◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

コンクールを聞いてきました

2010-02-12 09:20:25 | 日々のこと
昨日、午前中は娘のレッスンに、
午後から地元楽器店主催のコンクールに行ってきました。

ブルグミュラーを弾く子供が沢山いたので
勉強のために聞きに行ったのですが、行ってよかったです

自分自身の指導の上で、注意しなければいけないことなど
客観的に聞くことができました。

また、レッスン室でピアノを弾く時と、舞台で弾く時での音の出し方の違いなど
現場へ行って聞いてみないとわからないことが、よくわかりました。
(いつもは、舞台裏で生徒の演奏を聞いているので、どんな風に客席に届くのか
いまいち、よくわからないんです

このコンクール、午前の部は聞いていませんでしたが
午後の部は、審査がいつもより厳しくなっていました。
講評の時、審査員の先生がその理由を説明されていました。
ブルグミュラーには、それぞれの曲に課題が入っているので
そこが、ちゃんと弾けないといけない・・ということでした。

その理由には納得です。

・・が、コンクールの敷居がちょっと高くなったようにも思いました。

5月には、うちの生徒たちもチャレンジするので
私がもっと勉強しなくちゃいけないです。

帰りに、ソナチネアルバムのCDを買いました。
ソナチネは、何年もいろんな生徒に指導してきましたが
私のイメージが正しいか、もっとよくならないか
もう一度、勉強しなおすつもりです。


心に残る詩

2010-02-10 08:51:36 | 思うこと
「最後だとわかっていたなら」
If I Knew It Would Be The Last Time
by Norma Cornett Marek

*この詩は、アメリカ人のノーマ コーネット マレック という女性が、
わが子を亡くしたときに書いたものです。


あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから


☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆☆゜・*:.。.☆゜・*:.。.☆


友人から教えてもらった詩です。
毎日、忙しくしているとあっという間に一日が終わってしまいますが
この詩を読んで一日、一日を大切にしたいと思いました。

子供たちにも、「ママはあなた達を愛している」ということを
毎日伝えたいと思います。
(「なに言うてんねん!きしょいな(気持ち悪いな)~~!!」と言われそうですが) 


ブログ作りのお手伝い

2010-02-09 12:46:15 | 日々のこと
今日は、朝から生徒さんのMちゃんのママとブログ作りをしていました。

ブログは初体験・・というMちゃんのママですが
とっても器用な人なので、素敵なブログを作られると思います

Mちゃんママのブログは、こちらです

趣味でされている(でも、プロ並みの腕前!)
ハンドメイドの作品などを載せていきたい・・とおっしゃっていたので
これから楽しみです

サロンコンサート

2010-02-08 20:40:26 | 日々のこと
昨日は、バイオリンとピアノのデュオのサロンコンサートに行ってきました。

ピアノは私の友人で娘のピアノの先生。
バイオリンは、京大工学部を卒業後、一般企業に就職されましたが
脱サラして、音楽家になられた人でした。

プログラムは、バッハ、ベートーヴェン、プーランクのソナタ3曲で
聞き応えがありました

京大を卒業したのに、音楽を職業とするなんて
勇気あるなぁ・・と思っていましたが
演奏を聴いてみて納得

彼の今後の活躍が楽しみです

昨年、娘が受けたコンクールで、審査員の先生が
子供たちに「ピアノが好きですか?」と聞きましたが
誰も「はい」とは返事をしませんでした

その先生、同じ質問を音大生にもしたことがあるそうですが
やはり「はい」と答えなかったそうです

みんな、ピアノは好きなんだと思いますが
「好き」・・という気持ちより、練習が大変だという気持ちが
大きいのかもしれませんね。

でも、音楽をするって、やっぱり「好き」という気持ちが大切だと思います。
そこが一番大事ですよね。
好きだから、努力できるし、つらいことも頑張れるんです。

生徒たちには、音楽の道に進む、進まないにはかかわらず
ピアノを好きになってもらって、上手くなってもらいたいです。

昨日のコンサートでは、ピアノもめちゃ難しかったです。
先日、K先生からバイオリンの生徒さんの伴奏譜(発表会のための)を
どっさりもらってビビッてしまいましたが
私も練習がんばらないと~

やっぱり『樅の木』に!

2010-02-05 08:35:09 | レッスン
Sibelius: Op. 75, No. 5 (The Spruce)


中学1年のK.Mくんに発表会の曲を考えた時、
一番に思いついたのは、シベリウス作曲の『樅の木』という曲。

技術的にはソナチネレベルなので、小学生でも弾けますが
内容は大人の曲です。
私も大好きな曲で、時々自分で弾いて楽しんでいます。

K.Mくんは、読譜は苦手なのですが、雰囲気のあるピアノを弾いてくれるので
先々週のレッスンの時『樅の木』を薦めてみたのですが、本人が『アルプスの鐘』を
選んだので、ちょっと残念に思っていました

『アルプスの鐘』が悪いわけでなく、華やかでいい曲です。
ですが、K.Mくんじゃなくても、他の人が弾いても上手く弾けると思います。
でも、『樅の木』はK.Mくんに弾いてもらいたかったんです(私の願望ですが

でも、昨日のレッスンで「曲を変えたい」と『樅の木』弾いてくれることに
曲の雰囲気が『樅の木』の方がいい・・と思ったらしいです

うれしいなぁ~~
K.Mくんが、どんな風に演奏してくれるか楽しみです

こちらは杉谷昭子先生演奏の『樅の木』です