翌日10日のじじばば旅行2日目は早朝5:30から始まります。めっちゃ早いですねえ。日の出を見るための早起きです。
旅をする際、必ず志向していることがあります。それは綺麗な日の出と日の入を見るということ。その光景はやっぱ心を打つものがありますからねえ。このブログのトップ画像も数年前に予備校の友人と九州に旅行に行った際、福岡で撮影したもの。
ということで、日の出を求めてまだ薄暗い中を車で移動します。具体的にどの場所から見るのがよいのかは事前調査で分からなかったので、とりあえず湖畔を走り、方向を確かめながらポイントを探すという方法を採りました。しかし、なかなか良い場所が見つからず日の出の時刻が刻一刻と迫ってきます。
やっと、明るくなっている方角に向けて三脚を立て、風景を撮影しようとしているカメラマンを目撃。話をして情報を引き出せば目的を達成できるでしょう。
助手席側のウィンドウを開け、「すいませーん」と声をかけます。
…。
(ん?聞こえなかったかな。)
「すいませーん!すいませーん!」
……。
(ん?!シカトしてんのか?このやろう!)
「すーいーませーん!!!」
………。
「…。」
(あったまきた!出るとこ出てやろうじゃないか!ライブドアはな、宮内さんが取り仕切ってんだよ!軍隊じゃないんだよ!このやろう!)
車のドアを開けて車を降り、つかつかとそのカメラマンに近寄ると、向こうはやっとこちらの存在に気づきましたが、次の瞬間…
「あうわあわああ%$¥*#?+△」
自分は耳が聞こえないというジェスチャー。
(やべ!マジ耳が聞こえない人だったのか。ほんとすいませんすいません滝汗)
むろん手話など知るはずもなく、そそくさとその場を後にするしかありませんでした。
改めて場所を探しに車を進めると、同じように撮影準備をしているカメラマンと遭遇。助手席側のウィンドウを開け、「すいませーん」と声をかけます。
…。
(ん?聞こえなかったかな。)
「すいませーん!すいませーん!」
……。
(ん?!シカトしてんのか?このやろう!)
「すーいーませーん!!!」
………。
(まさか…)
車のドアを開けて車を降り、つかつかとそのカメラマンに近寄ると、向こうはやっとこちらの存在に気づきましたが、次の瞬間…
「あうわあわああ%$¥*#?+△」
自分は耳が聞こえないというジェスチャー。
(マジっすか汗)
とりあえず、こちらも笑顔で眼前の富士山を指差し、綺麗ですねといった感じのジェスチャーをしてコミュニケーションを図ります。向こうも笑顔を返してきてくれましたがそれ以上の進展もなく、その場を離れるしかありませんでした。
うーむ、どうしたもんだろう…
すでにあたりはだいぶ明るくなってきています。予想外の事態で時間を消費していました。未だベストポジションを確保できていません。もう少し、先に進んでみることにします。
三度目の正直。今度はけっこう広い場所で駐車場もあったので、そこに車を停め湖畔にいるカメラマンに接近を試みます。しかし、声をかけるのをためらわずににはいられません。また話が通じなかったらどうしよう。カメラマンの後ろをうろうろうろうろ。いわゆる挙動不審ってやつですが、こんな朝っぱら自分は何をやっているんだろう。
意を決して話しかけてみると、
やった!今度はうまくいきました。しかも、もっと先に行ったところに撮影してる人がいてそっちのほうが良い、という情報を向こうから伝達されます。
早速行ってみると、おお!確かにいるいる!4・5人程のいい歳のおっさんがみな同じ方向にカメラを向けて今や遅しと待っている様子。
自分もそこに車を停め、おっさんの一人に話を聞いてみます。どうやら、このときすでに日の出の時刻は過ぎていましたが、富士山に日の光が当たる光景が綺麗ということでそれを待っているとのこと。だいたい今から20~30分後らしい。
自分も彼らと同じようにそこで待機していましたが、その間にも続々と車がやってきてカメラを手にした人たちが増えていきます。
場所はそれなりに広いとこだったのですが、半径2~3mのある一角だけに人が密集してそこに何本もの三脚が立てられています。むさいというかうぜぇというかw
そして時間が過ぎおっさんの話通り富士山に光が当たり始めると、一斉にシャッター音がパシャパシャ×α。その中の一人のおっさんは、まるで女子高生のスカートを下からのぞきこむような格好で一心不乱に写真撮影。また、その2~3mのベストポジションを巡って無言の場所取り合戦が加熱。おいらも負けじと相手を目で牽制しながら場所の確保に努めます。
結果、いい写真が撮れましたわ。日の出は見れませんでしたが朝の富士山もまた素晴らしかった。しかも、山頂の雪で白く覆われている部分のある一点が黄色く光ってる!これはすごいっすよ!富士山と今自分がいる場所は非常に離れていますが、発光しているのが肉眼で確認できるんですから!
