をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

映画「ヒューマン・ネイチャー」

2006年02月28日 | 映画
毛深い女と密林の中でサルとして育てられた男、そして学者が織り成す三角関係のへんてこりんな物語。
毛深い女は発情期に耐え切れず(すでに野性っぽい)、全身脱毛を施し、堅物の生物学者を紹介してもらい結婚。その学者が森で見つけたサル少年を人間化し、天才に仕上げるのですが、生物学者が浮気をしたことから、野性に目覚めた妻と元野生児は密林へ駆け落ち。「おほおほ」サル語を話し、毛むくじゃらの2人を追って生物学者が森へ来るが、もみ合いの末、拳銃で撃たれ即死。2人は人間界に引き戻され、裁判を受けるシーンから映画は始まる。
ラストは野生児が自然を礼賛して、裁判所から森までの道のりを洋服を脱ぎながら闊歩するという驚き&ちょっと爽快なシーン。
しかし、ホントのラストは…。あーあ、そうか。
まあなんてったって、「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマン脚本ですからして。

しかし、社会派が目立つティム・ロビンスはこーいう映画にも出るんですなー。

ヒューマン・ネイチャー
パトリシア・アークエット、ティム・ロビンス

コメント
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