Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

つながりは無限大

2019-11-27 | 日記
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!

「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。


11月23日-24日の2日間
府中市民協働センタープラッツにて
府中市民協働まつり つながりは無限大
無事に終わりました。
 
企画委員として参画した半年間…
 
地域で活動している多様な方々とお会いし、
沢山の刺激を頂きました。
 
 
 
ママヴィとしては、ポスターセッションで参加し
CSR・CSVの活動紹介という名目で理念をご紹介させていただきました。

府中市は「市民協働」に力を入れていて
11月は協働推進月間です。

協働とは…
同じ目的のために、力をあわせて働くこと

 
 
ママヴィが取り組んでいるのは
幼児期から自立協働を育むコミュニティづくりです。

この府中市を拠点に、
モンテッソーリ教育の視点を活かして
自立と協働で平和な社会を目指す…
 
色々なご縁に導かれてたどり着いた拠点は
ママヴィにとって必然だったと気づきました。
 
 
 
普段、幼児期の子どもたちとの活動が中心ですが
青年期の学生との協働のチャンスもいただきました。

夢やアイディアを持つ
10代・20代の若者が主役の全体企画
あなたの夢みんなで叶えよう2019
~一から育てる協働のタネ~
を担当させていただいたのです。
 
 
 
まちをもっとよくしたい!
 
後輩である小中高生を応援したい!
 
まちづくりの楽しさをたくさんの仲間に伝えたい!
 
彼らの夢は、自分たちの経験からの気づきを
利他的に解決したいという想いでした。
 
 
 
参加したおとなの心を動かす
熱い想いを語る彼らを見ていると、
マヴィのおうちに通う子どもたちの未来を見るようで
何とも眩しかったです。

 
 
事前イベントでは、
どこか堅く、頭でっかちなアイデアでしたが
おとなも交えて対話を深めることで
ゆるーくシンプルに磨かれていきました。
 
 
これからどう深化していくか、
見守りながら応援したいと思います。
 
 
たくさんの出会いに、ありがとうの気持ちを込めて

育ちのプロセスはありがとうの気持ちでできています。

2019-11-16 | マヴィのおうち
おはようございます。
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「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。

 
 

モンテッソーリ教室 マヴィのおうちのオープンから3ヶ月が経ちました。


たくさんの方々に支えられて今があることに
ありがとうの気持ちでいっぱいの毎日です。
 
 
お教室では、日々
自分でできるようになりたい!
子どもたちひとりひとりがおしごとと向き合っています。
 
そして、
大好きな家族が見守ってくれる安心感が
自立を加速させるエネルギーになっています。
 
 
 
マヴィのおうちでは、
ひとりひとりの育ちのプロセスをよく観察し
おうちの方と共有するツールとして
LINEを活用しています。
 


レッスンの様子や、
おうちでの変化などの情報を共有しながら
日々の環境づくりにも活用しています。 
 
 
 
また、日常は便利なSNSを活用しつつ
お誕生日月には
それまでの1年間の育ちのプロセスを
手づくりのカードにまとめてお渡ししています。  
 
 
 
 
ひとりひとりまとめていると気づきます。
 
それぞれの1年間のプロセスは
生きる喜びと
ありがとうの気持ちであふれていると…
 
 
 
だからこのカードは
私からのお誕生日プレゼントではありません。 
 
 子どもたちの「ありがとうの気持ち」を
年に1度まとめておうちの方にお届けするお手伝い…
そんな気持ちでつくっています。 
 
 
 
子育てのまっただ中にいると、
「ヤダ!!」
に翻弄されてしまうことも多いかもしれません。
 
何でも自分でやりたがって
汚したり、こぼしたり、壊れたり、遅れたり…
 
思うようにできなくて癇癪を起こされたりすると、
頭では分かっていても
感情で怒ってしまうこともあるでしょう。
 
 
 
でも、
子どもたちが自立に向かう育ちのプロセスは、
ありがとうの気持ちであふれています。
 
 
大人の役割は、
自分でできるようになるために
何をお手伝いしたらよいか…
それを考えて、適した環境を用意することです。
 
少しでもその力になれれば…
 
それがマヴィのおうちの役割だと思っています。
 
 

