今日は、組織・人事論の権威、高橋俊介先生のセミナーに参加しました。
平日の夜19時スタートのこのセミナーには、400名近い社会人が集まっており、
高橋先生の人気ぶりが伺えました。
今日のセミナーでは、技術の進歩がいかに仕事の内容やキャリア形成に
影響を与えてきたか、というテーマで教えていただきました。
セミナーの後半で、パーソナリティー分析の最新の国際比較結果を教えて
いただきました。面白い内容だったのでご紹介します。
(おおざっぱにいうと国別の性格診断結果のことです)
<日本人が高い数値を示した指標>
○感謝欲
人から感謝されたいという気持ち。「ありがとう」と言われる
ことが行動の動機付けとなる。
わたしも「ありがとう」という言葉は大好きでよく使いますが、
お正月にベトナムに行った時にベトナムでは「ありがとう」に
あたる言葉は日常生活では滅多に使われないことを知りました。
「ありがとう」は他人行儀な印象をあたえる言葉なので、友だち
同士では使わないのだそうです。
「ありがとう」の使われ方も国によってまちまちですよね。
高橋先生によると、人の気持ちを理解する「共感力」が低いのに、
「感謝欲(感謝されたい気持ち)」が強いとただの”おせっかい”
になってしまい逆に迷惑な存在になってしまうとのこと。
まさに、その通り。
自己満足したり、人への感謝の押しつけをしないように気をつけなくては・・・。
<日本人が低い数値を示す指標>
○復元力
何かに挫折してから立ち直る力。
大リーグ選手はこの数値が非常に高いそうです。イチロー選手もこの
数値が高いんですって。
一方で「中国人」は復元力の数値がとても高かったとのこと。
変化が激しいこの時代に経済成長できるのは、精神的なたくましさがあって
こそなのでしょう。
○慎重性
将来のリスクを具体的に想定しリスクヘッジする力。
ここでいう慎重性は、例えば低金利で貯金を続けるのではなく分散投資をするなど
してリスクを賢く減らしていくことです。(単なる貯金はリスクヘッジには
ならないため)
日本では戦後長らく高度経済成長で生活は潤い、年功序列社会で雇用も安定し、
国や会社から守られている安心感があったので、「復元力」や「慎重性」が
なくても平和に生きていけたのだそうです。
しかし、国際経済の流れに対応し、規制緩和が行われ、年金、貯金制度も個人の
リスクが増え、企業でも年功序列が崩壊し、雇用不安が強まった今、これまでの
ようなセーフティーネットがなくなったので、生活不安への免疫力がない
わたしたちは、慣れない状況に対して不安を抱かざるを得ないようです。
わたしも漠然とした不安を抱える人のひとりですが、問題が起こる前から
心配ばかりしても仕方がないのですよね。なんとか不安がらずに生きて
いきたいものです。
例えば「日曜日は心配をしない日」とか、悩まない曜日を決めてしまうのも
ありかもしれません。「あなたは月曜日から土曜日までしっかり悩みました。
もう充分悩んだので日曜日は休憩してもよいです。」と自分にお告げをして
あげるイメージです。どうでしょうか?
自分で試してみてうまくいったらご報告します。
平日の夜19時スタートのこのセミナーには、400名近い社会人が集まっており、
高橋先生の人気ぶりが伺えました。
今日のセミナーでは、技術の進歩がいかに仕事の内容やキャリア形成に
影響を与えてきたか、というテーマで教えていただきました。
セミナーの後半で、パーソナリティー分析の最新の国際比較結果を教えて
いただきました。面白い内容だったのでご紹介します。
(おおざっぱにいうと国別の性格診断結果のことです)
<日本人が高い数値を示した指標>
○感謝欲
人から感謝されたいという気持ち。「ありがとう」と言われる
ことが行動の動機付けとなる。
わたしも「ありがとう」という言葉は大好きでよく使いますが、
お正月にベトナムに行った時にベトナムでは「ありがとう」に
あたる言葉は日常生活では滅多に使われないことを知りました。
「ありがとう」は他人行儀な印象をあたえる言葉なので、友だち
同士では使わないのだそうです。
「ありがとう」の使われ方も国によってまちまちですよね。
高橋先生によると、人の気持ちを理解する「共感力」が低いのに、
「感謝欲(感謝されたい気持ち)」が強いとただの”おせっかい”
になってしまい逆に迷惑な存在になってしまうとのこと。
まさに、その通り。
自己満足したり、人への感謝の押しつけをしないように気をつけなくては・・・。
<日本人が低い数値を示す指標>
○復元力
何かに挫折してから立ち直る力。
大リーグ選手はこの数値が非常に高いそうです。イチロー選手もこの
数値が高いんですって。
一方で「中国人」は復元力の数値がとても高かったとのこと。
変化が激しいこの時代に経済成長できるのは、精神的なたくましさがあって
こそなのでしょう。
○慎重性
将来のリスクを具体的に想定しリスクヘッジする力。
ここでいう慎重性は、例えば低金利で貯金を続けるのではなく分散投資をするなど
してリスクを賢く減らしていくことです。(単なる貯金はリスクヘッジには
ならないため)
日本では戦後長らく高度経済成長で生活は潤い、年功序列社会で雇用も安定し、
国や会社から守られている安心感があったので、「復元力」や「慎重性」が
なくても平和に生きていけたのだそうです。
しかし、国際経済の流れに対応し、規制緩和が行われ、年金、貯金制度も個人の
リスクが増え、企業でも年功序列が崩壊し、雇用不安が強まった今、これまでの
ようなセーフティーネットがなくなったので、生活不安への免疫力がない
わたしたちは、慣れない状況に対して不安を抱かざるを得ないようです。
わたしも漠然とした不安を抱える人のひとりですが、問題が起こる前から
心配ばかりしても仕方がないのですよね。なんとか不安がらずに生きて
いきたいものです。
例えば「日曜日は心配をしない日」とか、悩まない曜日を決めてしまうのも
ありかもしれません。「あなたは月曜日から土曜日までしっかり悩みました。
もう充分悩んだので日曜日は休憩してもよいです。」と自分にお告げをして
あげるイメージです。どうでしょうか?
自分で試してみてうまくいったらご報告します。