
平和のきずなで結ばれて、
霊による一致を保つように努めなさい。
【『エフェソの信徒への手紙』4章3節 】新約聖書 新共同訳
神様が与えて下さるものは何でも笑顔でうけとり、
取り去られるものは何でも笑顔で差し出しなさい。
マザーテレサ

▲曳き家工事が行われる武蔵豊岡教会 ( 日本基督教団 )
交通アクセス
【電車】西武池袋線「入間市駅」下車、徒歩5分
〒350-0008
埼玉県入間市河原町8-6
★ヴォーリズ建築の魅力紹介 教会の移転工事で企画展
◆読売新聞2013年5月16日 YOMIURI ONLINE
米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964年)の設計した、埼玉県入間市河原町の武蔵豊岡教会の移転工事が6月に始まる。
現在の景観は5月で見納めのため、市民団体「入間市の文化遺産をいかす会」は19日から、教会などの魅力を伝える企画展を市内で開催する。
ヴォーリズは1905年、キリスト教の布教のため来日し、その後、建築設計に関わった。日本の景観にとけ込む和洋折衷の「ヴォーリズ建築」は高く評価され、現在、国登録有形文化財は20件を超す。華族と結婚後は子爵家の一柳を名乗り、近江兄弟社を設立した。
現在の武蔵豊岡教会は22年の着工で、翌23年5月に献堂(落成)した。木造一部2階建てで、尖塔(せんとう)は地域のシンボルとして親しまれている。ヴォーリズの設計で、芝浦工大建築学科講師の宮越喜彦さんは「施工は川越市の大工で、洋の設計に和の建築が融合している」と話す。
教会の前面を走る国道16号の拡幅工事に伴う区画整理事業で、建物は5メートルほど曳(ひ)き家で年内に移動。6月以降、関連工事が始まる。多くの住民に郷土の再発見をと、いかす会は企画展を準備した。
教会と兄弟社などで保管する古写真と設計図面、関連資料など160点を展示して、建物の文化的価値とヴォーリズの素顔に迫る。同会幹事の浅井潤さんは「献堂式の招待者名簿には『ボーリス』とあり、当日は祝電が届いた。入間との関係も紹介したい」と語る。
同会副会長の染井佳夫さんは「21年は教会近くに『西洋館』(国登録有形文化財)が建設されるなど、近代化遺産が多く誕生した。歴史的な背景も探りたい」と話している。
企画展は同市豊岡の丸広百貨店1階ホール。26日まで。無料。問い合わせは会事務局(090・8775・6569)へ。
(2013年5月16日 読売新聞)

▲近江兄弟社 (写真資料)
メンソレータムを輸入し販売していた「近江兄弟社」。
現在はロート製薬が販売している。
(近江兄弟社は「メンターム」として販売中。)
◆ヨハネの手紙一 / 2章 10節
兄弟を愛する人は、いつも光の中におり、
その人にはつまずきがありません。