Nature d'eau

日々の思いをつづる

今飲んでいる薬

2008-05-24 23:57:30 | その他の病気
IFN治療で甲状腺の病気を発症してしまったわけですが、現在も薬を飲み続けています。

IFNの副作用で甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症などを発症する場合がありますが、私は亢進症の方ですね。

正しくはバセドー病。亢進症と同じようですが、また違うらしいです。

肝炎ですら、ほんとによく分かっていないのにさらに甲状腺の病気まで詳しく勉強する気も起きないんですけど(^_^;)

人間の生命活動にかかせない甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。
ホルモン値は跳ね上がってました。

これも自己免疫疾患なので、その抗体を調べます。
抗体値が高かったので、バセドー病の診断が下りました。がーーん。

具体的に症状がかなり出る病気です。
まずは動悸。
夜、横になると、耳に心臓があるみたいに激しくドキドキ。
爆発するんじゃないか、と思うくらいでした。
両手をまっすぐ前に伸ばすと指先がふるえます。
ろれつが廻らない時もあります。
あとは猛烈な食欲。
何もしていなくても、スポーツをしてるように体が消耗していってしまうのです。
まだバセドー病と分かる前ですが、
甘いものが無性に食べたくて夜中にドーナツを食べまくりました。

太ったかなあ~、って体重を量ったら5kgも減っていました。

不思議だったけど、IFNを打った後だし、体が何か変なのはしようがない、と気にしませんでした。
食欲があるのが元気になった証拠だと思って。

心臓がすごい状態にもかかわらず、もうIFNを打ってないんだから、と一生懸命に動きまくりました。
さまざまな自覚症状はあったけど、気力でふきとばして動いていたのです。

六本木まで出歩いてきた2日後、病院でバセドー病の診断。
病名が分かってしまった後は、へなへなと動けなくなりました。

動けなくて正解でしたけど。あのまま動き続けてたら心不全?かもでした。
(死ななくてよかった。。)

今かかっている病院の医師は「普通にバセドー病を発症した場合と貴方は違うんだから、そういう目で治療を診ていく」と言ってくれました。

IFNでの発症だから、それ対応に診る、ということです。

久しぶりにいい医者に出会えたと思いました。

そういう説明すら出来ない医師に立て続けに会ってしまってましたから(^_^;)

ホルモン値を正常に下げるために「メルガゾール」を一日3錠です。

翌月にはホルモンの値は正常値に戻っていました。
でも肝心の抗体値がまだ高いので、引き続きメルカゾールを飲み続けます。

ただホルモン値が正常になっているので、メルカゾールだけを飲み続けると今度は下がりすぎてしまう。

なので、正反対の「上げる」薬、チラージンも同時に飲みます。

甲状腺機能低下症に処方する薬ですね。

この二つの薬でホルモンのバランスをとりながら、抗体値が下がるのを待つ。

1年飲み続けましたが、抗体値はまだ下がりきっていません。
バセドー病、1年で治る人もいれば10年かかる人もいる。
それは医師にも予想がつかないものらしいです。

いや、今かかってる医師は優秀そうだからある程度の予想はついてるのかな?
(^_^;)


はじめは毎月通院だったけど、2カ月おきになり、今は3ヵ月後でいいといわれています。

それだけ安定してきてるってことだろうけど、あまりに長く病院に行かないのも心配が。。

でも確かに自分で感じる体調は安定してる感じ。