いやー、早起きしてほんとよかった。結局、7時半近くになってやっとホテルに戻ります。
ってか、たった2時間の出来事がこんな長文になるなんて汗
いつものことといえば荘なんですが、いや園川ですが、トレーバーから追いかけられましたが…。
とりあえず、一旦切りますorz
じじばば旅行記・3へ続く。
旅をする際、必ず志向していることがあります。それは綺麗な日の出と日の入を見るということ。その光景はやっぱ心を打つものがありますからねえ。このブログのトップ画像も数年前に予備校の友人と九州に旅行に行った際、福岡で撮影したもの。
ということで、日の出を求めてまだ薄暗い中を車で移動します。具体的にどの場所から見るのがよいのかは事前調査で分からなかったので、とりあえず湖畔を走り、方向を確かめながらポイントを探すという方法を採りました。しかし、なかなか良い場所が見つからず日の出の時刻が刻一刻と迫ってきます。
やっと、明るくなっている方角に向けて三脚を立て、風景を撮影しようとしているカメラマンを目撃。話をして情報を引き出せば目的を達成できるでしょう。
助手席側のウィンドウを開け、「すいませーん」と声をかけます。
…。
(ん?聞こえなかったかな。)
「すいませーん!すいませーん!」
……。
(ん?!シカトしてんのか?このやろう!)
「すーいーませーん!!!」
………。
「…。」
(あったまきた!出るとこ出てやろうじゃないか!ライブドアはな、宮内さんが取り仕切ってんだよ!軍隊じゃないんだよ!このやろう!)
車のドアを開けて車を降り、つかつかとそのカメラマンに近寄ると、向こうはやっとこちらの存在に気づきましたが、次の瞬間…
「あうわあわああ%$¥*#?+△」
自分は耳が聞こえないというジェスチャー。
(やべ!マジ耳が聞こえない人だったのか。ほんとすいませんすいません滝汗)
むろん手話など知るはずもなく、そそくさとその場を後にするしかありませんでした。
改めて場所を探しに車を進めると、同じように撮影準備をしているカメラマンと遭遇。助手席側のウィンドウを開け、「すいませーん」と声をかけます。
…。
(ん?聞こえなかったかな。)
「すいませーん!すいませーん!」
……。
(ん?!シカトしてんのか?このやろう!)
「すーいーませーん!!!」
………。
(まさか…)
車のドアを開けて車を降り、つかつかとそのカメラマンに近寄ると、向こうはやっとこちらの存在に気づきましたが、次の瞬間…
「あうわあわああ%$¥*#?+△」
自分は耳が聞こえないというジェスチャー。
(マジっすか汗)
とりあえず、こちらも笑顔で眼前の富士山を指差し、綺麗ですねといった感じのジェスチャーをしてコミュニケーションを図ります。向こうも笑顔を返してきてくれましたがそれ以上の進展もなく、その場を離れるしかありませんでした。
うーむ、どうしたもんだろう…
すでにあたりはだいぶ明るくなってきています。予想外の事態で時間を消費していました。未だベストポジションを確保できていません。もう少し、先に進んでみることにします。
三度目の正直。今度はけっこう広い場所で駐車場もあったので、そこに車を停め湖畔にいるカメラマンに接近を試みます。しかし、声をかけるのをためらわずににはいられません。また話が通じなかったらどうしよう。カメラマンの後ろをうろうろうろうろ。いわゆる挙動不審ってやつですが、こんな朝っぱら自分は何をやっているんだろう。
意を決して話しかけてみると、
やった!今度はうまくいきました。しかも、もっと先に行ったところに撮影してる人がいてそっちのほうが良い、という情報を向こうから伝達されます。
早速行ってみると、おお!確かにいるいる!4・5人程のいい歳のおっさんがみな同じ方向にカメラを向けて今や遅しと待っている様子。
自分もそこに車を停め、おっさんの一人に話を聞いてみます。どうやら、このときすでに日の出の時刻は過ぎていましたが、富士山に日の光が当たる光景が綺麗ということでそれを待っているとのこと。だいたい今から20~30分後らしい。
自分も彼らと同じようにそこで待機していましたが、その間にも続々と車がやってきてカメラを手にした人たちが増えていきます。
場所はそれなりに広いとこだったのですが、半径2~3mのある一角だけに人が密集してそこに何本もの三脚が立てられています。むさいというかうぜぇというかw
そして時間が過ぎおっさんの話通り富士山に光が当たり始めると、一斉にシャッター音がパシャパシャ×α。その中の一人のおっさんは、まるで女子高生のスカートを下からのぞきこむような格好で一心不乱に写真撮影。また、その2~3mのベストポジションを巡って無言の場所取り合戦が加熱。おいらも負けじと相手を目で牽制しながら場所の確保に努めます。
結果、いい写真が撮れましたわ。日の出は見れませんでしたが朝の富士山もまた素晴らしかった。しかも、山頂の雪で白く覆われている部分のある一点が黄色く光ってる!これはすごいっすよ!富士山と今自分がいる場所は非常に離れていますが、発光しているのが肉眼で確認できるんですから!
いやー、早起きしてほんとよかった。結局、7時半近くになってやっとホテルに戻ります。
ってか、たった2時間の出来事がこんな長文になるなんて汗
いつものことといえば荘なんですが、いや園川ですが、トレーバーから追いかけられましたが…。
とりあえず、一旦切りますorz
じじばば旅行記・3へ続く。
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