今日のまとめ
7:00チェックアウト 7:40ホテル出発
7:50: ギャラリーラファイエット からジベルニー観光
9:15ジベルニー到着モネの家(入場)、庭園(入場)
※モネの家、庭園は各自で自由見学 ジベルニー村の散策(希望者のみ、30分)
11:15ジベルニーを出発
12:30 パレロワイヤルで解散
12:30 13:00オペラ座 リハーサル中
13:00~16:30 ギャラリーラファイエットで買い物とレストラン
16:30~17:30 ホテルで荷造り
17:30 リムジンで空港へ
§朝食
荷造りを終えて6:30には食堂に降りて朝食。
今日もハードな一日になりそうなので、ガッツリと朝食をいただく。
ここの美味しいサーモンともお別れなので何回もおかわり。
いろいろなパンが取り放題
フルーツやジュースも
サーモン、ハム、チーズも
§集合場所へ
ギャラリーラファイエットの近くがジベルニー観光バスが出発する所なので、歩いて移動する。
日本人向けのツアーなので不思議と安心感がある。
さすがパリ、ウィンドウのディスプレイが美しい
これも鮮やか
オペラ・ガルニエ
§ジベルニー観光
7:50発のバスに揺られて9時過ぎにジベルニーに到着。
庭園の入り口まではガイドさんが引率してくれたが、それからは自由行動。
モネの家、庭園などを2時間掛けて散策する。
さすがモネが愛した庭である。花が咲き乱れている。睡蓮に描かれた池も絵のように美しい。
青空でなかったことが残念だったが、何十枚もの写真を撮った。いや~とても良いところ。
この人がガイドさん
§パリに戻る
バスでパリに戻る。オペラ座に行って、オペラ座の見学をしたかったのだが、あいにくリハーサルの最中だとのことで、入ることは出来なかった。
§遅い昼食
ギャラリーラファイエットの中のシーフードを販売している横のレストランで昼食。
なかなか料理が出てこなくてちょっとイライラしたが、美味しそうな料理が出てきたので良しとしよう。
それ用のタッパーも持ってきたのでお土産にチーズも購入。
お土産を持ってホテルに戻り、パッキングを終えたら、どっと疲れが襲ってきた。
ホテルのソファでボーッとして時間を過ごす。
シーフード盛りとワイン
チーズはどれもおいしそう
なんとかパッキング完了
§空港へ
ホテルから空港までは乗り合いの大型タクシー。
空港までは非常に渋滞したが、出発までには十分の時間があったので焦ることは無かった。
空港で面倒だったのは免税の手続き。何度も場所を間違えてなんとか投函することができた。
高速は渋滞
免罪手続きの案内版
ここに投函すれば完了
エレベータが立体効果している
§日本へ
日本の到着が5/31の土曜日。日曜日にゆっくり休めば月曜からの出勤も問題ないだろう。
とても中身の濃かった旅行だった。
6:30 朝の散歩 @ラッセル・スクエア
8:30 ホテルをチェックアウトしウェイトローズで紅茶などの買い物
9:15 大英博物館に入館しロビーでお茶
10:00 博物館開館、色々見て回る
11:10 チャイナタウンに歩いて向かう
11:30 迷ったあげく開いている店(New Chaina)に入る
12:15 腸粉などの飲茶を食べて、コベントガーデンに歩いて向かう
12:45 ニールズヤード本店で買い物
13:00 1時間歩いてセントパンクロス駅へ
15:30 ユーロスターでパリに向かう 18:47着(時差1時間)
19:30 パリのホテルに戻り一休み
20:00 レストラン(ル グラン カフェ カプシーヌ )で食事
22:00 エッフェル塔シャンパンシャワーを見て地下鉄でルーブル美術館へ
22:20 ルーブル美術館、夜景とモデル撮影会
22:55 ホテル着
§朝散歩
いつもの日課の朝散歩に出かける。6:30だが十分に明るい。
ホテルから南に少し歩けばラッセルスクエア公園である。日本と同じようにジョギングしている人も多い。
芝生や木々の緑が濃くて落ち着かせてくれる。
更に南に下れば直ぐに大英博物館の入り口である。
ルートマップ
ラッセルスクエア前の建物
朝早いので人は少ない
しかし緑の多い公園である
§ショッピングセンタで
ホテルで朝食を食べてチェクアウトして、近くのショッピングセンタのスーパーマーケットであるウェイトローズで買い物。
お土産のためトワイニングの紅茶とピクスルなど品定めしておいて、購入は後にする。
ショッピングセンタから公園の中を通り、大英博物館に向かう。
さすがに4Lの牛乳は買えない
朝早いので客は少ない
パン屋も開いている
再びラッセルスクエアを通る
緑が眩しい
シックな色のバラ
イギリスって感じのプチホテル
マンションだろうか
レンタルバイクか
§大英博物館
大英博物館のオープンは10:00にもかかわらず9:15に玄関前に着いてしまった。
ロビーには入れるので、入ってビスケットと紅茶を飲んで時間を潰す。
正面玄関
入り口は巨大な屋根に覆われている
時間前だが中には入ることができる
ロゼッタストーン
§中華街で
博物館からセント・パンク・クロス駅までのルートマップ
イギリスにいた頃は中華を食べに中華街によく来た。
美味しい店が何処かのかは忘れてしまったが、そんなに当たりハズレはないだろう。中華街の入り口近くの店に入る。
この中華街でよく食べたのは腸粉(チョンファン)と鶏足先の黒豆板醤炒め。
今回もそれを注文した。日本ではなかなか食べられ無い味に舌鼓。
1時間くらいゆっくりと時間を掛けた食事だった。
右下が鶏足先の黒豆板醤炒め
これがエビ入りの腸粉
これが中華街の裏門にあたる
§ニールズヤードからセント・パンク・クロス駅へ
妻がどうしてもいきたかった>§ニールズヤード。
アロマ好きにはここは聖地のようなものだ。
妻はいろいろと買い込んだようだ。
地下鉄は使わずに歩いてセント・パンク・クロス駅へ。
ゆっくりと歩いてので1.5時間くらい掛かってしまった。
大きなバー
ニールズヤードの外環
中には色々な瓶がいっぱいある
ミュージカルの劇場かな
小さな公園
住宅街には緑が多い
やっと駅に近づいた
これでパリに戻る
§パリに戻って夕食
ユーロスターで約2時間でパリに戻る。時差があるので3時間掛かった計算。
一旦、ホテルに戻り荷物を置く。
最後のパリの夜なのでメトロ「オペラ駅」から近くのレストラン(ル グラン カフェ カプシーヌ )でちゃんとした夕飯を食べる。
§夜のルーブル美術館へ
せっかくなので夜のルーブルを眺めに地下鉄で移動する。
夜もライトアップしてきれいである。
ちょうどその時、モデル撮影を行っていた。妖艶なブロンドの美人モデルである。
これは超ラッキーなチャンスだった。ちょっと控えめにカメラを向けて数枚撮影する。
夜の風景
ピラミッドもライトアップ
結構人がいる
なんともゴージャスなモデルさん
これは人形
ラーメン屋の前は多くの人だかり
今日の歩数は2.5万歩
7:30 ホテルを出て、パリ北口へ
8:20 パスポートコントロールで混雑
8:48 ユーロスター出発、10:00着(ロンドン時間)
10:00 セント・パンクラス駅着、1DAYトラベル(切符)を買って地下鉄でタワーヒルへ
11:00 セント・キャサリン・ドックに到着、昔働いていた会社に立ち寄る
11:30 テムズ川を西へ散歩
12:30 ミレニアムブリッジを渡りテートモダンへ(食べる所無し)
13:20 セントポール寺院近くのレストランでランチ
14:30 地下鉄でテンプルまで行きコートールド・ギャラリー
15:30 バスでピカデリーサーカスまで行き、買い物しながらオックスフォードまで歩く
16:30 地下鉄でラッセルスクエアまで行き、駅前のウエイトローズで買い物
17:15 ホテルチェックインし風呂と簡単な食事
18:30 地下鉄でピカデリーサーカスまで行く
19:00 ハー・マジェスティーズ・シアターに入場、オペラ座の怪人を観賞
21:00 ピカデリーサーカスから地下鉄に乗りホテルに戻る
今日はユーロスターに乗って、14年ぶりにイギリスに渡りロンドンに行く。
昔働いていた会社にも立ち寄る予定。昔の同僚はまだ残っているだろうか。
美術館巡りと、「オペラ座の怪人」が楽しみである。
§朝のホテル
朝7時前に着替えて地下の食堂に向かう。
朝一番乗りである。
好きなだけパンとサーモン、ハム、チーズを頂く。フルーツも忘れずに。
しかしこれだけ何種類もチーズがあると食べ比べるのでつい食べ過ぎてしまう。
もしかしたら随分太ったかもしれない。
フロントには、今日は戻らないことを伝えて置いて、ロンドンに向けて出発。
ホテルの部屋の窓から今日の天気を確認する
今日も朝食一番乗り、ここのチーズとサーモンは最高
パンとシリアルの種類が多い
ドリンクとフルーツも豊富
§ロンドンに向けて
地下鉄でロンドンへのユーロスターが出発するパリ北駅に移動。
8時前に到着したので時間に余裕があると思い、10分ほど駅の中の写真を撮る。
2階に上がると出国審査がありここが長蛇の列。特にEU意外の列は時間が掛かる。
約25分掛かって通り、荷物チェックを終えてやっと列車に乗り込む。
定刻の8:48より少し遅れて発進。座席は広くて快適だった。
パリの地下鉄、ここは割ときれいだ
出口を通る時には挟まれないよう注意
パリの北駅、改札も何も無いので、どの列車にも乗れる
おおっTGVだ。あまり掃除されていない
いろいろな人種が入り乱れている
入国審査官だにらみをきかせている
ハイソな英国女性の家族
もうすぐでロンドンだ
§ロンドンに着いた
2時間強でロンドンに到着。1時間の時差があり到着はロンドン時間の10時。
駅の出たところの自動販売機で地下鉄の1dayトラベルチケットを購入。
ロンドンの地下鉄はTubeと呼ばれている。暗くて狭いチューブの中を走っているイメージからだろう。
14年前の地下鉄はそんなイメージがあったが、今は違った。車両や駅がどれもきれいに成っている。
ロンドンオリンピックのお陰で整備されたのだろう。
綺麗な地下鉄でロンドン塔が近くのタワーヒル駅に向かう。
ルートマップ
St Pancras駅に到着
随分と列車がきれいになった
ロンドン塔からのロンドンブリッジ
§セントキャサリンドックへ
駅を出ると小雨が降っていた。ロンドン塔は処刑場という暗いイメージがあるため入らない。
少し歩いてセントキャサリンドックに向かう。
実はここに昔働いていた会社がある。
昔の同僚もいないので会社に立ち寄るつもりはないが、回りの様子を思い出したかった。
セントキャサリンドックはマリーナで小型から大型の船やヨットが停泊している。
昔よくランチを食べたディケンズ・インもそのままの形であった。
ロンドン橋に向かおうとして昔の会社の前を通ると、玄関前にどこか見覚えのある人物がいた。
昔の同僚だった。14年ぶりであるが、風貌は全く変わっていない。
彼の案内で元居た会社の中に入った。変わっているようで、変わっていないのかもしれない。
彼は会議室の名前はジュピターなど惑星の名前で、昔と変わっていないと話してくれたが、あまり記憶にない。
14年間ずっと会社に残って居るのは彼だけらしい。しかし会社の再編があるようで、もうすぐ辞めるかもしれないと言っていた。
また、東京で会おうと挨拶して別れた。
ここはヨットハーバーだ
昔の佇まいを持つディケンズイン
立派なボートも停泊中
回りは高級そなマンション
なぜこんなに近くに立てた?