【開催報告】5歳からの座禅体験 お寺でこども哲学

2019-11-12 | 哲学対話

おはようございます。
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幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。

 

11月9日…

八王子 禅東院で開催された

キューティー・ロケットマーケッツ

にこども哲学のアトリエとして出展しました。

 

5歳からの座禅体験

お寺でこども哲学

 

1年間お休みしていたこども哲学のアトリエでしたが、

府中でリスタートの準備をしていたところにありがたいご縁をいただきましたので

いきなりのスピンオフ企画となりました。

 

6歳の年長さんから小学4年生までの子どもたちと紡ぐ、

非日常体験です。

 

今回は、ご住職の温かいご配慮により、

厳かな雰囲気の本堂にて開催させていただきました。



深い呼吸の仕方

 

座り方

 

心のあり方

 

順番にゆっくり教えていただき、

何とも心地よく始まりました。

 

 

初心者向けの方法として教えていただいた

数息観

自分の呼吸を数えることに集中し

何も考えずに精神を統一する方法です。

 

が…

 

何も考えないって、とても難しいのです。

 

次の展開をどうしていこうかと考えたり、

聞こえてきた外の音から様子を想像したり、

雑念に追いかけられている自分についてすら考えてしまうのです。

 

 

それでも、

出来るだけ呼吸を数えることだけを意識していると

余計なものが削ぎ落とされていく感覚になりました。

 

 

自己紹介がてら、互いに座禅の感想を共有したのですが

子どもたちは、純粋に座禅と向き合って楽しめた様子…

さすがです!!

 

 

スッキリクリアになったところで

対話の始まりです。



特に具体的なテーマは決めず、

今思う素朴な疑問を出してもらいました。



色々と出てきた中から選ばれた問いは、

なんで人ってしゃべれたり動いたりするの?




動物だからじゃないかな?

でも、動物ってみんなしゃべれる?

人は知恵があるからしゃべれるんじゃない?

知恵…そうかも。

でも、知恵って何だろう?

どこにあるのかな?

おなかの中にあるんじゃない?

いや、頭じゃないのかな?

問いは、徐々に「知恵とは何か」に変わっていきました。

知恵って見えるものかな?

見えないよ。

見えなくてもあるって分かるのはなぜだろう?

身体の中のどこかにあるから。外側からは見えないだけなんじゃない?

じゃあ、手術したら見えたりするかな?

もしたしたら知恵なんて本当はないんじゃない?あると思いたいだけなんじゃないかと思えてきた…

知恵があるからしゃべれるんじゃないかと思い始めたけど、知恵が何だか分からなくなってきました。

知恵じゃなくて、身体と心があったら動いたりしゃべったりするのかも。

知恵を軸に行ったり来たりしているところで

終了の時間がやってきました。

 

 

座禅でスッキリした頭の中は、

知恵ってなんだろう?でモヤモヤ…

このモヤモヤをお土産として持ち帰ってもらうことになりました。

 

 

今回は、

お寺の本堂での座禅をきっかけに

子どもたちが主体となって問いを深めていきました。

 

 

 

非日常空間を解放してくださった禅東院のご住職に

参加いただいた皆さまに

お手伝いに来てくださったスタッフに

イベントに誘ってくださったちーちゃんに

ありがとうの気持ちを込めて…

 

 

次回のこども哲学のアトリエは

拠点である府中マヴィのおうちにて、

1月に開催の予定です。


【開催報告】nonowaラボ はじめてのセルフブランディング 未来をえがくじぶん史ノートをつくろう!

