こんにちは
お読みいただきありがとうございます!
「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。
先週末から、マヴィのおうちオンライン広場を始めました。
この外出自粛生活をどう過ごすか・・・
学校が休校となり学びの場に困っている小学生以上のお話はよく話題になりますが
学びの場が急激に減って困っている幼児期の子どもたちのことも忘れてはいけません。
むしろ、オンラインツールをひとりで使うことが困難な幼児にとって、
ツールだけの問題ではない課題が山積みなのです。
幼児期は、
「感覚を通じて動きながら学ぶ」
というステップで発達をします。
だからこそ、出来るだけ本物・実物に触れる経験を大切にしてきました。
それなのに・・・
子どもたちが身体を自由に動かせる世界はあまりにも狭く制限され、
限られた大人としか関わることのない生活を余儀なくされています。
ママヴィ として何ができるのかを模索する中で、
今こそママたちとの協働が必要だと思い、先週末はオンライントークも実施しました。
ママたちとのオンライントークから見えてきた課題
- 運動が制限されて、ストレスを発散することが難しいことへの不安
- 長時間おうちに閉じこもっていることで、お子さまの発達を阻害してしまうことはないかという不安
- 1日3食を毎日おうちの中で、親子だけで食べているマンネリ生活への漠然とした不安
大人も飽きてしまわぬように、
新しいアイデアで楽しめる場が出来るだけ多く欲しいということが見えてきました。
ママたちとの情報共有の中で、
「ふりかけをつくる」
というモンテッソーリのおしごとの話題が出ました。
『わが家でもやってみたい!!』
という声が上がり、試しにオンラインでチャレンジしてみることにいたしました。
ということで・・・
手あそびや童謡なども取り入れながら、「ふりかけ」から「おにぎり」をつくります。
みんなで『いただきます!』をして終了する60分
さてさて、何が起こるやら!?(わくわく)
新しいことを考えることが好きな私でも、
ひとりではこんなスピードでこのアイデアは出せません。
ママたちの切実な想い、実体験があってこその企画です。
もちろん、まだまだ改良の余地だらけで、課題は山積みなのですが
皆さまのお力をお借りしながら、とにかく前に進めてみようと思います!
皆さまのおかげで、どんどん新しいものが出来上がっていく過程は、
かつての商品開発時代の感動にも似た喜びの毎日です。
ママや子どもたちとのオンラインの協働体験によって、
私の心は今日も「ありがとうの気持ち」であふれていることを実感しております。
・・・番外編・・・
まずは、何かをやってみないと始まらないということで実施した
第1回オンライン広場の様子も簡単にレポート!!
それぞれのおうちで紙ふぶきを作り、みんなで一斉に投げて雨を降らせてみたり・・・
(もちろん、お掃除まで責任を持って楽しみました♪)
おうちにあるものを使った色さがしや、お題にあった宝さがしなどにチャレンジしました。
2〜3歳の子どもたちにとって、みんなで同じことをするのはなかなか難しいものです。
しかもオンラインでとなると、他に興味が向かってしまうこともしばしば・・・
○○ちゃんが視界から消えた!!
□□ちゃんが画面の奥の方で見切れて、何かに没頭し始めた・・・
機械トラブルで音が出なかったり、それはもうカオスな時間でしたが
それぞれの「今やりたいこと」を尊重しつつ、模索の時間となりました。
5歳くらいになると、
相手に伝わるようにアイデアを提案することもできるようになってきます。
子どもたちが起案した「にらめっこ」や「クイズ」は、とびきり盛り上がりました!
子どもたちも巻き込んで「楽しく生きる」をみんなで模索する経験は
未来に「活きるチカラ」を育む場であったと感じております。
皆さまに、心からの「ありがとうの気持ち」を込めて