14年ぶりに再会
オフィスに入る
受付の女性にも挨拶
§テムズ川散策
セントキャサリンからテムズ川沿いにミレニアムブリッジまで歩く。
天気は曇り時々小雨で、晴れなかったのは残念だ。
対岸の風景が昔と随分と変わった。近代的なしかも高層ビルが勝ち並んでいる。
それでいて古めかしいビルも残って居るという不思議な風景。
14年前には無かったミレニアムブリッジを渡ってテートギャラリーに向かう。
ここのレストランで昼食でもと思ったが内容と値段がイマイチなのでやめた。
セントポール大聖堂に向かって戻って歩き、適当なパブのようなレストランがあったのでここでランチ。
もちろんビール付きである。二人で£24.45(4,263円)だった。
10m先向こうはテムズ川
どこから見ても格好の良いロンドンブリッジ
反対側から
ロンドン塔の横を進む
窓に映ったザ・シャード
お土産ショップで指ぬきを購入
窓を使ってツーショット
異様な形のザ・シャード
先端に着陸するつもりか
上がミレニアムブリッジ
渡ってきたブリッジを振り返るとセントポール大聖堂
巨大シャボン玉ではしゃぐ人達
セントポール寺院
通りすがりのレストランでランチ。ビールは欠かせない
ポテトがたっぷり
チキンとベーコンのオリーブ炒め?
§コートールドギャラリーでじっくりと絵画鑑賞
地下鉄でTempleまで移動し、予定していたコートールドギャラリーに入る。
イギリスの美術館や博物館は無料の所が多いが、このコートールドギャラリーは入場料が一人£6(1000円)である。
でも入って良かった。有名な絵画がゴロゴロとあり、全く混んでいない。じっくりと好きな絵の前で立ち止まってじっくり観ることができた。
コートールドギャラリーには中に広場が広がっている
どこかで見たような絵ばかり
うっとりとみとれてしまう
§ピカデリーサーカスまでバス
ロンドンバスも随分と近代的になった。ライトはLEDで、黒煙を出しまくることも無い。
乗り心地も随分と良くなった感じだ。
ピカデリーサーカス周辺の店でティーポットとティーコゼを探したが、数も種類も随分と少なくなった。
紅茶の国イギリスでも最近は飲む機会が少なくなって来ているのか。
すっきりとして格好の良いロンドンバス
車窓からの風景
ビッグベンが見えた
ピカデリーサーカスから一本入った裏道のパブ
§ホテルへ
地下鉄でRussell Squareに移動し、ショッピングセンタのWaitroseで食材を調達して今夜のホテルに直行。
ホテルはロイヤルナショナルで快適性よりも利便性で選んだホテルである。
なんと大英博物館までは歩いて10分で行くことができる。
19:30開演のオペラ座の怪人まで、簡単な食事を取って小休止。
古めかしいRussell Square駅
ホテルのベッドルームはとてもシンプル
中庭は殺風景
夕飯は簡単なサンドイッチで
少し残しておこう
§オペラ座の怪人を観賞
ロンドンに来たらどうしてもオペラ座の怪人を観たかった。
これまで三度観たことはあるが、最初に観た感動が忘れられず、今回も是非観たいと思い、2月にネットでチケットを予約しておいた。
GRAND Circle F列の席で2人トータルで£94(16400円)だった。
何度見ても感動するミュージカルだった。
ここが劇場
中国人っぽい人
団体がやってきた
中のチケット売り場、ここで正式のチケットに交換
会場は円筒形でそれほど広くない
膜の合間、オペラ座のシャンデリアが引き上げられている
§ピカデリーサーカス周辺
22時を過ぎたというのに人であふれている
昔ロンドン三越があった辺りは何処だったのだろう
9:00 フラゴナールで香水や石けん等
9:30 ギャラリーラファイエットでお買い物
12:00 ギャラリーラファイエットの食堂でお昼
13:00 ホテルに荷物を運ぶ
13:30~15:30 モンマルトルへ、階段でサルクレール寺院まで
15:30 ギャラリーラファイエットの惣菜売り場、モノプリで惣菜
16:30 ホテルで惣菜の夕食
今日のスケジュールは買い物とモンマルトルへの観光である。
朝早くから店は開いていないので、今日はゆっくりと朝食を食べるこことができる。
今日の天気
§フラゴナールで香水や石けん等
朝8:50にホテルを出る。
目指すは香水で有名なフラゴナールである。
もちろん私が使う物ではない。妻が使う物と、娘へのお土産用である。
小さな瓶の香水の他に練り香水、香りの良い石けんを購入する。
追加でアロマキャンドル2つも購入。
§ギャラリーラファイエットでお買い物
フラゴナールとギャラリーラファイエットは目と鼻の先である。
開店と同時に店に入り、地下1階の免税コーナーに出向いて、免税となる店の場所と対象製品の説明を受ける。
食料品やマリアージュフレールの紅茶などは免税対象外である。
説明を受けた後、別館のリビング用品に行く。
ここの1階にはマリアージュフレールのお店があって甘い紅茶の香りが漂っている。
台所用品を見て回る。探しているのは5人用の大きめのティーポット。
明日のロンドンでも探すかもしれないが、パリで購入したほうが運ぶ手間が無くなる。
なかなか品があって実用的なティーポットが見つからなかったが、突然目に入ってきたのが真っ赤な魔法のランプのようなティーポット。
あのル・クルーゼ製だ。容量も十分そうなのでこれを購入する。
その他、タオルやxxxなど細かい物を購入。
その後1階でお土産用と自宅用で8箱のマルコポーロなどの紅茶を買う。
一端、二人は別れて、私は紳士物のカバンやベルトなどを眺める。二人いる息子達へのお土産も考えなけばならない。
しかしどれも高価である。ちょっと日本居たら買いそうも無い値段である。
ラファイエットの6階にはパリのお土産が買える一角があり、色々な人種の観光客で混雑している。
ここで妻と待ち合わせたが、既に妻は娘への財布の土産と、知人、親戚に配るようなお菓子などの袋を抱えていた。
6階にはレストランもあり、ここで昼食を食べることにする。
チキンローストセットとラザニア、スープ、ビール、フレッシュジュースなど、しめて3500円くらいだった。
食事の後は、妻は自分用?の買い物を続け、私は午前中に買った香水や石けん、ポット、紅茶、タオルなどをコロ付きのバックに詰めてホテルに一端運ぶことにした。
なんとも豪華なデパート
きらびやかなドーム天上から光が差す
ここはパリのお土産コーナー
フレッシュなオレンジジュース絞り器
レストランの窓からオペラ座が見える
お昼は骨付きチキンとブロッコリーとマッシュルームポテト
妻はラザニアと野菜スープ
やっぱりビールは欠かせない
§一旦ホテルへ
約1時間の自由時間である。ホテルに戻って部屋で寛ごうかなと思ったが、なんと扉を開けっ放しにして、清掃中だった。
少し不用心だなと思いながら、おじさんに挨拶して部屋の中に入り、買った土産をスーツケースの中にしまって鍵を掛ける。
ベッドで少し寝転んで休む予定は止めて、ロビーの椅子でしばらく休むことにした。
ロビーの隅にパソコンがあるので、フロントに男性に使っても良いかと聞き、もちろんと言われたのでネット検索してみる。
漢字変換はできないので、アルファベットで入力しようとしたが、フランスのキーボードはキーの配列が特別である。
左上が"A"でその下が"Q"と、日本と逆である。"Z"や"W"も逆だ。
なんとか入力して自分のブログを表示させることができた。ちゃんと日本語表示もされている。
しかし、使いづらいのでパソコンは止めて、スマホでホテルのWiFiに繫いでみる。かなり通信速度は遅いがメールくらいは読める。
そうこうしている内に1時間が経ってしまい、再びラファイエットに戻って妻と待ち合わせる。
フランス製キーボードは配列が変だ
§モンマルトルの丘
メトロに乗ってモンマルトルに近いAbbesses駅に向かう。
駅から地上に出たがモンマルトルの丘への道が分からない。
途中からケーブルカーに乗る予定だったが、その駅も見当たらない。
なんとなく人の流れる方向に歩いて行くと、汚い落書きのビルの横に階段があった。
多くの人が昇っているのでケーブルが諦めて階段で行くことにした。
階段を登って場所の確認のためスマホを操作していると、日本人の男性から声を掛けられた。
「ここでスマホを見せているとジプシーの娘が来てあっという間に盗られてしまうので止めたほうが良いですよ。私はここでiPhoneを3回盗られました」
と忠告された。彼は5年間パリに滞在ししているようだ。慌ててスマホを胸ポケットにしまう。
色々な絵画が展示されているマーケット広場に出た。
噂通り、ここには芸術家が多く住んでるのだろう。
綺麗な絵もあったが、クレジットでも購入可と書かれているとちょっと引いてしまう。それだけ値段も高いと言うことだ。
細い商店街を通ってサルクレール寺院に到着する。寺院の前には多くの観光客。階段に座ったりして写真を撮っている。
モンマルトルの丘と言うくらいだから、見晴らしが良い。
天気は曇りだがパリ市街が一望できる。
寺院の中に入ってみる。ここにはステンドグラスは無い。
1枚だけ写真を撮って外に出る。
正面は下り斜面の広場になっていて、左右に階段がある。
この階段を上ってきたほうが寺院を見ながらなので、良い写真を撮れたかもしれない。
よく見るとあちこちにジプシーの娘達が手に何かを持って歩いている。
手に持っているのはひも状のミサンガである。声を掛けると同時に、このミサンガを手首に巻いて、その後に法外な金額を請求するのが手口だそうだ。
さっそく気のよさそうなイタリア人のおじさんが捕まってミサンガを巻かれてる。
我々も何度か声を掛けられそうになるが、「ノー」と大声を出して足早に通り過ぎる。
立ち止まって写真を撮るのも危険だそうだ。
駅に向かう途中に土産物屋を冷やかす。駅前にクスミティーの店舗があったので、紅茶の値段とティーポットの大きさを確認する。
カラフルな缶の模様がクスミティーの特徴だ。
ルートマップ
階段を上がった広場には絵を販売する露店がいっぱい
でもけして安く無い
サルクレール寺院に向かう
寺院内の装飾はシンプル
正面から寺院を見上げる
多くの観光客が訪れている
寺院のテラスから下の公園を見る
パリの街並み
カラフルなカバン屋さん
駅は左かな
クスミティーのお店で
