働き方コンサルタント 椎葉怜子のブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

【冷え取り対策 No.9】極寒のフローリングをあたためる洗ってはがせるタイルマット

2015年01月30日 | 冷え取り対策
本当は喋りたくても、寒いと口数が少なくなってしまう椎葉です。
こういう時はメールでのやり取りが便利ですねぇ。

この季節、浴室乾燥機のないわが家では、フローリング仕様の洗面所、浴室周辺の冷気が
ハンパなく、鳥肌をたてながら子どもをお風呂に入れています。

そこで、親にすすめられたタイルマットやらをamazonで購入してみました。



このタイルマットというのは、あたたかいだけでなく、薄くて扉の開閉の邪魔にならないし、
汚れた部分だけ取り外して洗濯機で何度も洗えるというのです。
さらに、はさみできってサイズ調整もできる優れものということでした。

そうは聞いてはいたものの、メーカーごとの価格差が大きく、価格検討に疲れたのと、
タイルマットを何枚購入するべきか事前にメジャーを使って計測するのが面倒になった
ことで、購入を先延ばしにしていました。

が、来たるべき2月の寒さに備えて遂に購入し、フローリングに貼り付けてみました!



あぁ、なんとあたたかいのでしょう!

このタイルマットの上、さらに足ふきマットを敷けば、QOLは急上昇ですよ。

お値段ですが、30センチ×30センチのタイルマット8枚セットを6セット(計48枚)買って、6000円程度と
思っていたよりもずっとお値打ちでした。



まだまだ冷え取りの名作は、出てくるものですねぇ。

【テレワーク】第2回JTAトップフォーラム「テレワークでワークスタイル改革」後編

2015年01月28日 | 【テレワーク】
2015年1月27日に開催された、一般社団法人日本テレワーク協会主催 
第2回JTAトップフォーラム「テレワークでワークスタイル改革」のレポートの続きです!

前編は こちら

<事例講演 シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 鈴木和洋氏>



シスコさんは、昨年の第14回「テレワーク推進賞」で会長賞を受賞しておられるテレワークを実践する先端企業です。
経営戦略の推進に不可欠な取り組みとして、全社員がテレワークを実践し、生産性の向上を実現されています。
他社さんからは、「外資系だから(シスコさんだから)そこまでできるんでしょう」と言われることもあるそうですが、
障壁を乗り越えるために、数々の手を打たれていることが分かりました。

特に印象的だったのは、企業風土を変えるための「ミドルマネージメントの意識改革」の取り組みです。
新しい働き方(テレワーク)、女性の活躍推進については、管理職であるミドルマネージメントがネックになる
ことが多く、意識改革のための研修などに力を入れていらっしゃるとのことでした。

個人的な感想ですが、生産性向上、社員の満足度アップを目的に、ダイバーシティーやテレワークを推進する
企業(特に外資系)においては、管理職向けの意識改革の研修に力を入れているように感じます。

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<パネルディスカッション ワークスタイル変革に向けたテレワークの課題と取り組み>


(パネラー)
・(株)NTTデータ 代表取締役副社長 山田英司氏
・(株)小松製作所 執行役員人事部長 浦野邦子氏
・日本マイクロソフト(株)執行役常務パブリックセクター担当 織田氏
・サイボウズ(株) 代表取締役社長 青野氏
・(株)イプシ・マーケティング研究所 代表取締役社長/IT総合戦略本部 有識者本部員 野原氏

(ファシリテーター)
・一般社団法人日本テレワーク協会 会長 宇治氏


★マイクロソフト 織田様



テレワークの導入は、2011年の品川への本社移転がきっかけになったとのこと。(意外と最近)
企業としての生産性はアップしている。現在は、オフィスの見学会を開催したり、「テレワーク推奨強化週間」を他社と同時に実行するなど、
「多様な働き方」や「ワークスタイル変革」に力を入れている。
織田様は、自称「チーフ テレワーク オフィサー」としてテレワークを推進している。

★NTTデータ 山田様



現在41ヶ国に事業拠点があり、NTTデータグループ社員総勢約76,000名のうち、海外の社員が約43,000名にのぼる。
よって、ダイバーシティー経営は必須であり、2006年からテレワークを試行、2008年より制度を導入した。
現在、モバイルワーク利用者 7,000名(社員の60%)、在宅勤務利用者 1,600名(社員の14%)。
「テレワーク=時間の制約のある女性が利用するもの」という意識が残っており、全社員が「いつでもどこでも働ける制度」の浸透を目指したい。
また、管理職による目標管理・評価も徹底したい

