名前の由来:
滋賀県の伊吹山の石灰岩が
露出する日当たりの良い地帯に
多く自生し、麝香(じゃこう)のような
香がすることから。
揉むと特有の芳香もあるが、
開花直前が最も強い。
西洋ハーブの代表であるタイムと
ほぼ同じ仲間。=和タイム
香り高い伝統和ハーブの一つ。
別名を百里香(ひゃくりこう)といい、
香りが百里の遠くまで届くという
意味を持っている。
石灰石、安山岩地帯によく生え、
茎は地上をはって延び、
じゅうたんのように群落を
作っている。
茎葉を刈採り、乾燥したものを
西洋ではタイムと呼ぶ。
鎮咳、鎮痛など薬用に用いられるが
大部分はソース類、ハム、
カレーなどにスパイスとして
利用される。
また開花期の全草を
セルピルウム草といい、
それから絞った精油は
ケンデル油といって、
防腐剤に利用されている。