§オペラ座
戻ってオペラ座駅から地上に出る
裏には何か書かれている
§街の風景
ショッピングセンタの様子
黒を着ている人が多い
ラファイエットのシーズニング売り場
プロバンスハーブを買った
§本日買い求めたお土産
ピエール・エルメのマカロン
石けん、紅茶、ルクルーゼのティーポットなど
昨日のお土産と合わせると、もうスーツケース一杯になった
今日のスケジュール
8:00 ホテルを出発し、メトロでシテ島まで移動
8:30 雨のノートルダム寺院。中も豪華
9:10~10:00 サントシャペルで1時間ほど待ったが入れず。
10:00 ルーブル美術館まで歩く
10:30 ルーブル美術館のライオンの入り口から入場。妻転んで捻挫する。
10:30~13:00 ルーブル美術館で絵など鑑賞
13:00 Paulのサンドイッチでお昼
13:30~15:00 20分待って入場。オランジュリー美術館
15:00 サントシャペルへ、ミュージアムパス優先ではいってしまう
15:30 ノートルダム寺院の塔への入場長蛇の列で諦める
16:00 ポンピドゥーセンタ見学
17:30 ホテルに戻って休憩
18:00 Bocoで夕飯
ルートマップ(シテ島からコンコルド広場)
§ノートルダム寺院
今朝もパンにチーズとサーモン&ハムを挟んだ朝食をしっかりと食べてパワーの充電を行う。
朝8:00、曇天の中、ホテルを出発。気温14℃。
ノートルダムまではメトロ⑭に乗ってChateletまで行き、そこからシテ島に歩いて向かう。
今にも雨が降り出しそうな天気だ。
駅からノートルダム寺院は歩いて15分くらい。
とうとう雨が降ってきたので折りたたみ傘をだす。
傘を持つと両手でカメラを構えられないのが困る。
8:42 ノートルダム寺院に入る。ここは教会なので無料である。
入って驚かされるのは、その大きさと美しさと重厚感である。
遙か遠くにバラ窓が見え、天井もとても高い。柱や天井のライトアップが見事である。
朝早いので観光客も少ないためゆっくりと時間を掛けて歩いて、写真が撮れるのはうれしい。
しかし、ここはステンドグラスが見事である。正面のバラ窓だけで無く、横側の小部屋の窓も全てステンドグラスで、その美しさに感動させられる。
ゆっくりと30分ほど掛けて寺院の中を回る。
外はまだ雨が降っている。傘を差して次の目的地のサントシャペルに向かう。
googleマップの問題かその見方の問題か分からないが道を間違えて、シテ島を半周してサントシャペルに到着。
既に30人くらいが行列を作っている。
9:30に開館の予定だが、その時間が過ぎても行列は前に進まない。逆に後ろはどんどんと列が長く成っている。
何のアナウンスも無く10時を過ぎてしまった。
前に列んでいた高校生の団体が待ちきれずに列から抜けたので、入り口門近くまで進んだ。
入り口は2つあって、1つは裁判所に入る入り口で、ここからは大きなカバンを持った検察官や判事と思われる人達がどんどんと入っている。
一方、右側の入り口は、行列している人達が待っているだけで動きがない。
しばらくして(10:05)、裁判の関係で後1時間はサントシャペルには入れないことが分かり、入場を諦める。
§ルーブル美術館
サントシャペルからルーブル美術館まで小雨の中を歩く。
ルーブル美術館の東端の建物から入場しようとしたが入場できない。
建物の横を通って西に向かう。また入り口があったので入ったら、中の広場に出た。
ガラスのピラミッド周辺には、入場を待つ長蛇の列。この列には並びたくない。
雨の中、更にセーヌ川沿いに西に歩くとライオンの像があった。ここは全く列んでいない。
ミュージアムパスを持っている人だけの嬉しい入場口である。
早速中に入るが、突然妻がよろめいて倒れた。
段差に気づかずに足首を捻ったらしい。足首が痛そうである。
しかし、これでは広いルーブルの中を移動出来ないばかりか、これ以降の観光名所の移動にも師匠が出る。
しばらく椅子に座って様子を見たが、なんとか歩けると言うことなのでルーブル館内巡りを開始する。
ルーブル美術館は知っての通り、とてつもなく広い。しかも、貴重な観賞すべき作品は何万点もある。
その内から、有名どころの作品をお薦めとして、美術館のガイドブックには地図上と部屋番号が書かれている。
それを頼りに行くが、部屋が工事中だったり、通り抜け出来なかったり、貸出中だったりで、なかなか作品を探し出せないものもあった。
日本の美術館と違って、壁に適度な間隔を置いてポツポツと作品を展示しているのでは無く、出し惜しみせずに壁一杯に所狭しと展示しているのには、慣れていないせいもあるが、希少価値が薄く感じて、有り難みが少ない感じがする。
さすがにモナリザは、広い部屋の壁に1枚だけ飾ってあった。しかしその絵を見ようとする人の多いこと。
カメラやスマホで、絵と一緒に写真に写ろうとするのはどうだろうか。
そう、ここの美術館は写真撮影可のため、どんどん気に入った絵もそうで無い絵もデジカメで撮影することができる。
うまく写真を撮らねばと言う気持が、じっくりと絵を眺める姿勢を阻害している気がする。
転んで怪我をする
ルートマップ
§オランジュリー美術館
§再びサントシャペル
§パリ市庁舎を通りポンピドゥセンターへ
§coboレストラン
8:20 ホテル出発 マドレーヌ寺院、コンコルド広場を通ってオルセー美術館まで歩く
9:15 オルセー美術館到着。
9:35~12:05 オルセー美術館
12:05 オルセー美術館を出て歩く。途中スーパーで買い物
12:50 ロダン美術館。庭で昼食
14:05 ドーム教会
14:20 奇跡のメダル教会
地下鉄で移動
15:20~16:00 ニシム・ド・カモンド美術館
16:10~ モンソー公園で一休みして凱旋門に向かう
16:45 凱旋門。工事のため入館できず
16:55~18:10シャンゼリゼ通りを歩いてホテルに戻る
19:15 L'eon de Brussel、ベルギー料理
22:00 セーヌ川に掛かる橋からシャンパンシャワー
§ホテルの朝ご飯
パリ2日目の朝はまだ時差ボケが酷い。日本でも同じだが、朝5時には目が覚めてしまう。
それなら時差ボケはしていない? しかし眠くて怠い。
怠いままだと今日と明日の美術館めぐりに影響があるので、気合いを入れて頑張る必要がある。
その源となるのが食事である。
昨日はパンのテイクアウトだったので、今日が初めてのホテルでの朝食である。
地下の食堂はけして広く無い。2人用のテーブルが8つくらいあっただろうか。
我々が1番乗りで、コーヒーか紅茶かを聞かれたので紅茶をお願いする。
料理はすべてセルフサービスで、数種類のパン、くだもの、ヨーグルト、シリアル、牛乳、トマトやグレープジュース
玉子、チーズ、サーモンとハム、ピクルスが整然とならべられており、好きなだけ皿に取って食べることができる。
嬉しいのがチーズとハムの種類が多いことである(今日は3種類)。
パンの上にチーズとハムあるいはピクルスとサーモンを載せてかぶりつくと、色々な味が混ざり合ってとても美味しい。
パンもチーズ&ハムも2度ほどおかわりを取りにいて、最後にバターたっぷりのパウンドケーキでお腹いっぱいになった。
ハート形のチーズが可愛い
一番乗り
マリアージュの紅茶を入れてくれる
§オルセーまで
気温13℃で晴れ。気持ちの良い朝である。
8時20頃にホテルを出て、マドレーヌ寺院を通ってコンコルド広場に向かう。
セーヌ川を渡って左に折れて、歩いて9:00頃にはオルセー美術館に着くつもりだったが、どうも地図を見間違えたらしく、さらにもう1橋分歩く必要があり、到着したのは9:15。すでに20名ほどの入場待ち行列が出来ていた。
我々は2日間自由に各種の美術館に自由に出入り出来るミュージアムパスを持っているので、それ専用の入り口に並ぶ。
たまたま2列めの先頭だったので、1列目の先頭にいる日本人夫婦を話す機会があった。
横浜に住んでいる60歳くらいのご夫婦でパリへの旅行は3回目、今回は美術館をゆったり廻るために、10日間をコンドミニアムに滞在し、6日間のミュージアムパスを買い、今日が初日らいしい。
ガンガンと郊外や国外にでかける我々の旅行スタイルとは全く反対のようだ。
9:30の開館と同時にお二人は入場して行き、数分後には我々も入場することができた。
青空にクッキリとマドレーヌ寺院が浮かぶ
コンコルド広場からセーヌ川方向を望む
凱旋門の方向
セーヌ川は静かだ
エッフェル塔をもう少しズーム
オルセーに到着。この行列には列ばない
§オルセー美術館
私は2度目の入館だと思ったが、あまり覚えていない。
とにかく入ってみると奥行きが200mくらいあるドーム形状となっており、また大きな窓時計があり、元が列車の駅であった名残である。
残念ながらここは写真撮影禁止となっていた。
日本では、1枚だけでも行列ができる有名な絵を、じっくりと絵を堪能することができた。
マネの「笛を吹く少年」「草上の昼食」
モネの「日傘の女」
ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」「習作 : 日の当たる女の上半身」 などなど
ドガの絵だけを集めたドガ展が催されていたが、別な入り口になっているので有料の特別展示かと思い、入らずにいたが、何処にもドガの有名な絵がないので、おかしいなと思い、既に長蛇の列と化していたドガ展の入り口に並んでみる。
優先チケットを持っている人は早く入場すうことが出来るが、単なるミュージアムパスでは入ることができるが優先権は無い。
入場するまで30分以上掛かってしまった上に、中は寿司詰め状態で、近くで絵を眺めるにはゆっくり流れる列に着かなければならない。それほど時間も無いので、割と駆け足で、ドガ展を駆け抜けてしまった。少し残念。
ドガの「バレエの教室」「アイロンをかける洗濯女」 など
一番奥の2階から入り口を撮影
巨大な時計越しにパリの街が見える
§パリ散歩
次の目的地に移動しなければならないので、美術館を出る。既に12時を廻っている。
少しお腹が空いたが、レストランに入って食べる時間も(お金も)無いので、お昼は途中のスーパでサンドイッチとジュース(と何故かチョコ)を買って、荷物を持って歩く。
恐竜のお土産?