2019-11-10 | イベント・ワークショップ
おはようございます。
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幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。

 
先日、nonowaラボ武蔵小金井にて
はじめてのセルフブランディング
未来をえがくじぶん史ノートをつくろう!
を実施いたしました。
 
 
 
参加してくれたのは
小学1〜2年生の子どもたちです。
 
 
自己紹介をしながら見つめる
過去の自分・今の自分…

初めて会った子のことを知りたくて
お互いにたくさんの質問をし合いました。
 
 
 
じっくり過去と現在に向き合ったら、
未来について考え、描きます。
 
 
自分のありたい姿でも、なって欲しい景色でも、
色のイメージを考えてみるだけでも
絵でも、文字でも何でも自由に考えてもらいました。
 
 
 
 
絵に苦手意識を持っている子は
最初、たくさんの文字で表現しました。
 
でも、それだけでは伝えきれないと
丸を書いて未来のイメージの緑色で塗りました。
 
きっと今より、自然が増えていると思うから…と。
 
 
 
みんなに想いを伝えたくて
それぞれが、それぞれのスタイルで描いた未来…
 
 
 
うーん。。と唸りながら考えた未来には
それぞれの希望がたくさん詰まっていました。
 
 
 
実に穏やかな時間を終えた子どもたちにとって
2時間のワークはあっという間だったそうです。
 
 
初めて会った子と
お互いの深いところを探り合う経験をして
 
たった2時間で友だちになれたことを喜ぶ子がいました。
 
自分1人では考えもしなかった視点に気づけたと振り返る子もいました。
 
 
 
それぞれが、それぞれの未来に向かって
一歩ずつ進むプロセスは
何ものにも変えがたい軌跡です。
 
今回作ったノートが
遠い過去の思い出に変わったときに
彼らはどんな大人になっているのでしょうか…
 
そのとき世の中はどうなっているでしょうか…
 
 
ママヴィでは、子どもたちの未来を描く力を
これからも応援し続けて参ります。
 
 
 
 
 

こどもサポーターから始まる共育

2019-11-04 | マヴィのおうち
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!

「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。

 
 
先日実施した、会員様対象の勉強会の裏で
子どもたちは教室で自由に活動していました。
 
そして、その世界を作るための試みとして
こどもサポーターを導入しました。



こどもサポーターとは
幼児期の子どもたちの見守り役となる
小学生のお兄さん・お姉さんたちです。

ときに先輩として、ときにお友だちとして
小さな子たちを導く存在になります。



今回こどもサポーターを引き受けてくれたのは
小学2年生の姪 さー先生でした。
 
彼女は、普段から小さな子を見守るのが得意な子です。

年下のいとこたちと遊んでいる時には、

困った時だけ手を貸して、
あとはいつもそっとそばにいる…

決して自分の想いを押し付けることはしていません。

適任だと思いました。



彼女にお願いしたのは2つ…

① 困っていそうな時だけ手を貸して!

②あとは、子どもたちをよく観察していて!!




彼女は見事にやりきりました。
 
感想を聞くと、
「大変だったけど、楽しかった♪」
という答え。
 
 
 
さて、楽しかったのはなぜでしょうか?



この答えが何とも秀逸で、
ドキッとするものだったのでご紹介します。



色水のあけ移しのおしごとをしていた子が
お水をこぼしてしまったので、
拭き方を見せてあげたそうです。

彼女の動きをよく見ていたその子は、
 
次にこぼしたときにも焦ることなく
自分でお水を拭いて
落ち着いて活動を続けていたのだそうです。

その落ち着いた様子がかわいくて
楽しかったというのです。
 
 

話していると、
モンテッソーリ教師として感じるものと同じ喜びを彼女が味わっていたことに気づきました。
 
 
彼女曰く、
子どもたちの様子は3つに分けることができたそうです。
 
●落ち着いているとき

●おとなしいとき

●あばれん坊のとき
 
あばれん坊の子とおとなしい子は別だけれど、
 
どちらの子にも
落ち着いていることがあったと。
 
 
 
話を聞いていると、
「落ち着いている」と感じているときは
集中現象が現れているときと一致します。
 
 
その瞬間を目の当たりにしたとき
楽しい♪
という感情が湧き上がったようなのです。
 
 
 
小さな子たちを観察し、

いまやっていることをシンプルに分析して

分からないことの仮説を立ててやって見せ、

できるようになっていく様を確認して

自分が分析した仮説は正しかったと判断する。
 
 
 
小学2年生 7歳の彼女は、
「学び方」のプロセスを楽しんでいたのです。
 
 
 
 
子どもたちの学びあいの場
共育環境がそこにありました。
 
本当の学びの楽しさを知る経験ができる場所
 
より深い学びにつながる環境を目指して、
私自身も学び続けて参ります。