みちのくYOSAKOIまつりシリーズの番外編です。
時系列としては(7)の続きです。夕方になって、雨も降ってきて、帰ることにしたわけですけど、トイレに行きたくなったので、地下鉄の勾当台公園駅に寄りました。用をすませて、駅を出ようとしたら、この自動販売機が目に入りました。ちょっと喉が渇いたので、ジュースでも飲もうか・・・ということになりました。
暖かい缶コーヒーを飲むことにしました。細かいのがなかったので、千円札を入れました。おつりがジャラジャラと出てきました。缶コーヒーは120円だったので、おつりは880円のはずです。ところが、明らかに、おつりが多いのですよ。500円玉が2つあったりしました。数えてみたら1780円で、900円も多いわけですよ。
たぶん、おつりが多く出たのではなく、前にこの販売機を利用した人がおつりを取り忘れていったんでしょうね。
カエサルは、考えましたよ。この販売機に100円という商品はないわけです。一番安いので120円。それでおつりが900円だったということは、120円の商品を買うために、10円玉2枚と1000円札1枚を入れたんじゃないでしょうかね。
・・・と、そんなことはどうでもいいんだよ。カエサル、困りました。
正直なところ、最初は、ラッキー・・・なんて思ったんですよ。
でも、10円とか100円というんならともかく、900円ですからね。ネコババしてしまうには、金額が大きすぎます。罪悪感が残りますからね。
これが、100万円とか1000万円というんだったら、罪悪感と戦ってでも・・・なんて考えたかもしれませんけど、たった900円ですからね。罪悪感を負わされるにしては、金額が小さすぎます。
たかが900円、されど900円・・・って感じです(笑)
ネコババはしない・・・という結論は、わりと早く出ました。でも、近くに店とかがあるわけじゃないわけですよ。もとの釣り銭口のところに戻しておくということも考えたんだけど、次の人を困らせるだけだし・・・。
結局、駅の改札まで歩いて行って、事情を説明して、引き取ってもらうことにしました。駅の人に嫌な顔をされたら嫌だな・・・なんて思ってたんですけど、ちゃんと受け取ってくれました。
親切な駅員さんでよかった・・・なんて思ってたんですけど、考えてみると、駅員さんって、こういうことのプロなんだね。毎日毎日、いろんな落とし物、忘れ物なんかが届けられて、毎日毎日、処理しているんですね。本当にごくろうさまです。ありがとうございました。
・・・というわけで、みちのくYOSAKOIまつりの日にあった、とある小さな出来事でした。
ご無沙汰してます。
「 これが、100万円とか1000万円というんだったら、罪悪感と戦ってでも・・・」
とかいう人に限って真っ正直に届け出るんだろうなぁ~
900円<罪悪感<100万円 ・・・だけど、
100万円+罪悪感<礼金10万円+罪悪感なし ・・・という感じです。
今回の場合は、「金銭的な利益」と「罪悪感」の他に、「めんどうくささ、わずらわしさ」というファクターが絡んでいたのでややこしかったです(笑)