至る所でバラが売られている
このまままっすぐ進む
スーパーのサンドイッチ売り場
横にジュースも売っている
歩道にテーブルを並べてカフェも開店
エッフェル塔の状差し
アパートだろうか
市庁舎?
§ロダン美術館
ロダン美術館は、遺産的な価値がある?旧市街地を通り、約40分程歩いた所にあった。
※今日は、Googleマップとパリ市街地図の両方を駆使して、移動している。Googleマップの現在地表示は相変わらず反応が悪い。
ロダン美術館も人気のある美術館のようで、入り口には入場券を購入する観光客20人ほどが列をなしていた。
我々はミュージアムパスがあるので、横の入り口から並ばずに入るこことができる。とても便利だ。
入ってまずサンドイッチを食べることができる場所を探す。
少し森になっている場所があり、人目に晒されないベンチもあって、ここでランチを食べることにする。
ハーブ入りのサンドイッチだったが、ちょっとクセはあるものの美味しい。
一緒に買ったチョコレートもなかなか日本では味わえないなめらかさが有って美味しかった。
庭を一周した後で、入り口近くの「考える人」の彫刻を眺める。樹木とバラに囲まれた庭の中にあり、格調高い演出だ。
作品が展示されている建物にも入る。
ロダンはもっと古い中世の人かと勘違いしていた。実は1840~1917の間生きた近代の彫刻だった。
※後で調べたことだが、ロダンの生涯は波瀾万丈だったこと、「考える人」は元々地獄の門を「見る人」だったことが分かった。
中庭にあるお尻のオブジェ
裏庭にはバラが沢山咲いている
ここから見ると人は少なそうだが、この時だけ
こんな彫刻もある
これが「(下を)見る人」
ここにもバラ
バラ園みたいだ
ロダン美術館の横に金色のドーム屋根を持つ教会(その名もズバリドーム教会)に立ち寄る。
中に入ろうとしたが、有料だったので諦める。
近くに来ると、意外に大きな建物だった
§奇跡のメダル教会
そこから東に20分歩くと「奇跡のメダル教会」に着く。ところが門が閉まっており、門の前には20名ほどの人が開門を待っている。
14:30に開くとのことなので、10分ほど待つ。
多くの人は、開門と同時に教会に向かった。我々もいきなり売店は無いだろうと言うことで、教会に入りお祈りをする。
思ったほど売店は混雑していない。金、銀、青の色と、厚さ、大きさのバリエーションがあって、値段も手頃でお土産には最適だ。
ではあるが、家族5人分とあと数枚の10枚程度を購入した。
http://paris.navi.com/miru/148/
やっと開門
上の様なメダル(高さ2cmくらい)が販売されている
§ニシム・ド・カモンド美術館
地下鉄の乗り降りもなんとか慣れた。
しかし、地下鉄から地上に出た後の方向が分からない。
東京のように地図は掲載されていない。
Googleマップを起動しても、なかなか現在地を表示してくれない。GPSとの交信がうまく行っていないのか。
イギリスにいた時は、全ての道路に名前が付いてその名前を検索すれば、いま何処に居るのかが分かった。
パリも同じように道路には名前が付いているようだが、あまり分かり易い場所に書かれていない。
また、手元にあるパリの市街地図には細かい道路には名前が書かれていない。
同様か迷っているうちにGoogleマップが現在地を示すようになった。
これで大体の位置と、行くべき方向がわかった。
やっとニシム・ド・カモンド美術館に到着。
外からはここが美術館だとはなかなか分からない。ちょっと大きめの垂れ幕が下がっているくらいで、他の建物と区別がつかない。
ここは、1911年パリの銀行家、カモンド伯爵が建てた個人邸宅で、ヴェルサイユ宮殿敷地内にあるマリー・アントワネットのお気に入りだった離宮、プチ・トリアノンを真似て造られた建物で、建物全体がが美術館になっている。
ここもミュージアムパスで無料で入ることができる。
他の美術館と違って訪れる観光客は少なく、どの部屋の家具は装飾類もゆっくりと鑑賞することができる。
部屋の様子は、本当に絢爛豪華だ。たぶん我々平民は、こんな豪華な部屋では落ち着いて過ごすことはできないだろう。
ちょうど100年前、カモンド伯爵やその家族はどのような生活を送っていたのだろうか。
食べ物は?衣類は?外出は?乗り物は?趣味は? などなど色々と空想してしまう。
§モンソー公園
美術館を出て少し歩きモンソー公園の中に入る。
今日は日曜日だからであろうか、多くの市民が家族で、友達同士で、カップルで芝生や椅子に座りながら、あるいは寝転びながら思い思いの時間を過ごしている。
日本時間では23時過ぎなので、我々も少し芝生の上で寝転がることにした。
しかし、地面はちゃんと乾いていないようで、お尻が少し冷たくなってきたため、慌てて起き上がって、公園の中を散歩する。
公園の北側に出た。この道路の公園側にはテントで作られたアンティークショップが10数件並んでいる。
お宝でも発見できるかなと店に入ろうと思ったが、立派な絵や花瓶が飾られており、一目でガレと分かる壺も見えた。
どれも100万以上はするような本当のお宝のようだった。真贋の区別は着けられないが・・・・。
皆、草の上に座っているが・・・・
小高い丘もある
パリ市民の憩いの公園のようだ
アンティークショップが並ぶ
§凱旋門へ
モンソー公園から凱旋門まで歩く、約15分。
凱旋門に近づくにつれて、観光客が多くなって来る。
凱旋門は上の右半分が工事中である。このため、写真を撮ってもあまり絵にならない。
ミュージアムパスでここも無料で入場できるので上の展望台まで昇るつもりだったが、今の時間帯は入場禁止となっていてとても残念だった。
しかし、観光客が多い。特に凱旋門からコンコルド広場に伸びるシャンゼリゼ通りは、数十mの歩道があるが休日を楽しむ人達で混雑している。
我々もいくつかの店舗を冷やかしたが、特にお土産になりそうなものや面白そうなものは無かった。
と言うか、足が疲れてきたし、眠くなってきて今日は早くホテルに帰りたいと言うのが本音であった。
歩くこと約1時間。マドレーヌ寺院の周りのお店をチェックしながらホテルに戻る。
もう少しで凱旋門だ
工事中の凱旋門。モデルは中国人?
