脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

じじばば旅行記番外編・1 再び…

2006年12月22日 | 一人旅
最後の訪問地、猿橋を16時頃には後にし、あとは一直線で帰るのみです。この時間なら渋滞を加味しても、前回の記事で書いた「夜に大事な用」までには間に合うだろうと予測。


中央高速道路上り線ではよどみなく進みます。
よしよし、予定通りだ。


しかし、電光掲示板にいやな表示が…。


「首都高速 10km渋滞」


10kmは長いなあ。
ある程度の渋滞は覚悟していましたが、だいたいいつも決まった所だしせいぜい3~4kmだろうと高をくくっていたおいらにはショッキングな情報。


しかし、それでも進むしかありません。


1時間もしないうちに首都圏に入りましたが、中央高速道路と首都高との境目ぐらいでとうとう渋滞に捕まります。


スピードメーターの針が1mmも上がることがない状態がしばらく続き、ちょっと上がってはまた同じ状態が続く…


そして、ちびちび進みながら前方に見えてきたのが池袋サンシャインビル。
時はすでに首都高に入ってから1時間以上も経過した、18時30分頃。

そびえたつビルはあまりに高く、発せられる光もあまりにまばゆい。

「500m先 東池袋出口」

この標識を見つめながらふとある考えがよぎります。

降りてしまおう。


「夜に大事な用」とは、つまり池袋にあったんですね。このじじばば旅行とは全く別次元に位置していることなんですが、じゃあ池袋に何があるのか。
何があるといったらそれはメイド喫茶しかないわけですよ!

このブログで久々に「メイド喫茶」という言葉が登場しましたが、こーゆう形になるとは思いも寄りませんでした。


詳述すると、おいらがよく通っていた池袋のメイド喫茶のメイドさんがこの日にご卒業されるということで、是非これは行かねばということだったんですわ。


そのメイドさんというのは、おいらの第2次メイド喫茶集中期の中心を担っていた方の1人で、だいぶ楽しい時間を過ごさせていただいた方です。


卒業式の日は宿を取った後に知ったわけですが、奇しくも旅行2日目に重なったことはアンラッキーなのか、それとも、もし旅行1日目に重なっていたら間違いなく行けなかったことを考えるとラッキーといえるのか、どちらとも言えないのですが。


っていうか、もしじじばばを連れてそのメイド喫茶に突入していたらどうなっただろうw
あまりの人の多さとなんだここは?って感じでぽかーんだろうなあ。

いや待てよ?
じいちゃんはけっこうテレビ見てて意外といろいろ詳しいからなあ。モーニング娘も確か知ってるし。ということは世に「メイド喫茶」なるものが流行っているのも認知しているのでは。とすると…おお!

ばあちゃんは…知らないだろうが、オセロが得意だった!ということは、メイドさんとばあちゃんがオセロで勝負!…おお!

メイド喫茶に年寄りが来たことなんてないだろうし、これは斬新だぞ!


と今思いついたんですが、こーいった類の妄想がいかに時間を浪費しているのかがよく分かりました。


まあ、とにもかくにも時間が刻一刻と進むにつれ、そして、デジタルウォークマンの充電もなくなり、車内に水樹奈々の歌声の代わりに静寂が支配するにつれ、おいらの焦りは色濃くなっていったのでした。

続く。


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