◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

技術と音楽性

2010-02-22 15:34:45 | レッスン
バンクーバーオリンピックを見ていますか?
カナダとは時差がありますが、ちょうどいい具合に
午前中に競技を見ることができるので
最近、午前中は家事をしながらテレビを見ています

どの競技も、選手のみなさんの頑張りに力をもらっている私ですが
フィギュアスケートを見ると、ピアノと共通点があるなぁ・・と
いつも思います。

フィギュアは、芸術点と技術点がつけられますが
ピアノも芸術性(音楽性)とテクニックの両方がないと
いい演奏ができません。

「こんな音を出してみて」と言っても
指がぐにゃ・・となっていたら、イメージする音が出ません。

逆に指がしっかりしていても、出したい音をイメージすることができなければ
いい音がでません。

手の形、腕の使い方、脱力・・いろいろなことに気をつけて
そして、子供の持つ想像力を引き出してあげることで
イメージする理想の音を出すことができると思うのです。

両方を同時に教えることができるといいのですが
なかなか難しいです・・

逆上がりがすぐにできる子もいれば、何度も練習しなければ
できない子もいます(私は何度も練習しました)

ピアノも、言われたことをすぐにできる子もいれば
何度も弾いているうちにできる子もいます。

どんな風に説明すれば理解してくれるのか
子供によって、アプローチの仕方を変えないといけないので
試行錯誤の日々ですが、実はそういうのが
私は楽しかったりするんです