Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

世界でひとつだけの自分史ノートをつくってみよう!

2018-12-29 | 哲学対話
おはようございます。マヴィ 桑原です。

先日、都内商業施設のイベントで
小学生向けこども哲学企画の講師をさせていただきました。



先方のニーズを踏まえて、
将来の自分像を描くノートをつくるという
落とし所をある程度見越したフレームワーク

なかなかのチャレンジでした。



他の子と対話をしながら
自分自身のノートもつくっていくということは
対話と活動を分けるより
少し複雑なプロセスかもしれません。

フレームワークということは、
ともすると 参加者に受動的な作業を強る
ということになるかもしれません。

ワークシートに枠があれば
制限時間内に枠の数の穴を埋めなければいけない
と、先入観による規制が先に立ってしまい
考えることより
穴埋めを優先してしまう恐れもあります。



私がすべきは、
制限された中で思考を解放できる環境づくり



参加者が変われば、その回ごとに
場の雰囲気も、進むペースも違いました。



共通していたことは、
いつもより、少し深く考えるだけで…
他の子の視点に触れるだけで…

新しい気づきに出会えたことが
子どもたちを楽しいと感じさせたようでした。

気づきはステキな学びです。



このイベントのひとつのゴールは
今の自分を記録するノートを作ること…
未来の自分に向けたメッセージを残すこと
でした。

今回、参加いただいた保護者の皆さまにとっても
今まで知らなかったお子さんの考えを知れたこと
楽しんでいる様子を目の当たりにできたことで、
満足度の高いイベントになったようです。





形として残すことで
考える楽しさを未来につなげるきっかけに
少しでもなってくれたら…

そんな思いを込めて、
次回は1月に静岡で開催です。



こども料理研究家

2018-12-10 | 子どもと学び
おはようございます。マヴィ 桑原です。

クリスマスを目前に
小1 さーさんと、年少 りーさんとで
ケーキとクッキーづくりを計画しました。

ちいさなこども料理研究家の誕生です。



前日から、ケーキの設計図づくり




いちご、ぶどう、みかんでいっぱいのケーキ

これを作るために必要なものは何だろう⁈

一緒に調べながら買い出しリストを作成し
みんなでスーパーに買い出しに行きました。



微妙に違う、2人の設計図!

どうしたいのか話し合いながら、
お互いの希望にズレがあったら
2人で話し合って折り合いをつけていきました。

このプロセスもとても大切です。

常に、2人で話し合って決めてもらいました。



計量も自分たちで。
2人にとって、
電子秤の数値を見ながら目標値に合わせるのは
まだまだ 至難の技です。



出したり、戻したり、
ときに時間ギレで
秤の電源が落ちて計り直したり…

「お菓子の材料は分量が大切だよ」
ということを伝えたら、
チカラを合わせて、慎重に計量していました。



粉に触れ、ちょっと味見をして、香りを楽しみ…
五感刺激に満ちた活動を楽しみました。

クッキー生地を寝かせている間に
スポンジケーキの飾り付け





全ての材料を余すところなく使い切り
奇想天外なケーキができました!!





クッキーの型抜きにも挑戦!





手粉をふらないとベタつく生地のこと
こねくり回すと体温で柔らかくなりすぎること
生地厚を揃えるのは意外と難しいこと

こういった、感覚刺激を伴う体験活動に
子どもたちは夢中になっていました。



食は、生きる基礎です。喜びの源です。

手先を使った活動を通して
たくさんのことを考え、試していました。


4歳の りーさんは、
あの奇想天外なケーキを見ながら
「設計図より もっとステキなケーキができた」
とご満悦。

この、やりきった笑顔を引き出すことが
大切だと思います。

こういった機会を、広げていくことは
私の大切なミッションのひとつです。





マヴィ のビジョン

2018-12-04 | コ・マザリング
おはようございます。マヴィ 桑原です。


モンテッソーリ教育のエッセンスをご家庭へ…
そんな目的で立ち上がった施設で
モンテッソーリ 教師として活動を始めました。

そしてそのご縁で、先日 茨城県にある
モンテッソーリ 教育を取り入れた保育園にて
スキルアップ研修を受けさせていただきました。



非常に深い学びは、穏やかな興奮の連続



子どもたちとのコミュニケーションの中で
学びあう共育環境の心地よさを味わいました。






将来、AIにほとんどの仕事が取って代わる
とも言われているこれからの世の中

「情報を伝達すること」に
いかに人間らしく関われるかが問われてきます。



人間らしい情報との関わり方とは何でしょうか?


2つのアプローチが考えられると思います。

ひとつは、
情報を操作し、開発すること

そして、もうひとつは
ひととのコミュニケーションを良好にすること



コミュニケーションは人間形成の土台です。



モンテッソーリ教育が目指すものは、
責任感と他人への思いやりがあり
生涯学び続ける姿勢を持った
自立した人々による平和な社会です。

子どもは、生まれながらに
自らを成長・発達させる力(自己教育力)
を持っている
という考え方を前提としていますが、
その考えは幼児教育にとどまりません。



​​マヴィでは、
未来を担う子どもたちを起点に、
心地よいコミュニティづくり
につなげる考え方として、
モンテッソーリ教育のエッセンスを取り入れた
活動に本格的に取り組み始めました。



その先にあるのは、
ありがとうの気持ちがあふれる社会です。