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お腹に小さな鼓(=鞨鼓)をくくりつけて、
円形の鼓皮貼り部分は目打ちで金具を入れ‥
和紙を貼った土台とを クルーガンで繋ぎ合わせます。
紐で互い違いに編んでいきます。
能楽を習っているお友達から「鞨鼓(かっこ)」のお稽古に使う鼓の模写を作って欲しいと
依頼を受けました。
能楽は通常 舞(まい) 謡(うたい)
囃子(はやし)で物語が進行されますが‥
その中で鞨鼓は囃子部分に
スポットを当てた舞の様です。
舞台のイメージはこんな感じです。
(YouTube画像をお借りしました。)
お腹に小さな鼓(=鞨鼓)をくくりつけて、
両方のバチで叩く(フリだけで実際には打たない)軽やかな舞です。
依頼品はそのお道具である鞨鼓‥
イザ! 創造の世界です。
本体はミルク缶。それに和紙を貼って‥
円形の鼓皮貼り部分は目打ちで金具を入れ‥
装飾は金銀のマスキングテープです。
和紙を貼った土台とを クルーガンで繋ぎ合わせます。
紐で互い違いに編んでいきます。
バチは太めのストロー2本をつなぎました。
(実はタピオカドリンク用ストロー💦)
鞨鼓の音は無い‥ 視覚だけで想像‥
バチさばきが宙を舞って
笛の音と打ち裂くような舞姿‥
その空間が作る 無限世界
視覚から入る音色はどんなだろう。。
その音を想像しながら製作しました。
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