「おカイコさまの蔵」にて!
先日、おカイコさまの
餌付け体験をしました
ここは、鶴岡市羽黒町にある
国指定史跡「松ヶ岡開墾場」
その敷地内にある
旧貯桑土蔵
「おカイコさまの蔵」
ここで8000頭のおカイコさまが
飼育されているという。
おカイコさまは、
飼育扱いとされるため
匹 ではなく 頭 と
数えられる。
ちょうど9月は、孵化した
おカイコさまが桑の葉を食べて
どんどん成長する時期ということで・・・
元気にもぐもぐ桑の葉を食べていた。
時々、おカイコさまと目が合った!
なんて思っていたら
あれは単なる模様で
おカイコさまには
目が無いということ
桑の葉をのせてあげると
一斉に食べ始めカリカリという
音が聞こえてくる
違う葉っぱをあげても
嗅覚でこれは違うと判断し
桑の葉以外は
全く食べないということだ。
おカイコさまの食糧となる
この桑の葉は
温海の山奥から採取され
ここに届けられたものだという。
きっと自然の中にある
農薬を使わわれる必要もなく
育つことのできる
のびのびとした環境のものなのかな・・・
鶴岡市の桑の木は
消毒をしてしまうため
おカイコさまは食べられないというのだ。
食べちゃったら
黄色い泡を出して死んでしまうから。
小学3年生の理科の授業で
おカイコ様を育てるという
カリキュラムがあるという。
子供たちはみんなして
かわいい~、もぐもぐ食べてる~
と、無邪気に大事におカイコさまを育てる。
教室に、一匹のハチが入ってきてしまい
殺虫スプレーをまいたら
おカイコさまは
全滅してしまったと。
うわ。。。その時の子供たちの
気持ちを想像すると・・・
シルクについて
興味を示すお友達と
同行してきたわけだが
おカイコさまの説明を聞いて、
彼女はポツリと言いました。
おカイコ様が
いろいろなことを教えてくれているみたいよね。
本当だ~
そう思う。
餌付体験の後、
「松ゲ岡開墾記念館」を見学。
そういえば前回ここを見学したのは
もう10年くらい前かな??
息子も一緒に来たな~
ここに来ると
小学生の頃、
ここに訪れておカイコ様の様子や
絹になるまでの工程や
当時ここで働いていた人たちの
様子を勉強見学をしたことを
いつも思い出す。
シルクのまち鶴岡
「鶴岡シルク」
この貴重な伝統を
人さまに伝えられるほど
知識が伴っていない。
ちょっと興味が湧いて
調べてみたりした。