シャンゼリゼ通りを前にして
どこも人が多い
犬も散歩中
1階がブランド品のショップになっている
§ベルギー料理
ホテルで小休止。お昼が軽めだったので、お腹が空いてきた。夕飯はレストランに出かける。
日本のガイドブックにも出ているオペラ座近くのベルギー料理店に決める。
店はそれほど混んでは居なかった。通された席の周りには日本人観光客が多かった。
小さい二人の子供連れの家族が訪れていたが、雰囲気から駐在員家族の様に見える。
ベルギー料理店に来たらムール貝を食べない訳に行かない。
もう一品シーフードサラダにしようか、シーフードプライにしようか迷った。後者を選んだつもりが、両方ともオーダされたことになっていた。
どちらもおいしそうだったのでそのまま食べることにした。
そしてベルギー料理と言えば、ベルギービールである。
ここでは数種類のビールが選べ、さらに大きな(1パイント?)グラスでも注文できる。
喉がカラカラなので、別別の銘柄で、二人とも大グラスを注文した。
料理の味はと言うと、鍋に入ってきたムール貝蒸しは、味はまあまあだったが、プリプリ感、つまり新鮮さが無かった。
通は空いた貝殻でピンセットみたいに身をはさんで食べるのだが、周りでそれをやっている人は居なかった。
大きな海老とサーモンが乗ったシーフードサラダとムール貝の身も入っている唐揚げはとても美味しかった。
食も進んで、ビールも進んで、2杯目のビールを注文する。
お腹も一杯、ほろ酔い気分でホテルに戻った。
大ジョッキで乾杯。手前はシーフードのフライ
周りに日本人が多い
でてきました、ムール貝
シーフードのサラダもなかなかイケル
入り口の看板
§夜景を見に
足も疲れているし、ここまま眠りたいとベッドの上に横たわったが、妻から、「エッフェル塔のシャンパンシャワーを見に行こう」との誘いがあった。
一人で行かせるのは危険だし、天気も悪くないので夜景を撮影する為には良い方と思い渋々一緒に行くことにした。
コンコルド広場には、我々のように夜景を見に来た観光客で、賑わっている。
夜景撮影のために三脚ではなく一脚をカメラに固定して撮影するが、シャッタースピードが1/10以下だと手ぶれしてしまうので注意が必要だ。
22:30 やっとホテルに戻ってきた。さすがに疲れた。
万歩計の歩数を見ると、なんと3万2000歩。この歩数は尾瀬散策以来の記録だ。
前日にお願いしておいた、ホテル受付で食堂からパンを分けて貰って7:15にホテルを出る。
オペラ座からメトロに乗って、パリ東駅に行って、TGVでナンシーまで行くためだ。
なぜナンシーに行くかは過去のブログを見て欲しい。
16年前の夏に、車でフランス半周旅行した折りに、ナンシーに立ち寄って、ガレの空間と思えるような美術館に立ち寄り、美味しいランチを食べて、とても印象深い街だったからだ。
ランチを食べたレストランもネットで調べて、名前はちょと変わったが、同じ場所にあることがわかった。
メトロの乗り降りも問題無く行えた。
何処行きのホームは、終点の駅を覚えておく必要がある。
次の駅が何処なのかの掲示板は殆ど無い。
思っていたよりも車両は小さく汚い。
社内には電光掲示板も無く、アナウンスも無い。
メトロ地図で停まる駅名を確認しながら、パリ東駅に着いた。
§パリ東駅
出発まで30分以上あるので、カフェでカプチーノ(3EUR)を2杯注文して、ホテルで貰ったパンを食べる。
3種類のパンだったが、どれもクセも無く美味しい。でもびっくりする程でも無い。
時間になったのでTGVに乗車する。
QRコードが印刷している紙は持っているが、それをかざすことも無く乗車。
車掌と覚しき人に、紙を見せてこの列車で良いかと確認はしたものの、誰にも切符を持っているか確認することは行っていない。
乗ろうと思えば誰でも乗れてしまうようだ。
検札があるかと思っていたが、それも無かった。
(無賃乗車の場合は相当額の罰金が科せられるらしいので、それで不正が防止されているのだろうか)
ちなみに予約時期が早く、料金の差があまり無ったので1等席を予約してた。
1列3席なので、席は余裕である。しかし、進行方向とは逆向きである(座席は回転しない)上に、窓には柱があってあまり景色を楽しめない。
ここが、料金が安かった理由なのかもしれない。
妻は直ぐに居眠りを始めたが、私は空いていたシングル席に移動して、車窓の景色を眺めていた。
堂々としたパリ東駅
カフェでコーヒーを頼み、ホテルで貰ったパンで朝食
TGVの前で一枚
ナンシーに着くまでにもう1駅に停まるようだ
1等の堰は広くて快適だ
ナンシーに向かうに連れて天気も良くなってきた
§ナンシーの街
ほぼ定刻にナンシーに到着した。
観光案内所で地図を貰ったがフランス語版しかなかった。
頼りにするのはGoogleマップだが、昨日を同じように現在地を確定するのに時間が掛かる。
それでも今いる場所が駅の東側で、ナンシー派美術館があるのは反対側であることが分かった。
街中はバスレーンがあって頻繁にパスが行き来しているが、乗り方も方向も分からないの、
美術館までは、もらった地図と不安定なGoogleマップを併用して、30分間歩いた。
ナンシー1日観光のルートマップ
バスが近代的だ
古い町並み
左の塔がおもしろい
§ナンシー派美術館
目の前に美術館の入り口の所で、如何にも日本人と言う団体が入っていった。
かなりシニア層の人達だった。近年ナンシーは人気が無く、フランスのガイドブックを何冊か調べてみたが載っていない。
一番人気はモンサンミッシェルらしい。
日本人の団体に先駆けて入場。一人6EURだった。
16年前ここに来たときは、子供が小さかったことと駐車場が見つからなかったため、
妻とは別々に大急ぎで館内を回った記憶がある。
確か撮影禁止だったからだと思うが、館内の写真は1枚も残っていない。
でも鮮明に覚えていたのは、葡萄の蔓が天上まで伸びて異様なまでに生命力を感じさせた天蓋ベッドだったが、今はそれが残っていなかった。
別の美術館を勘違いしていたのかもしれない。
確かにアール・ヌーヴォーの曲線に満ちあふれた作品はたくさん展示されているが、圧倒させるもの、感動させるものが少ない気がした。
これまで勝手に期待を膨らませていた反動かもしれない。
でも、大好きなガレの作品を沢山見ることができたのは嬉しかった。
二階では、日本のテレビ局の撮影クルー10名ほどが、ガレの作品を撮影していた。
どこの局かは分からなかったが、いづれ日本で放映されるのだろうか。
§ナンシーの街
ナンシー派美術館からスタニラス広場に向かうが、同じ道を通るのも芸が無いので、
一本北の道を歩く。
16年前はこの辺りを車で走ったハズであるが、全く覚えていない。
鉄道よりも西のエリアはあまり活気が無く、古くて汚い建物が多い気がする。
観光客が減って寂れてきたのだろうか。16年前はどうだったか覚えてはいないが。
§マカロン屋
ナンシーには、マカロンの元祖といわれている有名なマカロンがある。
革命以前に作られていたレシピそのまま、作り方もまったく変えていないらしい。
そのマカロンを売っている店、ゾン・デ・スール・マカロンに立ち寄る。
マカロンだけで無くチョコレートも販売しており、前の客が何種類ものチョコを量り売りしているので時間が掛かる。
やっと我々の順番が来た。まずナンシー名物のマカロンを1シート(12個)を注文。
店員の話では日持ちがするパックに包まれた物もあるようだが、通常版を買った。
ホテルで味見したいからだ。
その他、ハートの形をしたチョコとギモーヴなどを購入。締めて26.25EUR、高いのか安いのか分からない。
入り口も店内もそれ程広くない
いろんなお菓子が売られている
チョコレート類の数々
§スタニラス広場
マカロン屋からスタニラス広場までは目と鼻の先である。
金色に飾られたゲートをくぐると広大な石畳の広場が拡がる。
なんとここは世界遺産に登録されている。
広場中央には、1831年に設置されたスタニスラスの像が建っている。
四隅にはロココ様式の美しい金属細工が施された鉄柵があってとても豪華な広場だ。
ここが入り口
スタニスラスさん
この噴水がまた豪華
カリエール広場に向かう
街灯も装飾が見事
Saint Epvre教会
§ランチ
カリエール広場を北上し、左に折れると巨大で立派な教会がそびえ立つ。
この教会はなんとなく記憶に残っている。16年前はこの近くに駐車したからだ。
目的のレストランはこの教会の近くにあって、名前は「La Toq'」。
16年前は「La Toque」という名前だったが、改名したようだ。
昔は、外にテラス席がありオープンな雰囲気だったが、今は無く何となく入りにくそうな雰囲気だ。
ドアにはランチと覚しきプレートが掛かってるが、フランス語なので良く分からない。
何かの料理が25EURであることは分かったが・・・・
他の店しようかちょっと迷ったが、意を決してドアを開けて中に入る。
中に入って驚いたのは、満席に近いくらい混んでいたのと、客層がスーツにネクタイ、お洒落なドレス姿の人が多かったこと。
日本人の観光客はちょっと場違いな雰囲気ではあったが、その横を通って2階に上がる。
パーティ用の大きなテーブルと、丸テーブルが2つ。誰もいない。
ウエイトレスがメニューを持ってきたが、フランス語なので読めない。
英語版はあるかどうか聞いたが、無いとのこと。
玄関に書かれていた25EURのメニューは見つからず、たぶんランチコースと思われる料理(30EUR)があったので、
内容を確認しようとウエイトレスに聞いてみたが、彼女は全く英語が通じないためどんな料理かわかならい。
前菜もメインも2種類から選べるので、妻とは別々の料理を食べることにした。
ドリンクはビールを頼んだが、ビールと一緒に前菜なのかカナッペみたいなものが運ばれてきた。
食べてみると、サーモンのような気がするが変わったフレーバーがして美味しい。
この後、もう1種類の前菜、メインと続くが、メインが2種類来て、なぜか妻だけがメインの3皿目が来る。
本当に30EURの料理なのか、後で追加請求が来るのではないかと心配してしまう。
どの料理もハーブが効いていて、この微妙なクセが日本では味わったことのない風味になっていて、なかなか美味しい。
創作フランス料理と言ったところか。
メイン2品を食べてほぼ満腹な上に、ボリューム満点のデザートが運ばれてくる。
チョコのデザートは美味しいが甘過ぎ。これは妻が頑張って食べる。
口直しにコーヒーを頼むと、さらにプチケーキが運ばれてくる。
さすがにこのプチケーキまでは手を出せない。
駅までは徒歩で帰らなければないので、あまりゆっくりとしてもいられない。
早々に勘定(チェック)をお願いした。苔だけは英語が通じた。
さて心配したお値段は、84.5EUR。30EUR×2にビールと水とコーヒーの値段が追加されていた。
料理の質で考えたら、ちょっと高めではあるが妥当な値段か。
ご馳走さまを言って店を出る。
地味な外観。メニューの看板も無い
前菜、これで二人分
白身魚のフライが乗っている
燻製されたサーモンとハーブ
春巻きに似た味?
