カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

自然観察のクリクリ

2011年09月24日 | ★仙台市の風景  

 昨日、太白山自然観察の森に行って来ました。
 観察しないと何もないところですけど、けっこういろんなものがありましたね。


 すごいな、これ。上の写真とつながってるように見えますよね。
 上の写真をトリミングしたもので、つながっているように見えるのは、まったくの偶然です。
 丸いものがコロコロと転がってるんですけど、わかります?
 まあ、石ころにしか見えないのもありますが、明らかに石ころではなくて「緑色のボール」っていうのがあると思います。


 ウニです。
 ・・・じゃなくて、クリです。


 厳密には「クリの実」と言うべきなんでしょうね。この中に「クリの種子」が入っていることになります。
 でも、ふつうは、クリの種子や実のことを「クリ」と言っているわけで、「クリの実」とか言うと、何かヘンな感じがします。


 クリの実が、あっちにコロコロ、こっちにコロコロしています。その99%は、若々しい緑色をしています。
 最初は、クリっていうのは緑色をしているうちに落果して、その後で茶色になるのかな・・・なんて思ってました。
 でも、違いますね。茶色くなってから落果するというのが本来のライフサイクルだと思います。緑色をしているうちに落果しちゃうのは、何かの間違い。これだけ大量に落果しているのは、大きな間違いだと思います。
 たぶん、台風15号の影響ですね。




 このクリの実、中身はどうなっているんでしょうかね。
 緑色をしているけど、大きさとしては十分なので、中の「クリの種子」も十分に食べられる状態になっているんじゃないかという気がしました。その気になって集めたら、かなりの量を収穫できたんじゃないかな。
 自然観察の森は「採取禁止」というのが原則なのだけど、たぶん、落葉・落果したものならオッケーなんじゃないかな。でも、本当に栗拾いをする場合は、観察センターの人に断ってからにしてちょうだいね。


 これは、ヤラセです。あちこちに転がっているのを集めて、撮ってみました。
 この絶妙の配置を演出するために、手ではなく、足で集めてみたんですよ。まあ、トゲトゲに刺さるのが嫌だったからという理由もありますけどね。


 帰るときに、駐車場で、木になっているクリの実を発見しました。
 ちょっとヘンな感じがしましたね。クリっていうのは、地面から湧いてくるものだと思っていましたよ(笑)


 太白山自然観察の森、他にもいろいろと面白いものがありました。
 そのうち紹介したいと思っています。


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