★小松製作所 浦野様



国内の女性社員比率は1割。女性管理職比率は、3.6%。
在宅勤務制度は2014年9月に導入を始めたばかり。現在は、対象を育児・介護をする社員に限定。
利用回数は週1日程度を想定。今のところ女性8名、男性3名が利用しているが、取る人が引け目を感じている
セキュリティの課題の解消や、中間管理職の意識改革を行うなどして、今後はテレワークの対象者を広げていきたい。

★サイボウズ 青野様



2005年に28%もの離職率だったが、働き方改革を行ったら3.9%にまで下がった。
現在は、100人いたら100通りの人事制度を構築している。在宅勤務導入にあたっては、権利主張によるモラルの
低下を懸念していたが、逆に、自宅で仕事をすることで、自分の成果物をより意識するようになり、仕事や
成果の「見える化」が進んだ


★イプシ・マーケティング研究所 野原様



パネラーの方々の企業は、テレワーク導入の先端企業であるが、日本全体でみるとテレワーク導入企業は1割弱
企業規模が大きいほどテレワークの導入率が高い。企業のICT環境整備は進展しているが、テレワークの導入率は
横ばい。むしろ減少傾向にある。

以上です!

【テレワーク】第2回JTAトップフォーラム「テレワークでワークスタイル改革」前編

2015年01月28日 | 【テレワーク】
昨日、客員研究員としてお世話になっている一般社団法人日本テレワーク協会主催の
「第2回 JTA トップフォーラム ~テレワークでワークスタイル変革~」が開催されました。

★セミナーのチラシは こちら(PDF)

3時間という長時間のセミナーでしたが、第一線でダイバーシティーやテレワークなどのワークスタイル変革を推進される方々のお話には、
建前にとらわれないリアルさ、人間らしさがあり、あっという間に感じました。

<開会挨拶 日本テレワーク協会 会長 宇治則孝氏>



宇治会長は、企業や国のトップ層への影響力をお持ちで、テレワーク推進の立役者として精力的に取り組んでいらっしゃいます。

<特別講演 厚生労働省 厚生労働事務次官 村木厚子氏>



政府による「女性の活躍推進と働き方改革」についてご講演いただきました。
今回のセミナーには男性の参加者の方が多かったのですが、少子化の背景に、
男性の長時間労働(=家事時間の少なさ)があること、女性は教育や医療の投資を
されているがビジネスや政治の場で活かされていないこと、若者は柔軟な働き方を求めていること等を
お話いただいたことに、大きな意味があると感じました。

次世代法「くるみん」マークについて、新しいルールのご案内もいただきました。
4月からの新基準では、認定基準にテレワークの導入も含まれることになったそうです!
上の写真は12色展開される「プラチナくるみん」について。

<基調講演 日産自動車(株)代表取締役副会長 志賀俊之氏>




最初に、ルノーとのアライアンスにより直面したご自身のダイバーシティー経験についてお話いただきました。
今回のフォーラムの講演に備えて、テレワークを利用している社員の方々を集めて生の声に触れてこられたなど、
飾らないお人柄が伝わってきました。





日産さんはすでにダイバーシティーやテレワークの先進企業ですが、今後は更に在宅勤務制度を活用することで、

「育児・家事に参画している男性が多い会社」を目指されているとのこと。

育児・家事をしながら働く女性の活躍推進は、男性も育児・家事にたずさわってこその話です。
在宅勤務の事例にも、男性社員の方の活用事例が多く紹介されており、「いいね!」ボタンを100回ほど
押しまくりたい気分でした。

後編は こちら

「世界一ふざけた夢の叶え方」を女性3人がやったなら

2015年01月26日 | 【女性の働き方】
2年ほど前からわたしのことを色々気にかけてくれている年下の友人が、
おもしろい本を紹介してくれました。

世界一ふざけた夢のかなえ方




この本を読んでいると、失敗することがかっこよく思えてくるのです。
失敗するということは、挑戦した証なのですよね。

3人の著者が、それぞれ夢を実現させているからこそ、失敗がかっこよく
見えるというのはあると思うのですが、それでも、
「こんなにも沢山失敗していてカッコいい!」と行動する勇気をくれる本なのです。

著者のお三方は、男性3人でチームを組んで、お互いを励まし合って
理想の状態を手に入れているのですが、小さい子どもがいて比較的行動に
制約のある女性3人がチームを組んだらどんな結果になるか興味を持ちました。

それで、本を紹介してくれた友人と、そのお友だちのJ子さん、そして
わたしの3人で、「お互いを勇気づける会(アドラー心理学風)」を開催しました。

ゆるーくつながる、共感しあえ、応援しあえる仲間の存在はとても貴重です。

みなさんも、3人でワンセットのミニサークルを作ってみませんか?