白アスパラのクリーム煮
ビーフ、食べ応えがある
チキン?
チョコのデザート
イチゴのムース
内装はとても近代的
さらにスイーツが追加
§広場に戻って
スタニラス広場に戻ると、少し日が差し来た。
するとどこからとも無く、賑やかな音楽が聞こえてくる。
ラッパと太鼓のリズミカルな音楽。
音のする方を見ると、楽団?の中に花嫁がいる。もちろん花婿もいる。
こんなに賑やかな演奏は結婚式に向かう時の慣例なのだろうか。
どうぞお幸せに。
途中、スーパーでお土産用のお菓子を買い、15:10発のTGVに乗ってパリに戻る。
もう一度Saint Epvre教会
煙突は今でも利用しているのだろうか
スタニラス広場まで戻る
結婚式の花嫁
後ろの人が楽団
少し晴れたスタニラス広場
ナンシーの街
§エッフェル塔
パリに着いて、一旦ホテルに戻ってお土産を置き、一息ついてからまた出かける。
エッフェル塔の南にあるシャンドマルス公園に着いたのが18:00頃。まだまだ日は高く明るい。
広い公園の真ん中にそそり立つエッフェル塔は圧巻。
暗い雲に被われているかと思ったら、日が差してきて、天気が良いのか悪いのか分からない。
公園をエッフェル塔に向かって歩く。テニスの全仏大会が行われている関係かテニスのイベントが行われている。
エッフェル塔の下は、塔に登ろうとしている観光客でごった返している。
セーヌ川に架かる橋を渡ってシャイヨー宮に向かう。
トロカデロ広場の真ん中には巨大な噴水が水を放っている。
その周りでは酪農まつりみたいなイベントが開催されていて、多くの人達が集まっている。
それを横目で見ながらシャイヨー宮手前の石垣に座る。急に眠気が襲ってきた。
日本は夜中の2時過ぎであるから仕方が無い。
ナンシーでの長距離歩きも疲れの原因になっているに違いない。
日本から持って来た麦茶を飲んで元気を付ける。
ルートマップ
シャンドマルス公園から
天気が良いのか悪いのか分からない
エッフェル塔の下から。宇宙船みたい
下から見上げるとすごい迫力
セーヌ川に掛かる橋からの風景
対岸からのエッフェル塔
ここも多くの観光客で賑わっている。
皆、思い思いのポーズで自分たちとエッフェル塔を写真に撮っている。
今回、三脚は持ってこなかった。三脚を立てて自分たちの写真を撮ったら、撮っている間にカメラごと盗まれそうだったからである。
でも三脚を立てて撮影している人は多い。
別の観光客に頼んで写真を撮って貰うことも、カメラを盗まれそうで怖かったので、それもやらなかった。
でも結構、写真を撮ってほしいと声を掛けられる。
それほど物騒な街では無いのではないかと、だんだん思うようになってきた。
しかし、小さいエッフェル塔の置物をお土産にどうかと聞いてくる売り子達は沢山いる。
なぜか男性が多い。年齢層はバラバラ。
一度「ノー」を言っても、また別の売り子が現れるので、石垣に座っていると何度も「ノー、ノー」を連発しなければならない。
実はセーヌ川ナイトクルーズは暗くないと雰囲気が出ないので、9時から乗る予定にしており、まだ1時間半くらい時間があるので、手持ち無沙汰なのだ。
そうかと言ってあちこち歩き回れるほど、元気は残っていない。歩き過ぎで足が重い。
手軽なカフェでお茶でもと思ってトロカデロ駅周辺を回ってみたが、しっかりとしたディナーコースメニューを出しているカフェばかりだったので、素通りする。
シャイヨー宮に戻るとさらに人が増えている。今度は自転車ツーリング仲間らしく、あちこちに自転車を乗り捨てて団体で写真を撮り合っている。
ゆっくりとトロカデロ広場に降りて行き、酪農まつりに顔を出してみる。
体が少し冷えてきたので、暖かい野菜スープを3ユーロで購入。
ちょっと煮詰まった感じのスープだったがハーブの風味が効いていて美味しかった。
スープをすすっていたら急に雨が降り出してきた。西の空が真っ黒である。
幸い傘は携帯していたので、差しながらエッフェル塔に向かう。
エッフェル塔を眺めると、なんとこの雨と夕日のお陰でエッフェル塔をまたぐ大きな虹が出ているではないか。
慌てて傘をデイパックの横に押し込み、中からカメラを取り出す。
エッフェル塔と虹の全体を写真に納めるには、少しエッフェル塔に近づきすぎたようだ。
シャイヨー宮に居たら、もっと感動的な写真が撮れていたかもしれない。
雨は程なくあがったが、虹はしばらく残っていた。これからのパリ旅行を祝福してくれるような虹だった。
§セーヌ川ナイトクルーズ
セーヌ川クルーズの乗り場に向かう。
20:40頃なので少し早すぎるかなと思ったが、上り付近は長蛇の列ができている。
15分くらいは待っただろうか。21時を待たずにクルーズ船は出発した。
船内はどれだけ混雑するのか心配だったが、7割くらいの乗船率だろうか。
特に2階の展望デッキは、雨が降った直後なので、座席も濡れており、また風が涼しくなってきた事もあり、3割くらいしか席は埋まっていない。
もっとも先頭に居る人達は、立ったまま船の行き先を見ている。
船はエッフェル塔下の船着き場を出て、東に進み、ループル美術館やオルセー美術館を過ぎてノートルダム寺院のあるシテ島をグルッと回って、船着き場に戻る約1時間のクルーズである。
出発して時は、まだ明るかったが、徐々に暗くなって行き、美術館などの建物もライトアップされてきた。
行き交う船もライトアップを始めた。
暗くなるにつれ気温も下がってきており、妻は寒さに耐えかねて持って来た手袋をはめている。
私は長袖のジャケットなので大丈夫だが、カメラを持つ手がどんどんと冷たくなってきた。
船着き場に近づこうとすると、船が停まって何かアナウンスが流れた。
しばらくすると目の前に立っている真っ暗なエッフェル塔がチカチカと光り出した。
ちょうど22時になって、エッフェル塔がライトアップされるシャンパンシャワーが始まったのだ。
船からサービスでシャンパンシャワーの間は着岸せずに待っていてくれた。
頑張って写真を撮ってみたが、このシャンパンシャワーを写真に納めるのは、三脚が無いと難しいと思った。
興奮冷めやらぬ気持ちで、下船して、またエッフェル塔の横の暗い夜道を通って地下鉄に乗ってホテルに向かった。
しかし、今日は長い一日だった。
その記念にと、海外旅行を計画した。
イギリスから戻って14年。出張で東南アジア方面に数回会社の出張はあったものの、妻との海外旅行はなかった。
どこに行こうか候補は何カ所かあった。
イタリア、スペイン、オーストリア、フランス、イギリスなど。
食事が美味しいイタリアが一押しだったが、ロンドンにも外せないこと考えると、結局はパリとロンドンとなった。
月初は仕事が立て込むので、期間は5/23(金)~5/31(土)の7泊9日とした。
パリのホテルに滞在して、美術館を巡ったり、1泊2日でロンドンに行く計画を立てた。
大まかなスケジュールは以下の通り
5/23(金)羽田(10:25)→パリ(15:45)航空機移動
5/24(土)ナンシー観光(TGV)、セーヌ川クルーズ
5/25(日)美術館巡り(オルセー美術館、ロダン美術館)、モンパルナスタワー
5/26(月)美術館巡り(ノートルダム寺院、セントシャペル教会、ルーブル美術館、オランジュリー美術館)
5/27(火)買い物デー、モンマルトルの丘
5/28(水)ロンドンへ(ユーロスター)、ミレニアムマイル、ミレニアムブリッジ、コードールドギャラリ、オペラ座の怪人
5/29(木)大英博物館、チャイナタウン、買い物、パリへ(ユーロスター)
5/30(金)ジベルニー観光、買い物、パリ出発(21:10)
5/31(土)羽田(15:55)到着
しかし、3月から羽田空港からの海外便が増便され、羽田発着の飛行機を利用できたのはとても時間の余裕が有り、とても楽だった。
加えて、今回はインターネットを利用して以下のチケットを事前に(物によっては5ヶ月ほど前に)購入して置いたので、
現金の用意や、窓口ので対応が無かったのでとてもスムーズに移動できた。
(1)ロンドンのホテル
(2)ナンシ-往復のTGVのチケット
(3)ロンドン往復のユーロスターのチケット
(4)パリのミュージアムパス(2日券)とセーヌ川クルーズのチケット
(5)オペラ座の怪人のチケット
(6)ロンドンの地下鉄の1日券(トラベルチケット)←※これは日にちを間違えて払い戻しして貰い、現地の自動販売機で購入
(7)ホテルから空港までの送迎バウチャ
特に(1)、(2)、(5)については、QRコード(に似た)が付いたeチケットなので、送料は不要だし、pdfファイルを紙に印刷して持って行くだけで済む。
イギリスにいた頃は、(日本の旅行会社は割高なので)現地の旅行会社に直接出向いて、航空機とホテルを予約したり、BBに電話して予約したりと、1件予約するだけで体力を消耗してしまう。
なんと便利な世の中になったものだ。
5/23は息子の車で、吉祥寺まで送ってもらい、そこから6:50発のリムジンバスで羽田に向かった。
朝の気温は15℃と、薄手のジャケットを着て丁度の気温で、パリの気温も同じようなものだろうか。
§羽田空港
予想よりも首都高は空いていて、1時間20分ほどで国際ターミナルに到着した。
時間があったので、初めての国際空港の中を観光。
ポンドの現金が無かったので、空港の中で両替する。1£=182.39円。
空港の中は、日本情緒を醸し出している
ここもそう
あじさいは生花だった
10:25発の便だ
乗る人はそれ程多くなかった
§飛行機の中で
パリまでは12時間半。食事は2回。しばらく和食が食べられないと思うと、やはり和食を選んでしまう。
妻は天邪鬼で、洋食を頼んだ。
到着が夕方なので、なるべく寝ないようにしようと、「アナ雪」などの映画を何本か見た。
ほとんど寝ていなかったように思う。(寝たと言う記憶がないだけ)
ここは日本の上空
1回目の食事は和食で
ソ連の上空
2回目の食事で妻は洋食、私はおかゆだったかな
もうフランス上空
シャルルドゴール空港、今は晴れているが・・・・
ホテルまでは送迎してくれる。雨がパラパラと降ってくる
高速もそうだったけど、パリの街中も渋滞がひどい
§ホテル
泊まったホテルはHOTEL LE VIGNON。マドレーヌ寺院にもオペラ座にも数分と言う良い立地のホテルだ。
ちょっと狭いことと、バスの排水が遅いのと、赤を基調とした色調で少し落ち着かないことだけが難点だった。
泊まったホテルはこぢんまりとしたホテルだ
ロビーのソファも赤だが、ホテル全体が赤基調
これで目一杯明るくしているが、とてもとても部屋の中が暗い
§オペラ座界隈散歩(ギャラリーラ・ファイエット)
明日の朝戸惑わないように、オペラ座の地下鉄の場所の確認と、食材の買い出しに出かける。
雨が降った跡があるが、今は上がっている。
スマホのGPS機能を使って、現在位置と進む方向を確認するつもりだったが、GPSで現在地を把握する時間が異状に長い。
1,2分掛かる状況だ。
一方、日本人がスマホを使っていると、財布やスマホを盗まれるケースが多いと聞いていたので、混雑した所での利用は避けたい。
