◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

マイナスのイメージ

2011-05-16 08:10:09 | レッスン
子供たちのレッスンの中で、難しいなぁ・・と感じることは
マイナスのイメージを感じてもらうことです。

子供って、明るいイメージや楽しいイメージは色々持っていると思います。
でも、かなしいイメージを持つことは難しいみたい。

かなしい・・といっても、「悲しい」と「哀しい」では意味が違います。

私が難しい・・と感じるのは「哀しい」イメージです。
今の子供たちは「哀しい」経験をすることってほとんどないんですよね。

私は子供の頃から、空を見るのが好きなんですが、
特に夕焼けを見るのが好きです。
今日が終わってしまう・・というさびしい気持ちになります。
そういう、さびしい気持ちが好きなんです(さびしいのが好きなんて暗いかな?)

これは、昨日の夕方の5時半頃の空です。
こんな感じも好きですが・・




こっちの感じが好きですね~。
これは、昨日の夕方6時半頃の空です。



「あ~もう今日が終わってしまう」ってさびしい感じがしませんか?


こちらは、一昨日の朝の空。



明るくて「今日も頑張ろう!」という感じですよね。
こういう感じが好きな人もいるんでしょうね^^

こうやって空を見上げるのは、心に余裕がある時のような気がします。
今の子供たちは忙しくて、空を見上げる余裕なんてないのかもしれませんね。
こういうのは無駄な時間かもしれませんが、
でもいい音楽をするには、そういう無駄は必要な気がします。