「陸奥乎ふた和けざまに聳江多まふ蔵王乃山の雲能中尓太徒(みちのくを ふたわけざまに そびえたまふ ざおうのやまの くものなかにたつ)」と刻まれているんだそうです。
まあ、本当に雲の中になりつつあったので、下山することにしました。
熊野岳から下山している途中で見つけました。登っているときは御釜ばかり見ていたので気がつかなかったのだけど、その気になって見ていたら、もっと咲いていたんだろうなぁと思います。
晴れていれば、このへんからでも御釜が見えたはずなんですけどね。押し寄せてきた霧があたり一面を覆い尽くそうとしている感じです。
刈田岳山頂で休憩した後、大黒天へ向かおうというところなのだけど、ごらんの通り、霧の中に突入していくという感じです。
これは、刈田岳に登っていく途中でも見つけたやつ。登って行くときは1株しか見つけられなかったんだけど、あっちにも、こっちにも、10株くらい咲いていました。
細い、狭いというのは登ってくるときと同じ(あたりまえ)だったけど、下りるのはさすがに楽です。でも、虫が多かったですね。名も知らぬちっちゃな虫がブンブンブンブン。登ってくるときの10倍くらいいたような気がします。
えーと、ここに着いたのが10時40分くらいだったので、ちょうど7時間の大冒険ということになりました。我ながら、よくがんばったと思います。
賽の磧には帰りに寄るというつもりでした。散策して、高山植物なんか探してみたりして、あわよくば、カモシカ温泉まで行っちゃおうと思っていたのですよ。でも、この時間ですからね。駐車場に入ってはみたものの、車からは降りずにそのまま帰ろうと思ったんですよ。
でも、蔵王寺が見えました。屋根の葺き替えをしていました。金ぴかの屋根になるみたいで、ちょっと楽しみですね。
カモシカ温泉という宿題もあるし、賽の磧、また来ます。
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