前回に引き続き、モンテッソーリ教育講座
スクーリング の学びより
今回は、言語教育の「絵カードあわせ」
についての記録を残したいと思います。
このお仕事は
発達段階に合わせた3通りの提示ができます。
同じものを違う形で提示するということは
本質を理解していなければできません。
学びを整理することが、今の私には大切です!
ということで、
文字の敏感期に入った様子の
3歳の姪っ子りーさんを対象にした
手づくり教具づくりと提示の記録です。
今回は、絵カードあわせ教具の手づくりから…
ことばと文字の関係性に気付き始めたりーさん
より興味を持ってもらえるように
彼女が好きな「動物」をテーマに素材選びです。
ネットから、フリーの動物写真を検索して
同じサイズにプリントアウト!
用意した材料は
・白画用紙(カードに使用)
・色画用紙(ケースに使用)
・動物写真(3枚ずつ、ケースにつけるのは4枚)
・名前の出力物(タイトル1個、名前2個ずつ)
・ラミネートフィルム
英語にも興味を持ち始めていることも考慮して
表は日本語、裏は英語
のカードを作ることにしました。
文字が書かれたケースには
絵と文字のAカード
裏面はこんな感じ
絵が描かれたケースには
絵のみのBカードと
文字のみのCカード
Cカードの裏面は英語です。
当面は、表面のみを使います。
早速この教具の導入的な使い方にチャレンジ!!
【使い方Step①】話しことば
目的:語彙を豊かにする
対象:モノの名前を認識している2歳前後の子ども
〈誘いかけ〉
りーさん
今日は絵カードあわせのおしごとをします。
〈教具の紹介〉
これは、絵カードです。
文字が書かれたケースから出してみますね。
これには、
絵と文字が書かれたカードが入っています。
絵が描かれたケースも出してみますね。
こちらは、
絵が描かれたカードと、
文字が書かれたカードが入っています。
今日はこれを使うから、
こっちに並べておきますね。
右端に、上からA→B→Cの順に並べる。
ケースは、マットの外に出す。(環境の孤立化)
〈提示〉
Aカードを手に取り絵を指差して
これは何か知っていますか?
うさぎ!
うさぎは、どこかで見たことある?
ようちえんだよ!
あ、幼稚園で飼ってたんだったね?
うん。ラビちゃん!
でもね、お空に飛んでっちゃったんだよ。
ルナちゃんと一緒にお空にいるんだってー
………
ここでは、語彙を豊かにすることが目的なので
そのモノについてたくさん対話して
イメージを広げていきます。
夏休み前に天国に旅立った幼稚園のうさぎから
実家で飼っていたルナちゃんに対する想いまで
うさぎの1単語だけて
沢山のエピソードを話してくれました。
次のカードを出しますね。これは何ですか?
こうやって、対話を深めながら
残りのAカードも順番に提示し並べていきます。
このとき、カードの間隔はしっかり開けること!
それぞれのカードは別のモノだからです。
続いてBカードを1枚取ります。
このカードと同じのを見つけて
下に置いてみるね!
これは同じですか?これは…?
一つ一つペアリングしていきます。
(同じものが見つかったら間隔を開けず、Aカードにくっつけます。)
2つめ以降は、
やりたくて仕方のないりーさんに託しました。
最後に、文字のみのCカードを提示します。
見て、この文字のカードも同じものを探すね。
違う・違う・違う・同じだね。
この提示では、まだ文字は読めない段階で
語彙を豊かにするのが目的です。
文字は図形として認識される前提で紹介します。
基本は、文字は紹介程度でよいのですが
同じを合わせたいりおちゃんは、
文字だけ書かれたCカードも自分でペアリング
では、最初から確認してみましょう。
うさぎ・うさぎ、きりん・きりん、ねこ……
写真を指差しして確認です。
同じを合わせることができたね。
りーさんもやってみますか?
うん、やってみる!
今回の提示は、
りーさんはすぐに1人でできる内容だと
思っていました。
次のステップの方が、
彼女の今にぴったりだろうと。
でも、初めて出会った絵カードに触れて
親しみを持ってもらうことで
今後の活動につなげてもらいたい
という思いから提示をしました。
面白かったのは、
一番好きな動物と言っている「リス」の
リアルな写真を見ても、
最初はリスだと認識できなかったことです。
ちいさなプリンセス ソフィアのキャラクター
ワットノットがリスだと思っていたそうで…
抽象度の高いキャラクターから
具体に近いリアルな写真を結びつけ、
「これが本物のリスなのか…」
という気づきの瞬間に立ち会えたことは
なかなか刺激的でした!
今回、私なりのミッションはコンプリートでき、
次のステップへの土台も確認できました。
次回は、単語を読むフェイズの絵カードあわせ
Step②にチャレンジです!!