なんとか感が働いてオペラ座駅まで辿り着く。
目の前に、オペラ座のガルニエがドッカリと構えている。
19時を過ぎているのに、まだまだ明るい。暗くなるのは何時頃なのだろうか。
オペラ座の横を通ってデパートに入ってみた。
派手やかな装飾と、ブランドショップ。ここがギャラリー・ラファイエットらしい。
圧巻はデパート中央にある吹き抜け。
0階から6階までが吹く抜けで、装飾された天上から暗くなりかけた空が見える。
この、各階のフロアーに成らない無駄な空間に圧倒される。
しかし、この人の多さは何なのだろう。金曜の夜だからだろうか。
(後日分かった事だが、金曜まで割り引きセールがあったようだ)
ギャラリー・ラファイエットから出てからモノプリ(Monoprix)に向かおうとしたが、方向が分からなくなった。
スマホのGoogleマップを起動しても、Monoprixがどの方向にあるのか分からない。
Googleマップに行くべき場所をマークして置いたのだが、ネットに繫がないと表示できなかった。
やはりパリでも使えるWifiルータを申し込むベキだったかな。
でも時間はかかったももの、Monoprixを発見。
しかし、店内では英語は通じない。
対面で総菜を売ってくれるコーナがあって、素材が何か聞きたかったが、何を話しているのか変わらなかった。
無難なハムが入ったサラダを貰う。
ちょっとイラッとしたのはレジ。日本と違ってスキャンニングの動作が遅いし。客と世間話?をしている。
どのレジも10名くらい列んでおり、遅々として進まない。
10分以上待たされた感じがある。
今晩はここで買った総菜とチーズとワインが夕飯となった。
ルートマップ
オペラ座前のロンドアバウト
ギャラリー・ラファイエットの天上
上の階がホールの客席みたいだ
Monoprixの店内
今晩はささやかな食事で(横にワインの瓶が隠れている、箸も持参)
1996年7月から2000年3月まで、ロンドンに赴任していました。
1996年5月に娘が生まれたため、家族はすぐには来れず、妻の病気などもあって、ロンドンで一緒になったのはは9月26日のこと。
5才、2才、0才の子供を含む家族5人のロンドンでの奮闘記を記録したものです。
このブログは、当時はホームページを開設して逐次アップしていたものを、今回プログを利用してリメイクすることにしました。
当時はパソコンのディスク容量やネットの転送速度は、今と比べ物にならないくらい、貧弱であったため、なるべく写真は小さめにして、今はこの写真しか残っていないのが、とても残念です。
(そのうちに、ネガの写真をフイルムスキャナに読み込んでjpg化したものを掲載したいと思いますが、いつになることやら)
ほぼ2ヶ月かけてリメイクが完成しました。
もう記事の追加はありませんが、地図とのリンクなど、改修してゆく予定です。
ご意見などありましたなら、 lovely2london@gmail.com まで
2013年2月2日
庭の花々 |
隣との塀 |
芝生の奥にある破屋となった鶏小屋? |
薔薇のゲートの先に芝生 |
裏から見た家。赤いのはアラーム |
おまけ |
3月25日(土)と26日は、イギリス最後の旅行と言うことで、フランスかブルージュかと決めていたが、予約するのに出遅れてしまい、1週間前では何処もホテル空き無し状態(パック旅行代金で一番安い冬旅行が今週で終わるため?)。結局は国内のストラットフォードから30分ぐらいのコベントリー(Coventry)にあるホテルCoombe Abbeyに決定。
Coombe Abbeyはなんと元は修道院で神聖な場所。礼拝堂見たいな部屋もある由緒正しい?ホテル。その名も”No Ordinary Hotel(普通じゃないのホテル)"
朝8半時に家を出て、いつものWembleyのMacで朝食。M40を北上し、途中Bicester Villageで帰国土産のビレロイの絵皿を大量に購入。clarksで私の靴も購入。
次は行ったことのないコッツウォールズの村としてChipping Campdenを選び、Banburyから西へ。途中、Epwellと言う村に立ち寄り写真撮影。こじんまりとした静かな村でした。
Chipping Campdenは羊毛で栄えた町で真ん中にマーケットの後がある。ここのパブでジャケットポテトの昼食。当然半パイントのビール付き。ちょっと散歩したあと、Dover's Hillで丘の上からの展望を眺める。早めにホテルに着きたいとの女房殿のリクエストにより、ストラットフォードは通過して、ワーウィックも通過してCoventryの東にあるホテルいやAbbeyに向かう。
到着は3時半頃。門を入ってAbbeyは緑の芝生の遙か1キロ先。これが女房が望んでいた草原の中にポツンと建つホテル。手前はナショナルパークになっているようで駐車場や遊具施設がある。その先にホテル(いやAbbey)。堀に架かった橋を渡りコの字方の右手にある玄関を入ると薄暗いホールの正面にレセプションがあり、中世の衣装を身にまとった女性が出迎えてくれる。荷物を運ぶクラークも中世の衣装を着ている。アーチ型の柱や色々な銅像、鉄の鎧など中世にタイムスリップしたような気持ちになる。泊まる部屋はダブルとツインのコネクションルームで、中は薄暗く緑色の色調で統一されている。
一服してAbbey内の探検に出る。レストラン先を曲がると顔だけの銅像があり、先には教会の様な場所もある。子供たちは怖がっていたが、古い中にも近代的に設備が整っているので、女房はディズニーランドの様だと言っていた。
子供達の希望で遊具場へ。ブランコとシーソーぐらいか?5時という時間と寒さの割には子供が多いと思った。女房は寒いといって、私と敦史だけが残って散歩。
ディナーは7時から。このAbbeyには2つのディナーがあって、1つは通常の、もう一つは中世の踊りと食事が楽しめるMediaeval Banquets。後者と希望したけれども空きが無かったため断られてしまった。通常のレストランのドレスコードはカジュアルスーツ着用とのこと。北DEVONのWhiteChapelマナーハウスの時のように、レストランの前のソファーで注文して、そこでシェリーを二人で頂き、暫くしてから案内係がテーブルに案内してくれる。このレストランには4人ぐらいから10人ぐらい用の個室のテーブルと広いホールのテーブルに分かれており、当然我々は後者。向かいのテーブルの二人は楽しく会話しているにも関わらず話し声が聞こえてこない。それだけ他人に迷惑をかけないようにしているのだ。緊張!。子供達に小声でしゃべるように諭す。料理はモダンブリティッシュか。味はまあまあだっかけれども繊細さが無く、量がとても多い。デザートもこの半分で十分。でもレストランの雰囲気、オーストリア産のカベルネの赤ワインはGOOD。
翌26日。実は今日からサマータイム。一時間損した気分で8時に起きて、9時に朝食。フルブレックファーストで、腹一杯になってしまった。
その後、広い敷地内を散歩し、昨日とは別の遊具施設で遊び、庭を散策して、12時半にAbbeyを離れた。
イギリスでWhiteChapelに継いで2番目に良いと思ったホテルで、最後の旅行を飾るホテルとして満足満足
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Epwellの家 |
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Chipping Campden | |
ここでもウンチが怖い敦史 |
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180度の展望が開ける | 寒さで逃げ出す裕美、皓介、加奈子 |
ホテル(Abbey)について部屋の雰囲気に満足 |
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ベッドサイドランプ |
ライティングデスクもアンティーク! |
受付のおねーさん。衣装に注目 |
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どこかの教会みたいでしょ |
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顔だけの塑像が展示されている |
遊び場に向かう子供たち |
広大な敷地。遙か向こうが門 |
裏の庭園の横は羊が群れる牧場 |
敦史と二人で庭の散策 | 花が綺麗に植えられている。うーイギリス! |
微かに小雨。うっすらと虹が見えた |
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木登りしている子供(銅像) |
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リスを撮影している夫婦 |
裏の駐車場からもホテルに |
暗い中にボーっと首だけが |
天井に近いと所にも銅像が |
ホールを照らすロウソク |
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階段を照らす蛍でんき |
突然ウエディング姿の花嫁が階段を昇る |
レストランホールの天井 |
声を立てずに会話を楽しんでいる二人 |
メロンとお酒の強いシャーベット |
卵、野菜、パン? |
チルドレンメニューにも蓋付き! |
敦史はチキン |
皓介はミニステーキ(最高に旨かったようです) |
私は羊レバーにベーコンといんげん |
プレースという魚とパイ |
デザートはラズベリー掛けチーズケーキ |
子供達は既にポケモン |
私は栗?入りのムース。美味しいけど満腹で |
朝食は同じデーブルで |
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階段からホールを望む |
階段の所に飾っているシャンデリア |
洗面所のタオル掛け |
洗面台 |
出ようとしてアラームを鳴らした中庭 |
今日も霧が掛かっている |
しゃれているベッドサイドスタンド |
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遊具場の向こうも広大な芝生 |
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玄関前の中庭 |
門の所から。遠くがABBEY |
3月19日(日)、家族5人でイギリスにきて初めてハンプトンコートに行ってきました。
今日は朝方は曇りだったけれどすぐに雲が晴れて日中は快晴でした。でも風はまだまだ冷たいという日でした。
昨日、姪っこ二人をヒースローに送っていったA312を今日もひたすら真っ直ぐに行くと、A411になり、少し行くと到着です。家を出て50分ぐらいで着きました。駐車場は駅の所に停めたけれどもパレスのほん横に駐車場があってしまったと思いました。
