広島平和記念資料館です。2年前、前の愛機で撮ったもの。すでにUPした写真も含まれているのだけど、あらためて組写真にしてみました。
資料館とか、記念館とか、博物館とか、いろいろとあるわけだけど、この資料館ほどストレートな剛速球を投げ込んでくるところはないんじゃないかという気がします。
こういうジオラマが見事ですよね。美しいと思います。何を意味しているのかなどと考える前に、美しい。それだけに、伝わってくるものがあります。
このジオラマは、最初、お化け屋敷か何かだと思いました。でも、奇を衒ったわけでも何でもなく、現実を忠実に再現しただけという迫力。何年経っても忘れられません。
あっさりとした展示・・・という言い方もできると思います。あえて誇張する必要などないものを展示しているわけですから、当然と言えば、当然なのかもしれません。
1945年8月6日、広島で何が起こったのか。
この資料館は、淡々と語り続けます。
祈り。
修学旅行中の女子高生さんとお見受けしました。
君たちは、この資料館の「祈り」を受け止めてくれるのだろうか?
家族旅行で一度だけ訪れたことがあるんですけど
ここへは立ち寄らずに移動してしまいました。
広島へまた行く機会があれば、今度は必ず・・・と思っている場所のひとつです。
このときも、閉館時刻が迫っていたりして、入るのやめちゃおうか・・・なんて思ったりしたんですよ。
仕事であれ、観光であれ、旅先での時間の使い方って本当に難しいですよね。