地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

すべての人への愛【北朝鮮地下教会に ローマ法王の訴え届くか 迫害深刻化】

2014-08-26 21:01:14 | 今日の御言葉





どうか、主があなたがたを、
お互いの愛とすべての人への愛とで、
豊かに満ちあふれさせて
くださいますように、

わたしたちがあなたがたを
愛しているように。

「テサロニケの信徒への手紙一」/ 03章 12節
新約聖書 新共同訳





傷つくまで愛せよ
――私たちは傷つくまで愛さねばなりません。


あるヒンズー教徒の4歳の子どもが、
マザー・テレサは自分の子どもたちに
与える砂糖を切らしていることを聞きました。


カルカッタで一時砂糖がなくて
困ったことがあったのです。


その子どもは、これを聞くと両親に話しました。


「3日間、お砂糖を食べないよ。
ぼくのお砂糖をマザー・テレサにあげるの。」

この幼い子どもは大きな愛で愛したのです。


なぜなら傷つくまで愛したからです。


そして、この子は私にどのように愛するかも
教えてくれました。

いくら与えたかではなく、
与えることにどれだけの愛を注いだか、であると。



マザーテレサ
(マザーテレサ『生命あるすべてのものに』)




2014.8.18(韓国、ソウル市内の教会のミサにて)
http://crx7601.com/archives/40399240.html
※どうも、最前列が自称元慰安婦だと知らされてなく、
障害者(実際は2列目)と思って話されていたようだ。


【緯度経度】


★朴政権、ローマ法王厚遇が裏目に? 
反政府運動に勢い、
「やり過ぎ」の声も…

◆zakzak 2014年8月23日

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140823/frn1408231531004-n1.htm?view=pc

 ローマ法王の韓国訪問は1980年代以来、3度目になる。法王フランシスコを迎えた韓国はまるで“カトリック国家”のような雰囲気だった。朴槿恵(パク・クネ)大統領は法王を直接、空港に出迎え、公式接見のほかミサにも出席するなど計3回も対面。テレビは1時間以上にわたってミサを中継し新聞は連日トップニュースや特集を掲載した。

 ハイライトの16日の野外ミサはソウル中心部の光化門広場で故宮・景福宮と大統領官邸をバックに行われた。80万人が集まった光化門広場は史上最大の集会となった。

 法王が18日に去った後、メディアには「やり過ぎではなかったか」と反省と批判の声が出ている。「特定の宗教を厚遇するのはおかしい」というわけだ。

 韓国には約540万人のカトリック(韓国では天主教といっている)信徒がいるが、同じキリスト教でもプロテスタント(韓国では改新教)がその倍はおり、それ以上の仏教徒もいる。

 今後、他の宗教の指導者の韓国訪問に際し同じような待遇、行事を求められたらどうするのか心配(?)する声も出ている。

 朴大統領はじめ韓国政府が今回、異例の厚遇を施した裏にはいくつかの理由があった。

 まず国際的に注目度が高いローマ法王の韓国での様子は、カトリック国家をはじめ世界中に伝えられることを計算し、韓国の国際的イメージアップにつなげたいと判断した。

 もう一つは国内向け。「貧者の教会」を強調する法王に乗っかることで、朴槿恵政権がいかに弱者に配慮しているかを国民に印象付けようとした。朴大統領としては個人的にも韓国のカトリック系、西江大学出身でカトリックには親近感があったかもしれない。法王は滞在中、西江大を訪問している。

 しかしこの厚遇は裏目に出た感がある。法王の貧者や弱者への配慮が韓国内の反政府・野党勢力を勢いづけたからだ。

 韓国政治はセウォル号沈没事故の“後遺症”でいまなお激しく揺さぶられている。反政府・野党勢力は朴政権の責任を執拗(しつよう)に追及し、家族救済や再発防止など関連法案をめぐって政局マヒが続いている。

 法王の滞在中、いたるところでセウォル号遺族が登場し法王にとりすがって訴えていた。脚光を浴びたのはこのほか軍基地反対や都市再開発被害者、解雇労働者などほとんどが反政府・野党勢力だった。ミサの最前列に座らされた反日の元慰安婦たちの影はかえって薄かった。

 韓国カトリック界には以前から左翼的な「正義具現司祭団」という組織が存在し反政府運動を展開してきた。今回もその“影”がうかがわれる。彼らは北朝鮮に対してはいつも融和的で批判、非難を控えることが多い。過去、ひそかに平壌を訪れ韓国非難をした神父もいる。法王は韓国の不幸な人びとに触れながら、北朝鮮の抑圧された人びとにはひと言もなかった。

 同じローマ法王でもヨハネ・パウロ2世(2005年死去)は共産主義批判が強く、彼の発言や行動は東欧共産圏の民衆に勇気を与え共産圏崩壊につながったという評価があるほどだ。

 韓国の貧者や弱者はローマ法王が乗り出さなくても救済できる。今、東アジアでローマ法王が救済のメッセージを最も送らなければならないのは北朝鮮の民衆だったはず。4泊5日の滞在中、期待はついにはずれた。

(ソウル・黒田勝弘)



▲脱北者の証言などをもとに、
北朝鮮の「地下教会」を描いた
韓国映画「神が送った人」の一シーン。
今年2月に公開され、海外でも上映会が
開かれている=テプンコリア提供


★北朝鮮地下教会に
ローマ法王の訴え届くか 迫害深刻化

◆朝日新聞 2014年08月14日08時33分

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が14日、韓国を訪れる。平和を訴えるメッセージは、北朝鮮当局の厳しい監視を逃れて信仰を保つ「地下教会」の信者たちに届くのか。

特集・脱北者の証言

 法王は5月、朝日新聞など日本メディアの質問に答え、「信仰を禁じられ、殉教する人が多くいる。救いたいが簡単ではない」と懸念を示した。

 司祭を送れない北朝鮮は、バチカンにとって、過激なイスラム組織によるキリスト教徒迫害が深刻な中東・アフリカの一部地域と並ぶ布教の困難な地だ。

 「金日成(キムイルソン)の一族が神格化された北朝鮮は、国家というより巨大な新興宗教団体。それ以外の『神』への信仰は許されない」。脱北者の支援団体「北朝鮮正義連帯」代表のチョン・ペトロ牧師は批判する。

 平壌は日韓併合前、キリスト教の布教が盛んで「東洋のエルサレム」と呼ばれるほどだった。しかし韓国統一省によると、北朝鮮では金日成国家主席の思想を維持するため、反宗教政策が進められた。憲法上は信仰の自由が保障されるが、反政府的活動として危険視されるのが実態だという。

 国連の北朝鮮人権調査委員会は今年2月の報告書で「キリスト教の広がりは特に深刻な脅威ととらえられている。信者は儀式を禁じられ、迫害されている」と指摘した。

 チョン牧師によると、金正恩(キムジョンウン)体制になり、迫害は厳しさを増している。それでも監視を逃れて信仰を続ける「地下教会」がわずかだが存在するという。「人口の0・1%(約2・5万人)程度いるのではないか」

 2001年に脱北した後、プロテスタント系教会に入信した金忠誠(キムチュンソン)さん(38)は、北朝鮮に一時戻った際、地下教会の信者と接触した。「見つかれば殺される恐怖の中、聖書を自宅内に隠し、家族だけで小さな声で賛美歌を歌い、祈りを捧げていた」という。

 また、家族の中ですら信仰を隠す場合がある。脱北者の女性(32)は「北にいた時は父の信仰を聞かされていなかった。子どもの雑談から発覚するのを恐れたようだった」と話した。

(ソウル=石田博士、東岡徹)

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