カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

三神峯公園(4月1日)

2013年04月06日 | ★仙台市の風景  

 4月1日(月)、カエサルの無職生活がスタートしました。
 この日、最初にしなければならないことは決まっていました。タバコを買いに行くということです。起きて、あと5本、あと3本などとカウントしながら、あと1本となったところで出かけることにしました。
 スーパーに行こうと思っていたのだけど、しかも、いつもとは違うスーパーに行こうと思っていたのだけど、その途中で、いつものスーパーの方が近いじゃないかと思っていつものスーパーに行くことにしたんだけど、その途中で、税金を払わねばならないということを思い出してコンビニに寄ることにして、そこでタバコも買えるんだということに気がついてタバコを買い、じゃあ、スーパーに行かなくてもいいやと思って、そのまま帰っちゃおうかとも思ったんですが、天気が好いわけで、このまま帰ったんではお天道様に申し訳が立たないと思って、動物園に行こうと思いました・・・と、山下清さんの文章みたいになっちゃいましたけど、そんな感じだったんですよ。
 あ。今になって気がついたんだけど、この日、月曜日だから動物園は休みのはずです。確かめてみましたけど、休みです。でも、この時点では動物園に行こうと思っていたわけです。春休みとは言え平日で、食堂が開いていないという可能性もあるから、食事をしてから動物園に行こうと思っていたわけです。
 ・・・と、のっけから話が長いわけですが、半田屋です。


 この前日、「退職記念」ということで1000円を超える外食をしたばかりです。2日続けての外食ということになるわけですけど、この日はきっちりと500円未満に抑えました。
 心身ともに満足して、動物園に向かうことにしたわけです。


 動物園に向かう途中で、「三神峯公園入り口」みたいな表示が見えました。
 そうか、ここから入るのか・・・と思いました。三神峯公園というものがこのへんにあるということは知っていたのですよ。でも、どこから入ればいいのかは知らなかったわけです。迷うことなく、入ってみることにしました。


 とりあえず、駐車場に車を入れました。後でわかったんだけど、下の駐車場です。前から知っていたんだけど、無料です。
 カエサル、無料駐車場のあるところは好きなんですね。愛していると言ってもいいくらいです。その上、混んでいなくて、一般道との出入りがしやすいところなら、結婚してもいいとさえ思っちゃいます。
 とは言うものの、なにしろ初めてですから、ドキドキです。カエサル、初モノには弱いんですよ。人見知り、所見知りをしちゃうんですね。でも、天気もいいし、気分はルンルンです。


 何かの碑がありました。何の碑なのかはわかりませんでした。


 三神峯公園の、えーと、芝生広場です。広いですね。どこと比べるかにもよりますが、とりあえず広いです。
 それと、広場の周辺に生えている木ですけど、これ、サクラですよね。そうか。たしか、三神峯公園っていうのは桜の名所でもあるんだ・・・なんてことを思い出しました。


 これ、桜のつぼみでしょうか。
 開花予報によると、あと1週間というところだったと思います。つまり、そろそろ・・・ですね。それまでの間、毎日見に来てもいいな・・・なんて思っちゃいました。あくまでも、刹那的にそう思ったというだけの話ですけど。


 野鳥さんがいました。ヒヨドリ・・・でしょうか?


 オオイヌノフグリですね。今年、初めて見ました。もちろん、退職してからは初めてです・・・って、あたりまえすぎますけどね。
 まあ、ここ数日の記事がすべてそうなのだけど、退職して、無職になったということで、センチメンタリズムに浸かっているわけです。
 「カエサルが退職して、無職になったというのに、お前たちは今年も咲いてくれたんだね」みたいな意味のことを、古語で、和歌に詠みたい気分だったりするわけです。幸か不幸か、それだけの古文の力がないし、オオイヌノフグリっていうのはそれだけで8文字になっちゃうんで、詠めないんですけどね。気分としては、そんな気分です。


 雄大剛健。
 陸軍幼年学校があったことを記念する碑だそうです。


 遊具みたいなものがありました。
 近寄ってみたら、子どものための遊具ではなく、アスリートのための設備でもなく、リハビリテーションのための設備だということがわかりました。
 一通りやってみましたけど、難なくできました。でも、なるほど、こういうことができなくなっていくんだな・・・なんてことを思いました。
 他人事ではありません。対岸の火事でもありません。まあ、小中学生が大学受験を考えるようなものでしょうか。


 三神峯公園は、桜の名所。
 この構図で、桜が満開だったら・・・なんてことを考えながら撮ってみました。


 三神峯明善寮のモニュメントです。
 農学部の近くにあった明善寮とは違うのかな。よくわかりません。よくわからないけど、なんか懐かしかったです。カエサルの学生時代のことを、ちょっとだけ思い出してしまいました。どんなことがあったのか、とか、とてもじゃないけどブログには書けませんけど・・・。


 桜、桜、桜です。花なんか咲いていなくても、桜は桜なんですよね。
 さっきも書きましたけど、この構図で満開だったら、なんてことを思いながら撮ってみました。


 三神峯には、遺跡もあるんですよね。
 詳しいことは知らないんだけど、詳しくないことも知らないんだけど、名前だけは知っていたりします。


 二高のモニュメント。
 平らにした面じゃなく、デコボコしたままの岩面に文字が彫ってあるというのが凄いと思いました。見た目のインパクトは、陸軍幼年学校や三神峯明善寮の比ではありません。さすがは二高・・・なんて思っちゃいました。でも、読みにくいですけどね。


 面白いものを見つけました。
 桜の枝って、支えるものがあれば、横にグイーンと伸びるんでしょうかね。あるいは、あえて支える必要はないんだけど、花見客のために持ち上げているのでしょうか。あちこちに桜の枝を支えるための「鳥居」みたいなものがあったわけですけど、ここ、外れちゃっています。


 正直なところ、汚らしい・・・と思いました。でも、これはアジサイですよね。
 アジサイだって、花が咲いているときだけがアジサイじゃないのです。


 ほらね。
 アジサイだって、来たるべき時に備えて、然るべき準備を始めているぞ。


 ツクシンボ。
 たくましいね。敵ながら天晴れのたくましさ、見習いたいです。


 下の駐車場のところにあった案内図。
 上の広場のところにも同じようなものがあったのだけど、あえてこっちの写真を使ってみました。つまり、ここにこういうものがあるということには気がつかないまま、広場の方に登り始めたということです。ちなみに・・・という話を始めるとキリがないので、やめておきます。


 三神峯公園の梅です。
 梅は咲いたか、桜はまだかいな・・・なんて言うわけですけど、でも、咲いたって咲かなく立って、梅は梅だし、桜は桜なんですよ。それが、この日の、無職生活第1日目の結論です。

    咲かずとも、桜は桜、梅は梅。あえて言うなら、桜だ、桜。


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