【冷え取り対策 No.8】ユニクロの極暖 HEATTECH EXTRA WARM

2015年01月22日 | 冷え取り対策
今年になって、冷え取りクオリティーの高さに驚嘆した衣類があります。

それがこちら↓

ユニクロ 極暖 HEATTECH EXTRA WARM



通常の「ヒートテックより1.5倍あたたかい」という売り文句を裏切らない暖かさです。

その分、布も少し分厚くなっていて従来のヒートテックのフィット感が好きな人には
期待外れなのかもしれませんが、アラフォーに近づき、体のラインがゆるんできた身としましては、
極暖の方がありがたく着用できます。

この極暖タートルネックは、わずか1,500円(税別)。
安すぎる~!! 

先日、ユニクロ製品を扱っている中国の工場の労働環境が悪いことがマスコミにさらわれ、
同社はすぐに労働環境の改善についての声明を出していましたが、今の価格の2割増しでも
買いますので、労働環境をよくして下さいませ。

情報システム学会 賀詞交歓会

2015年01月22日 | 【女性の働き方】
東京は1月らしい底冷えが続いています。
例年、2月はもっと寒いですよね。
あと2ヶ月ほどの辛抱です...。

今日は、理事をつとめる情報システム学会の賀詞交歓会がありました。
会場は、銀座にある由緒正しき交詢社(こうじゅんしゃ)。

本日の目玉は、当学会の終身名誉会長で、現在ICUの理事長をされている
北城恪太郎氏のご講演でした。

この春から始動するであろう、日本の大学の大学改革についてのお話、
大変興味深かったです。

他にも、松平将軍の子孫の松平さんの「前立腺の癌細胞摘出の手術をしたら、
食道癌が消えてなくなっていた」というお話にビックリ。

大学関係のキーパーソンがいらしていたので、椎葉の今後のキャリアに
ついてもご相談。もうアラフォーですが、博士号の取得を目指して
大学院に進学するか(すぐにではないですが)検討中なのです。

帰り際には、大学のサークルの大大先輩を通路でお見かけし、交詢社の
バーでレモネードをご馳走になって帰宅しました。

一歳五か月:路上ストライキはじまる

2015年01月15日 | 日記
それは突然やってきました。

路上で、動きたくなくなる路上ストライキです。
抱っこしようものなら、全身で号泣し、海老反りになって抵抗します。

ベビーカーも、もちろん乗車拒否です。
とにかく、自分のペースで動きたいので、干渉されたくないのです。

こういうのって、2歳のイヤイヤ期になってからかと思っていましたが、
一歳五か月で突如として始まりました。

保育園の登園も3倍時間がかかります。



本人は峠の茶屋で休憩中、ってな感じでおくつろぎ中です。
お気に入りのブランケットも、どうしても引きずっていきたいということで、ばい菌だらけです。

子どもの成長過程、大変興味深いです(笑)

わたしも、みなさんにも、そんな時期があったのですねぇ。
タイムスリップできたら、見てみたい。

(株)ルシーダのミッションをアップデートしました

2015年01月15日 | 日記
わたしが代表をつとめる(株)ルシーダのサイトをようやく更新しました!


サービス内容は、以下の3つに再分類しました。


★女性の活躍推進、テレワーク導入サポート

★個別キャリアカンセリングサービス

★大学生向けキャリア教育サービス


ひとまず特急でコンテンツをアップしたので、徐々に内容を拡充していきたいと思います。


ミッションも、この機会に見直しました。

これまでは、「女性の”働く”を応援する」でしたが、

「多様で柔軟な働き方の実現に貢献する」

に、アップデートしました。

「女性の働き方」分野への専門性は残しつつ、「テレワーク」の導入支援などにより、
男女関係なく、やりがいのある多様で柔軟な働き方ができますように、という想いをこめました。


合わせてビジョンもアップデートしました。詳細は こちら です。

中身はそのままですが、脱皮して少し新しくなった(株)ルシーダを引き続きよろしくお願い致します!


