おはようございます。
お読みいただきありがとうございます!
「モンテッソーリ教室 マヴィのおうち」を拠点に
幼児期から自立と協働を育むコミュニティづくりに取り組むママヴィの代表 桑原です。
新型コロナウィルスの感染拡大で、気持ちがざわつく毎日ですね。
こんな混沌とした世の中に向けて、起業塾仲間が立ち上げた「感謝を伝える お弁当総選挙」
実存するお弁当屋さんに、子ども達が新メニューを提案できるコンテストです。
食育・感謝・アクティブラーニング
共感するキーワードに満ちていたので
誰か参加したい子いないかなーと
小学生の甥っ子・姪っ子に声をかけてみました。
すると…
最年長 6年生の料理好きテツくんが参戦を志願!
「こどもマーケター入門」アドバンスコースプログラムでサポートしました。
ドライでマイペースなテツくんですが
少し前から料理に目覚め、味づくりへのこだわりは人一倍!
お正月に田舎の庭で採れたキウイでジャムをつくったときは、微妙な調合を変えて味研究に余念がありませんでした。
そんなテツくんへの最初の質問
どんなお弁当を作りたい?
高級な肉の料理で、めちゃくちゃ美味しくて…
自分でもよく分からなくなってきた様子でした。
そこで、まずは今回の目的の共有から…
①とにかく商品化されたいので、選ばれるお弁当を追求したい。
②選ばれるかはさておき、自分が作りたいものを追求したい(ただし、ルールは守る)。
彼は、迷わず②を選びました。
では、最低限守るべきルールとは何だろう?
〈選考基準〉
●容器サイズ・形状が決まっていること
●コスト構造の理解(容器代を含めた原価率30%未満)
●栄養バランスの配慮
えー!!材料費116円じゃご飯しか入らないよー
いやいや…
レンジでチンするご飯を入れる訳じゃないよね。
お米っていくら?そのうち一食で使う量はどのくらい?
あ、そうか。なんかダルいんだけど…
なんで?
だって、そんなの繰り返すなんて計ド(計算ドリル)みたいじゃん
嫌ならやらなくていいよ。でも、それでルール守れるかねぇー
ダルいけど、できない訳じゃないからやるよ!!
料理するだけだと思ってたからさー
お弁当作るには色々やることあるんだね。
何やら覚悟を決めた様子のテツくん
やらされる計ドは嫌いでも、必要ならやるんですね!
では、ここからが本題
誰が買ってくれるお弁当を作るの?
え?みんなでしょ…
みんな?みんなって誰?
(手を大きく広げて)みーんな
じゃあ質問。
101歳のひーおばあちゃまと、2歳の従姉妹
同じお弁当買うと思う?
それは別々だね。
うちの親戚の中でもバラバラなのに、
みーんなが買いたいお弁当ってどうやって考えるの?
あ、じゃあね。
栄養たっぷりで、子どもが食べたくなるお弁当がいいな。
すかさず、幼児2人を子育て中の妹が一言
えー!!そんなのあったら買うよ。全然お弁当食べてくれないんだもん。
…
そんな問答を繰り返しながらテツくんが自分の言葉でまとめたのがこちら。
ここからは販売店のホームページを調べたり、
商品開発のマインドセットをしてメニュー開発に進みました。
続きは次回…