
▲おたあジュリア (文献上、初めて朝鮮人で「洗礼」を受けた人物)
http://www.warabi.jp/
兄弟たち、物の判断については
子供となってはいけません。
悪事については幼子となり、
物の判断については大人になってください。
「コリントの信徒への手紙一」/ 14章 20節
新共同訳 新約聖書
すべての宗教は、永遠なるもの、
つまりもうひとつの命を信じています。
この地上の人生は終わりではありません。
終わりだと信じている人たちは、死を恐れます。
もしも、死は神の家に帰ることだと、
正しく説明されれば、
死を恐れることなどなくなるのです。
マザーテレサ
(マザーテレサ『日々のことば』より)

▲文禄、慶長の役 (当時の名称は「唐入り」)
nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1582.html
◆小西行長の養女描いた舞台 全国公演始まる
★読売新聞 2014年09月13日

▲公演をPRする碓井さん(左から2人目)ら

▲ジュリアおたあの肖像画(東京都神津島村教委提供)
◆「ジュリアおたあ」来月、宇土・天草市でも
戦国の世を生きたキリシタン大名の宇土城主・小西行長の養女となった女性の生涯を描いたミュージカル「ジュリアおたあ」の全国公演が12日、始まった。ジュリアおたあに関する史料はあまり残されていないが、時代の波に翻弄されながらも、信仰に一生をささげた彼女の実像に迫る。(大野亮二)
地方の歴史を題材にした劇を制作・上演する劇団「わらび座」(秋田県仙北市)と宇土市が共同で企画。県関係では、2007年の「天草四郎」以来となる。
市などによると、宇土城を構えた行長は、先陣を務めた朝鮮出兵の文禄の役(1592~93年)で、1人の朝鮮人の少女を連れ帰った。彼女はキリスト教の洗礼を受けて「ジュリア」と名乗り、関ヶ原の戦い(1600年)で行長が刑死すると、徳川家康に仕えた。しかし、江戸幕府のキリスト教禁教令の後も信仰を捨てなかったため遠島を言い渡され、最終的には伊豆諸島の神津島(現・東京都神津島村)に流されたとされる。
宇土市民会館で制作発表の記者会見が行われ、わらび座関係者のほか、市のキャラクター「うとん行長しゃん」も姿を見せた。
わらび座の渡辺澄子プロデューサーは「人間の強さとは何かを描いた。明るく、展望がある作品なので、大人から子どもまで楽しんでもらいたい」と述べ、ジュリア役を務める碓井涼子さんは「つらい運命に苦しみながらも、心に光をともして生きたジュリアの強さに迫りたい」と意気込みを語った。
全国公演は2016年3月まで200回を予定。県内では10月1、2日に宇土市民会館、同18日に天草市牛深町の牛深総合センターで上演される。
2014年09月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

▲『昔も今もすごいぞ日本人』小名木善行 (写真)