていましたが、全くその通りでした。


まあそれでも、時間に余裕はありましたのでのんびりと進むことにします。渋滞の長さはそれほどでもなく、じきにスムーズに流れ出しました。


山中湖畔の富士山が見える絶景ポイントに到着。いつものように写真撮影。



山中湖からの富士山


写真にあるように、昼を過ぎてだんだんと雲が多くなってきたのが多少気になりましたが、訪れる予定の場所も残すところあと一つ。昨日、今日の午前と雲一つない晴天続きだったことに感謝します。


おいらは、海とか湖とか水が溜まっているところに旅行すると、そこの観光遊覧船に乗りたがる習性があります。船に乗って風を受けるとなんかうきうきわくわくわくわくパレードしちゃうんですよねえ。


ん?うきうきわくわくわくわくぱれーど?なんか語呂がいいなあ(どうでもいい)
っていうか、ここまで記事を読んでくださっている方は、その「ん?うきうきわくわくわくわくぱれーど?なんか語呂がいいなあ(どうでもいい)」という下りも読んでいるってことですよねえ。なんか……すいません。雰囲気で……すいません。



計画段階では河口湖か山中湖で乗船を考えていました。河口湖では乗りませんでしたので、チャンスはこの山中湖。
しかし、けっこう気温が低く風も強くなっていたので乗船は諦め、湖畔を一周することに。

湖畔から見た富士山でじじばばも喜んでいましたし。
後に話したことですが、ほんとにこの旅はじじばばにとってかなり楽しく満足な旅だったようです。


富士五湖を全て車で回るなんてなかなかあることじゃない。老人会のほかの連中に自慢ができるぞ。


なんて、嬉々として話していましたw


じじばばは老人会で群馬・栃木方面へ温泉旅行には頻繁に行っていましたが、山梨県は初だったんですね。さらに、絶好の晴天、レインボー、富士山と富士五湖と多くの好要素が重なったわけですな。


おいらの最大の目的は100%以上に達成されたのでした。


湖畔を一周後、次に向かうは道志渓谷というところ。おいらは渓谷っていう、景観がよさそうな言葉にも弱いです。ここで、ナビを「猿橋」というところにセットします。


ネットで調べていた際、日本三奇橋の一つで「猿橋」というのが山梨県にあるという情報を得ました。奇橋とは珍しい構造の橋でこれは是非見てみたいと思ったのです。


しかし、おいらは大きな勘違いをしていて、前述した道志渓谷に猿橋があるものだと勝手な思い込みをしていたんですね。


実際には、道志から50km以上は離れていると思われる大月市に猿橋があって、ナビは全く逆のほうを案内するわけです。


なんだこのナビは?ここにきてわけのわからんことを言いやがって。700m先を左折です、じゃねーんだばかやろう!その自動音声で(車内で流している)水樹奈々の歌声がいちいち遮られて小さくなるじゃねーかこのやろう!


2ヶ月前の旅行と同様、車内音楽は全て水樹奈々で満たされていましたが、じじばばからそのことに触れてくることは一度もありませんでした。


とにもかくにも、怒りは収まりません。


なんで猿橋にセットして一般道優先にしてるのに高速道路に乗るルートなんだ?なんで大月インターで降りることになるんだ?


僕の脳はサル以下ですわなあ。ナビの自動音声のお姉ちゃんにしてみればオール水樹奈々をいい加減なんとかしろ、と言いたいところですわなあ。リフレインも叫びませんわなあ。


一度車を停め、地図とナビをよく確認してみてやっと自分の誤りに気づきます。


なんだ、大月にあるのか。


予定では、道志渓谷を通っている国道を抜けるとその先は相模湖にぶつかるので、そこから高速に乗って帰るというものでした。


相模湖までは行かずに、分岐している県道に入ればうまいこと大月に寄れそうです。結局、道志渓谷を通って、(遠回りする形で)大月にある猿橋に立ち寄ることになります。


続く。


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