スクーリング の学びより
今回は、言語教育の「絵カードあわせ」
についての記録を残したいと思います。
このお仕事は
発達段階に合わせた3通りの提示ができます。
同じものを違う形で提示するということは
本質を理解していなければできません。
学びを整理することが、今の私には大切です!
ということで、
文字の敏感期に入った様子の
3歳の姪っ子りーさんを対象にした
手づくり教具づくりと提示の記録です。
今回は、絵カードあわせ教具の手づくりから…
ことばと文字の関係性に気付き始めたりーさん
より興味を持ってもらえるように
彼女が好きな「動物」をテーマに素材選びです。
ネットから、フリーの動物写真を検索して
同じサイズにプリントアウト!
用意した材料は
・白画用紙(カードに使用)
・色画用紙(ケースに使用)
・動物写真(3枚ずつ、ケースにつけるのは4枚)
・名前の出力物(タイトル1個、名前2個ずつ)
・ラミネートフィルム
英語にも興味を持ち始めていることも考慮して
表は日本語、裏は英語
のカードを作ることにしました。
文字が書かれたケースには
絵と文字のAカード
裏面はこんな感じ
絵が描かれたケースには
絵のみのBカードと
文字のみのCカード
Cカードの裏面は英語です。
当面は、表面のみを使います。
早速この教具の導入的な使い方にチャレンジ!!
【使い方Step①】話しことば
目的:語彙を豊かにする
対象:モノの名前を認識している2歳前後の子ども
〈誘いかけ〉
りーさん
今日は絵カードあわせのおしごとをします。
〈教具の紹介〉
これは、絵カードです。
文字が書かれたケースから出してみますね。
これには、
絵と文字が書かれたカードが入っています。
絵が描かれたケースも出してみますね。
こちらは、
絵が描かれたカードと、
文字が書かれたカードが入っています。
今日はこれを使うから、
こっちに並べておきますね。
右端に、上からA→B→Cの順に並べる。
ケースは、マットの外に出す。(環境の孤立化)
〈提示〉
Aカードを手に取り絵を指差して
これは何か知っていますか?
うさぎ!
うさぎは、どこかで見たことある?
ようちえんだよ!
あ、幼稚園で飼ってたんだったね?
うん。ラビちゃん!
でもね、お空に飛んでっちゃったんだよ。
ルナちゃんと一緒にお空にいるんだってー
………
ここでは、語彙を豊かにすることが目的なので
そのモノについてたくさん対話して
イメージを広げていきます。
夏休み前に天国に旅立った幼稚園のうさぎから
実家で飼っていたルナちゃんに対する想いまで
うさぎの1単語だけて
沢山のエピソードを話してくれました。
次のカードを出しますね。これは何ですか?
こうやって、対話を深めながら
残りのAカードも順番に提示し並べていきます。
このとき、カードの間隔はしっかり開けること!
それぞれのカードは別のモノだからです。
続いてBカードを1枚取ります。
このカードと同じのを見つけて
下に置いてみるね!
これは同じですか?これは…?
一つ一つペアリングしていきます。
(同じものが見つかったら間隔を開けず、Aカードにくっつけます。)
2つめ以降は、
やりたくて仕方のないりーさんに託しました。
最後に、文字のみのCカードを提示します。
見て、この文字のカードも同じものを探すね。
違う・違う・違う・同じだね。
この提示では、まだ文字は読めない段階で
語彙を豊かにするのが目的です。
文字は図形として認識される前提で紹介します。
基本は、文字は紹介程度でよいのですが
同じを合わせたいりおちゃんは、
文字だけ書かれたCカードも自分でペアリング
では、最初から確認してみましょう。
うさぎ・うさぎ、きりん・きりん、ねこ……
写真を指差しして確認です。
同じを合わせることができたね。
りーさんもやってみますか?
うん、やってみる!
今回の提示は、
りーさんはすぐに1人でできる内容だと
思っていました。
次のステップの方が、
彼女の今にぴったりだろうと。
でも、初めて出会った絵カードに触れて
親しみを持ってもらうことで
今後の活動につなげてもらいたい
という思いから提示をしました。
面白かったのは、
一番好きな動物と言っている「リス」の
リアルな写真を見ても、
最初はリスだと認識できなかったことです。
ちいさなプリンセス ソフィアのキャラクター
ワットノットがリスだと思っていたそうで…
抽象度の高いキャラクターから
具体に近いリアルな写真を結びつけ、
「これが本物のリスなのか…」
という気づきの瞬間に立ち会えたことは
なかなか刺激的でした!
今回、私なりのミッションはコンプリートでき、
次のステップへの土台も確認できました。
次回は、単語を読むフェイズの絵カードあわせ
Step②にチャレンジです!!