カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・秋の動物園(2)スマトラトラ

2013年11月01日 | ☆動物園とか   

 2ヶ月ぶりの仙台市八木山動物公園。
 一番のお目当てはスマトラトラの赤ちゃんだったわけですけど、初公開(8/3)以来の再会ということになります。あれから3ヶ月、赤ちゃんたちも大きくなっているだろうし、展示(公開)のしかたについても興味津々でした。
 初公開のときは、子どもたちがなかなか出て来なくて、飼育員さんたちが抱きかかえて見せに来てくれたんですよ。ああいうスタイルを続けるわけにはいきませんからね。


 チンパンジーたちを見た後、サル舎は素通りして、猛獣舎に向かいました。さすがにライオン舎を無視してトラ舎に行くというわけにもいかないので、カーチスたちのところに寄りました。予想通り、寝ていました。
 カーチスには一言だけ言っておきたいのだけど、目を開けながら寝ているっていうのは気持ち悪いです(笑)


 さて、トラ舎です。
 ほ・・・と思いました。「ほ」というのは何なんだと言われると困ってしまうのだけど、ちょっと・・・というか、かなり意表を衝かれました。




 この日はブランだったわけですけど、次の日はアイナで、その次の日はラウト・・・というようなことになるんでしょうか。




 まあ、何はともあれ、ブランくんです。
 さすがにケアヒとバユの子だけあって、かなりのイケメンです。




 これまで南側のガラス壁から見ていたのだけど、東側に回ってみました。なるほどと思いました。
 小さな檻に入れた状態で展示する・・・というのは、しかたがないのだろうと思います。でも、どうせなら、もっとガラス壁の近くに置いてくれないかな・・・なんて思っていたのですよ。でも、南と東、どちら側からでも見えるような位置に置いてあるんですね。


 南側に戻ってみると、ブランくん、体の向きを変えているところでした。檻のサイズ、ちょうど体にぴったりという感じですね。そう遠からずして、この檻には入らなくなっちゃうんだろうと思いました。






 いったんトラ舎を離れて、動物園を四半周ほどしてみたのだけど、まだ公開しているな・・・ということで、また来てみました。
 ブランくん、慣れてきたと言えば慣れてきたし、飽きてきたと言えば飽きてきたという感じですね。でも、もう少しだよ。がんばれぇ・・・。


 子トラの公開時間が終わって、動物園のあっちこっちを回って、一通りは回ったな・・・と思ったところで、あ、親トラが展示されているはずだ・・・と思って、行ってみました。すでに午後になっていました。
 バユ(母トラ)が産休・育休に入る前は、午前中がバユ、午後がケアヒというのが定番だったのだけど、どっちが出ているんだろう・・・なんて思ったのだけど、バユでしたね。


 バユ、ですよね。
 一緒に見ていた方が「親だというのはわかるけど、お父さんかお母さんかわからないね」などとつぶやいていたので、「おかあちゃんですよ、バユです」なんて答えてしまいました。
 答えてしまったものの、ちょっと不安だったりしたわけですけど、こうして写真で見る限り、間違いありません。バユです。


 バユだということは、何度も確認していたのですよ。逆に言うと、何度も確認してみないと、バユだという確信が持てなかったのです。
 バユ、なんか、雰囲気が変わっちゃいましたね。カエサルとしては、そう感じずにはいられませんでした。

 子供たちに会いたいのかな。明らかに、帰りたがっていましたね。出入り口の周辺をグルグルとしていて、ガラス壁の方まで来てくれたりはしませんでした。
 それと、よく咆えるようになりましたね。その咆え方も、かなりたくましくなったような気がします。ブランが展示されているときも、バックグランドで咆えているのが聞こえて来ていました。

 まあ、率直な感想として、ちょっと淋しい気がしました。
 娘が、結婚して、子供を産んで、母親になって・・・みたいな感じでしょうか。孫ができたのはうれしいんだけど、娘が娘ではなくなっちゃったみたいな(笑)


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