★キャリアカウンセラーとして「ママのための働き方相談室」を開設中です♪
電話相談ですので、お子さんがいらしてもご自宅でお話いただけます。
ママにも大人との会話が必要です。ぜひお気軽にご利用下さい(^^)


低めの目標設定で、幸せの面積をひろげる

2015年01月11日 | 日記
前回のブログで今年は「目標は低めに設定」すると宣言していました。

一見すると、怠けるつもりなのか、とか、楽して見返りを得ようとしているのか、
などの誤解を招きかねない表現であるため、書くかどうか少し迷ったほどでした。

そんな内容ではありましたが、ブログを読んで下さった仕事関係の方が、
そうそう!と膝を打ちたくなるような嬉しい感想をくださったのです。

椎葉さんのいう「目標を低めに設定する」というのは、
目の前の仕事を地道にこなしながら、幸せの面積を広げていくこと
、かなと捉えました。

はい、そうなんです!!(理解者の登場に感激)

高い目標は、目標を達成した瞬間は飛び上がるほど幸せで、しばらくは万能感に浸れるかもしれないし、
目標を達成したことで、大きなチャンスを得られる可能性も高まりますよね。
でもデメリットとして、幸福感は一瞬で過ぎ去り、目標を達成できない間は自分に自信が持てず幸福感が低く
なりがちになる、という側面があります。
下の図のむらさきの画像をご覧ください。血糖値が急上昇してしまったような状態です。



わたしが「低めの目標設定」によって求めているのは、まさに幸せの面積を広げること。
上の図のオレンジの画像のイメージです。

仕事は当然ながらプロ意識をもって取り組むけれど、自分を追い詰めるような高い(=間違った)目標設定はしたくありません。
自分にフィットした目標を設定することで、将来の「幸せ」を追い求めるのではなく、
日々(今ここ)の幸福感を維持したいのです。

目標設定の高い・低いは主観的なものであって、わたしにとって低い目標でも、他の人からみたら
とても高い目標にみえることもあるかもしれないし、逆に目標が低すぎて”超いけてない人”、
と思われることもあるかもしれません。
でも、そんなことは本来どうでもよいことですよね。

この境地に至るまで、かなり時間がかかりました。
いまでも時々、価値観が根底からゆらぎそうになることもありますが、
「自分は自分の道を行く!」と自分ラブ力を高めていく所存です。

N本さん、理系的な的を射たフィードバック、ありがとうございました!!

※高い目標設定を否定しているわけでは決してありません。
 その人の置かれる状況(タイミングや置かれる環境)によっては、
 高い目標設定の方が、効果的であることも多々あります。

2015年 あけましておめでとうございます

2015年01月06日 | 日記
2014年のブログは、鼻水の吸引について力説したのが最後の記事になってしまいました。


あっという間に年末年始を駆け抜け、もう仕事始めですが、
子連れの移動(東京→広島→関西→東京)などを終えて、しばし燃え尽き状態です。

帰省直前に保育園で胃腸炎が大流行りし、先生方もバタバタと倒れるほど。
ムスメの胃腸炎は軽めだったので、無事に広島に帰省できましたが、
その日の夜から今度はわたしが悪寒と嘔吐で顔面蒼白のまま寝込んでしまいました。

ついでに、契約して1年半のiPhone5も完全に故障。
すぐにショップに行ける状態ではなかったので、5日間もスマホ断ちすることになりました。
スマホ断ち、なかなか良いですよ!
でも、パソコンにバックアップを取っていなかったので、多くのデータがぶっ飛びました。
新規購入したiPhone6は最大容量のものを購入したので9万円以上しました。高っ!

そんなこんなで、からだもデジタルデータも新しくなりまして、
めでたく生まれ変われそうです(笑)
新生・椎葉怜子をどうぞよろしくお願いいたします。

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2015年は、これまでとは違うやり方で新しい仕事が3つはじまります。
(依頼されたもの2つ、自分から手を挙げたもの1つ)

生活リズムが変わるので自分の体力、子育て・家事とのバランスの面で不安がありますが、
あまり緊張せず、できるだけゆっくり進めていきたいと考えています。

行動指針のテーマは、以下の3つ。

目標は低めに設定
一般的に目標は高い方が良いと言われていますが、その人の状況や環境に
よっては、低めの目標設定の方が適していたりしますよね。
ここ数年は低めの目標設定をすることによって、幸福感がアップしました。

嫌われる勇気をもつ
昨年ベストセラーになったアドラー心理学の『嫌われる勇気』を実践する年に
したいと考えています。人に迷惑をかけたくない(=嫌われたくない)
という思いが人一倍強かったことで、自分を束縛していました。
「嫌われてなんぼ」ぐらいに思っておくのが丁度よさそうです。

リラクゼーションを大切に
3番目はテーマ変更の可能性がありますが、「身を粉にして緊張の連続を
経てこそプロになれる」というような日本独特の真面目な価値観から脱し、
「リラックス状態からの成果」を目指したいです。


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皆さまにおかれましても、2015年が心地よい一年になりますように♪