入場料はファミリーチケットで£31.5とけっこうな値段です。
ハンプトンコートと言えばまたまた登場するのがヘンリーⅧ世です。西から見たハンプトンコートはヘンリーⅧ世時代の赤煉瓦造りの姿をとどめており、これは彼が1535年の夏に労働者208人をかけて宮殿の一部の改造を行ったそうです。
ハンプトンコートには6つの見学コースがあり、我々は、
(1)ヘンリーⅧ世のステートメント・アパートメンツ
(2)ジョージアン・ルームス
(3)クイーンズ・ステート・アパートメンツ
(4)チューダ・キッチン
(5)キングス・アパートメンツ
(6)ウルジー・ルームズ
の順で回りました。途中軽食を取っても約2時間かかりました。だって部屋の数が異常に多いのですから。
次に行ったのが子供達にせがまれたMAZE。イギリスにはこの手のMAZEが沢山ありますが、入り口と出口が同じなのはここだけでしょう。
沢山の人がうろうろしていましたが、行く先の無い迷路は何のためにあるのでしょうか?ここで20分程時間を浪費しました。でもこのMAZEの回りの北側の庭園はラッパ水仙(ウエルダネス)が一面に咲きほこってとても春らしい雰囲気でした。
その後は広大な芝生の中に半円形の水路や、とんがり帽子の杉が配置された東の庭園を回り、2時過ぎにパレスを出ました。
今日の夜7時から9時半まで、皓介は友達のアンディ・ウイリアムスの誕生パーティーに招待されていることをすっかり忘れていたため、トイザラスに向かい、それと今晩のパエリア用にムール貝を仕入れにいろいろ(Tesco,Waitrose,Sainsburyに無く結局ヤオハンの吉野でGet)渉り歩いて、結局家に帰ったのは5時でした。
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ガス抜きのため?ベイクドポテト作成中 |
うちの水仙も立派に咲いています |
3月16日(水)、子供は姪達に任せて、二人でロンドンのVictoria駅の近くにあるAPOLO劇場で行われているミュージカルStarLight Expressを見に行ってきました。
その前に腹ごしらえ。以前TOPPANさんと一緒にいったイタリアンレストランでディナーを頂きました。
King Prawnとマッシュルームのガーリック炒め、オードブル、トマトとロケットのサラダ、ボンゴレスパゲティ、ステーキのクリームソースかけ、デザートはレモンタルトとパンナコッタ。ワインはイタリアワインのカベルナ。味はKing Prawnだけが異常に塩っぱかった事を除けば、どれも満足のいくものでした。特にボンゴレは細い麺だったけどこしがありとてもおいしゅうございました。
走って劇場へ。劇場の前は修学旅行生?みたいな若者でいっぱい。座席は2階のドレスサークルのCの10と11。Cだから前から3列目。ちょっと前の人は大柄だったけど視界の邪魔にはならず、全体が見渡せました。ステージはそんなに広くありません。すり鉢を半分にした形で上の段からすり鉢の側面を使って下に滑り落ちるようになっています。なぜ滑るかって?ご存じのように出演者は全員ローラースケートを履いていているのです。ローラースケートで蒸気機関車軍団と電車軍団のスピード競争がこのミュージカルの特徴です。ですから中2階、2階にぐるっと回るスケートスロープが設置されています。
もちろん見せ場はいかさま?でレースに負けたラスティが亡き父からパワーをもらってレースに勝ち、離れていった恋人も取り戻す場面。
ラスティを演じる人はどこかタイガーウッズに似ている気がします。彼も彼の恋人も非常に歌が上手ですね(当たり前!)。
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3月12日(日)、昨日に引き続き、姪っ子二人と、我が子3人を乗せて、BMWはヒイヒイ言いながら各地を巡った。
今日の最初はヒーバー(Heaver)城。ところが11時開園なのに30分も前に着いてしまい、行き当たりばったりで、ちょっと離れたChiddingstoneの教会に立ち寄る。なかなかこじんまりとした趣のある教会。古い宿屋も横にある。
ヒーバー城に戻って、大人1人、学生2人、子供3人をまとめてファミリーチケットでOK。日本人は年齢不詳のようだ。久々のヒーバー城は水仙も咲いているせいか、天気が良いせいか美しい佇まいを見せていた。最近できたらしいモデルハウス(ミニチュアハウス)の展示も行っていた。
お城の中に入る。外見は質素なお城だが中の調度品は豪華。なんたってこの城はヘンリー八世が奥さんに寄贈した城なのだから。至るところにヘンリーの絵が飾ってあるし、ヘンリー八世の部屋まで展示されていた。2年前に来たときは知らなかったヘンリー王が身近に感じられた。
イタリアン庭園を通って食堂でランチ。池の側を回って1時半頃城を跡にする。
次に目指すはくまのプーさんのゆかりの地ハートフィールド(Hartfield)。なんとここにはプーさんショップがある。ここで姪たちはたくさんの買い物。でも15分ほどいただけ。プーさんが小枝を投げたと言う橋までは行かなかった。
3番目の目的地は、ブルーベル鉄道(BlueBell Railway)で急いで言ったにもかかわらず、次の列車は3時45分。1時間以上のも待たなければならない。とりあえずまたファミリーチケットを買い、近くにあったシェフィールド公園(Sheffield Park)で一休み。カルピスで乾きを潤す。
駅に戻って、蒸気機関車に乗る。北デボン以来の乗車だ。汽車はゆっくりと走り、Kingstoneまでの往復1時間15分。たまたま乗った車両が食堂車だったので、コーヒーを買い、ビールを買い、チップスを買い の食べまくり状態だった。やはり駅の往復ではなく遠い見知らぬ土地までの旅行がいいなぁ。と思いつつ、乗車人重量でアクセルの重いBMWにむち打って、閉店間際のヤオハンで夕食を取り、8時に帰宅。
なかなかりっぱな教会 |
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遠くに見えるがヒーバー城 |
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ミニチュアハウスの一部屋 |
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撮影禁止の城のなかで |
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これがヘンリー八世 |
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ヘンリー八世の使ったベッド |
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プーさんのお店 |
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シェフィールド公園 |
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ブルーベル鉄道 |
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ここはヤオハンです。 |
3月11日(土)、朋美、尋代、敦史、加奈子を連れて、コッツウォールズ地方をドライブしました。
皓介は日本人学校、裕美は荷物の片づけでお留守番です。
10時に家を出て、カースルクーム(Castle Combe)についたのは11時半。3年前初めてここに訪れた時と何にも変わっていません。
教会の中に入り、お土産やをのぞき、パブでビールとチップスをかじり、散策して1時過ぎにここを出ました。私はやっぱりバイブリーの方が好きだな。近くにあるレース場に立ち寄り、その広さに感動しました。
次に立ち寄ったのは少し南に下がった、レイコック(Lacock)。ここにはナショナルトラスト管理の修道院(Abbey)があり、5人は家族チケットで入場しました。ここでは、写真発明の歴史の展示があったり、中世の修道院の暗く古い部屋や遺跡をみたり、ビールの醸造施設をみたりと見る物が多く楽しめました。
小高い丘を越えて、閉鎖中の道路を突っ切り、着いたのはイギリスのピラミッドと呼ばれているシルベリー丘(Silbuly Hill)です。30m程の高さの円錐系の丘で、手前の青々とした池には白鳥がいます。近くまで行くとここは侵入禁止となっていましたが、皆入っていることだし、柵を乗り越えて頂上まで行きました。天気も良く360度地平線が見渡せて絶好の見晴らし台でした。
そのHillの近くの村アベブリー(Avebury)はストーンサークルで有名な村。何のためにだれがこんな物を作ったの?と姪は不思議がっていました。この時、村全体が心地よいオルゴールの音色に包まれている事に気が付きました。どこかの土産物屋がCDでもかけているのだろうと思っていましたが、実は一人の老人が小さなハープ?を演奏していたのです。あまりにもこのストーンサークルに雰囲気がぴったりなので感動。
4時半にここを出て、途中バイクの事故に足止めを喰いながら、M4を東に戻り、やっとマーロー(Marlow)に着いたのは5時45分。もうすぐ日が沈む時間です。寒い空の下テムズ川に浮かぶ白鳥たちをからかってから、姪達は買い物、子供達は遊具場でブランコ。でも6時で店が閉まってしまったようで、諦めてロンドンに戻ることにしました。
帰りがけにルーファンで中華のバイキング。前回より値上げされていたけど、敦史と加奈子はタダ。3,4回お変わりしたし、北京ダックやマンゴプリンが美味しかったのでOKかな?満腹のおなかで自宅に戻りました。
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カースルクームの村 |
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朋美は写真に夢中 |
この天使がかわいいと |
レイコックの修道院 |
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最高だわ!と尋代 |
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この装置でビールを作っていました |
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レイコックを見渡せる丘 |
ピラミッド?シルベリーの丘 |
池には数羽の白鳥 |
これでは高さが分からないでしょうが |
ストーンサークル! |
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この老人がハープを演奏 |
マーロー(加奈子を抱いて撮影) |