Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

無垢なマーケティング

2018-08-01 | こどもマーケター・マーケティング思考
マーケティングとは、何なのでしょうか?

お金儲けのツール?
小難しい理論?

私はそうは思っていません。



次々に現れる「◯◯マーケティング」

普段は聞きなれないカタカナを多用して
分かったようなことを言っていませんか?
と、思ったこともあった世界…

でも…
そんなに崇高で遠い存在なのでしょうか?



こども哲学のファシリテーター
として活動する中で

「子どもと一緒に
マーケティングの本質を探求したい!」


という夢を持ったのは
マーケティングってもっとシンプルなもの
だと思ったからです。

子どもの視点でマーケティングを活用したら
社会にイノベーションを巻き起こせる
そんな気がしたからです。

その想いがきっかけとなって
無垢なマーケティングをまとめました。



子どもにも分かるようにと突き詰めたとき
その先にあるのは
「ありがとうの気持ち」だと思いました。

ターゲットとなる相手に
「おもいやり」ある「おもてなし」が伝わると
「ありがとうの気持ち」が生まれます。

それは、
とてもシンプルで心地よい世界




「ありがとうの気持ち」を引き出すには
相手の欲しい気持ちを知ることが近道です。

そして、
欲しい気持ちには2つある
ということも忘れてはなりません。

それは、
ウォンツ(WANTS)ニーズ(NEEDS)


ウォンツは、アレ(モノ)が欲しいということ

なんでそれが欲しいの?
それが手に入ったらどうしたいの?
それを使ってどうなりたいの?




なぜ?なぜ?を繰り返し探求してみると、
欲しかったのはアレ(モノ)とは限らない
ということが見えてきたりします。

そのとき本当に欲しかったコトを
ニーズ
といいます。



有名なのが、ドリルの穴のお話
**************
ドリルを買う人が欲しいのは
ドリルではなく穴である。
T.レビット
**************

ここで…
ドリルが欲しいウォンツです。
穴をあけたいということがニーズ



ありがとうの気持ちを生み出すために
ウォンツにだけ応えようとすると
本質を見失ってしまうかもしれません。

みんなが1/4インチの穴を開けたいのに、
1/5インチのドリルをたくさん作っても
それは売れません。
ニーズを探求することが大切なのです。

そして、ニーズに気づけば
ありがとうの気持ちにつながる道は
1つとは限らなくなります。
たくさんの道から、自分の得意を活かせる道を
選べばよいのです。

相手の潜在的なニーズに気づき、応えるための
一連の流れはマーケティング活動そのものです。

だから、マーケティングは
ありがとうの気持ちを導く道具箱なのではないか
そう考えました。



この道具箱を、子どもにも活用できるように
とシンプルにまとめたのが
無垢なマーケティングです。



大切なのは使い方…



どうしたら楽しく活用できるかしら?
これからも、考え 更新し続けて参ります。






シンプル・マーケティング

2017-08-20 | こどもマーケター・マーケティング思考
おはようございます。桑原です。

昨日参加したセミナーで
新しい気づきがありました。
【複業塾】やわらかい生き方をつくる講座

7月に参加したワークショップでも
お世話になったスキルノートさんが主催です。

参加者は、私を含め4名

子どものART表現のお教室を主催されている傍ら
発達障害の大人をサポートする事業や
小学校で支援員としても活動されている方

複数の社会活動事業の
コンサルティングをされていて
何枚もの名刺をお持ちの方

数年で定年を迎える広告業界の方は
プロボノや個人として
アグレッシブに社会活動をされていました。


既に様々な活動の場をお持ちの皆さんからは
とにかく学ぶことが多く、刺激的でした。


今回の学びのキーワードは2つです。
それは、
人脈専門性



職場や学生時代の友人以外の知人は
何人(%)いますか?

この問いに、
サラリーマンの多くは
0〜5%程度と回答するそうですが
パラレルキャリアの人だと
ここの割合が圧倒的に多いのだそうです。

複業による起業は、
既に持っている資源を食いつぶすだけでは
いずれ立ち行かなくなるからです。


では、そういった人脈を広げるために
自分が何者なのかを、
30秒で初対面の人に説明できますか?

いわゆる「エレベーターピッチ」です。

30秒で自分のビジネスプランを伝えるには、
自分が何の専門家であるか
が明確になっていないといけません。
抽象的だったり、あれもこれもとなってしまうと
結局何者なのかが伝わらないのは当然です。

日頃から、何の専門家かを明確にする場として
ブログやSNSを活用することが
自己ブランディングにもつながります。

このブログも、
とにかく毎日書くことを自分に課してきましたが
3ヶ月続けたらあり方を見直そうと決めました。



では、冒頭に書いた新しい気づきが
人脈専門性
だったかというと、そうではありません。

講座の最後に、こんな冊子をいただきました。

マーケティングの本質はシンプルなものなのに
現在のビジネスにおいて
無駄に複雑に捉えられていることへの警鐘と
ビジネスをシンプルにすれば
パワーはまだまだアップしますよ!
ということが書かれていました。


これを読んで
なぜ、私がこども哲学に魅せられたのかが
正にシンプルの中に
隠されていたことに気づいたのです。

子どもたちと対話するには
シンプルで分かりやすい必要があります。

マーケティングのお仕事をする中で
無駄に複雑化する癖があると感じていた私は、
無駄を削ぎ落とす術を
子どもたちとの対話から学びました。

その学びは、とても心地よく楽しいものでした。



マーケターとしての現場経験を
シンプルに多くの人と共有したい

その手法のひとつとして、
こども哲学がしっくりきたのです。

「シンプル・マーケティング」
を実行していこうと思います!