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蕾が割れる姿がとても可愛らしくて‥
家迄の坂‥途中に階段道があります。
いつもなら一気に登るのですが、
マスク蒸れで呼吸が続かなく暫く休憩。。
傍らの八重咲きムクゲに気を留めました
1日で終わる花ですが、茎には蕾が連なり
次々と順番に咲いていきます。
蕾が割れる姿がとても可愛らしくて‥
この日の発見でした。
白い一重のムクゲも別日に見ました。
自治会館に咲くムクゲです。
大きく伸び過ぎたので、刈り込みと称して
2本頂いて帰りました。
白い一重に底紅のムクゲは千宗旦(千利休の孫)が好んだ花です。「宗旦ムクゲ」の名で知られる茶花の代表格です。
備前の角徳利に入れました。
有り合わせの菓子を お抹茶で頂きました。
朝に咲いてその日のうちに枯れる花‥
その儚さ(はかなさ)の美意識は
茶道の一期一会に通じるものです。
一人静かにずっと対座したい花です。
(追記)
お茶のお稽古も3月から休止状態。
先生宅の庭先には、今年も宗旦ムクゲが
清楚に咲いているでしょう‥。
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