Lovely London

1996年から2000年まで過ごしたロンドンでの出来事を記録したものです。
2014年のパリとロンドン旅行も記載中

最近の皓介 アトピー性皮膚炎など(1998/3/18)

1998-03-18 | 日常生活

  3月の上旬に皓介の前歯が抜けてしまい、文字通り間抜けな顔になってしまいました。この顔で 3月24日に学校で催される演劇の発表会(ダンス)でドラキュラの役をやるのだから笑ってしまいます


  もう1つ最近の話題として、皓介のアトピーがよくならないので、とうとう漢方に挑戦してみることに しました。まず、チャイナタウンで有名な北京仁堂薬局で問診を受け、薬を処方してもらおうとしたら、その値段 にビックリ。なんでも真珠の粉が入っており、塗り薬も入れて2週間分でトータル£550(約11万円)也。 あまりにも高いのでお断り。英語の燕燕先生(ヤンヤンと呼ぶ、2月から個人レッスンを受けており、マレーシア生まれの中国人 で国籍は英国:漢字は読めない)からも丁重に断ってもらい、別の薬局へ。


  今度は燕燕先生に交渉してもらい 1ヶ月分(15袋分)で£45で塗り薬が£5でトータル£50で商談成立。どんな薬を出すのかと思って見てみると、 まず30cm四方の藁半紙を10数枚カウンターの上に置き、直径5cmのわら束(みたいなもの)を長さ5cmに切って半紙の上に配る、次に木の破片みたいな(たぶん猿の腰掛け)ものを切って置いて行く、次は引き出しの中から薬草を取り出し 適当な量を配る、薬草のにおいが店中に広がる、これを次から次へと繰り返し、合計11種類の薬草が 藁半紙にこぼれんばかりにのせられて、1個づつ丸くくるまれて15個が袋の中におさまった。


  これをどうして薬にするかって?煎じるに決まっています。大きな鍋にカップ4杯の水を入れ、とろ火で1時間 煮詰めて(台所中がスゴイ臭いに包まれます)、カップ1杯の汁を抽出。これを1日おきに飲用するのです。
味はどうかって?良薬?ですからにがいのです。皓介はこれに少しはちみつを入れて飲んでいます。でも まずくて飲むのに30分位かかります。効果の程は?漢方ですから・・・・

歯抜けの間抜け顔!

1袋がすごい量(横が単3乾電池)

鍋で煮詰めること1時間

コーヒーよりも黒いぞ!

 

鼻をつまんで我慢して飲む皓介