カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

奈良(完)

2011年02月04日 | ★宮城県外の風景 

 奈良公園を出て、バスに乗り込みました。
 この日は、「春日若宮おん祭」というのがあったらしくて、何か、白装束の人たちが歩いていました。よく見ると、御輿みたいなのも見えます。でも、祭のために歩いているんじゃなくて、祭が終わったから帰って行くという感じでした。


 巫女さんみたいな人たちも歩いていました。
 日は高かったけど、遠目、笠の内。そして、後ろ姿。文句なしに素敵でしたね。


 さて、今回の関西行の最後の目的地、平城宮跡です。このときは、平城遷都1300年でしたからね。行ってみないと、セントくんに叱られちゃうわけです(笑)
 これは、朱雀門(すざくもん)ですね。その内側に入ったところです。ここから大極殿(だいごくでん)に向かうんですけど・・・。


 はるか彼方に見えるのが、大極殿です。
 まあ、ちょっとやそっと遠いのはいいんだけど、その間、何もないというのが凄いよね。京都御苑を凌駕してるんじゃないかな(笑)
 なんか、いろいろとあるみたいなんですよ。この道路も「平城遷都1300年祭」のためにつくられたものらしくて、この後、取り壊しちゃうみたいです。


 大極殿です。朝廷の正殿なんだそうです。
 正式には、第一次大極殿。平城京に都があったのは、710年から739年までと745年から783年までと2回あるらしいんですよ。それぞれで、大極殿の場所も違うんだそうです。
 薬子の変(平城太上天皇の変)なんてものがなかったら、第三次大極殿なんかができたかもしれないね・・・なんて、知ったかぶりして書いてしまいました。この記事を書きながら調べてみたんだけど、面白いね。平城上皇と嵯峨天皇の権力闘争があって、平城上皇側が勝っていれば、三度目の平城遷都になったみたいですよ。でも、嵯峨天皇の側には、坂上田村麻呂とか、空海とか、優秀なスタッフがそろっていたんだね。


 大極殿の中、高御座(たかみくら)です。
 結局、ここに座った人って誰なんだ・・・なんて思って、調べてみました。元明・元正・聖武の3人でしょうか? そのうち2人が女性天皇なのかな? その前にはべったのが、藤原不比等、長屋王、橘諸兄、藤原仲麻呂・・・なのかな。違うのかな。調べてはみたんだけどさ、自信なんてまったくありません。受験生の皆さんは信用しちゃダメだよ。


 高御座のてっぺんにいた鳳凰さんです。


 帰ることにします。遙か彼方に見えるのが朱雀門です。


 朱雀門近くの駐車場からバスに乗ったら、爆睡。あっと言う間に伊丹空港でした。


 大阪の夜景。とりあえず晴れていたんで、これくらいの写真は撮れました。
 でも、こんなところに海があるはずがない・・・なんてところが真っ暗だったりして、あれ、雲ですね。

 ・・・ということで、仙台空港→おもちゃの町→宇治→清水寺→京都彷徨→大阪彷徨→海遊館→USJ→奈良・・・と続いてきた関西シリーズも最終回ということになります。
 でも、今後二度と関西の写真は出さない・・・などというわけではないので、まあ、「とりあえず最終回」ということにでもしておきますかね(笑)

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