カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

潮目の海

2010年09月04日 | ☆水族館とか   

 アクアマリンふくしまの9回目、「潮目の海」です。
 日本列島に南から北上してくる海流が「黒潮」で、北から南下してくる海流を「親潮」と言うんですけど、知ってました? カエサルは、なんとなく聞いたことがあるような気がする・・・というところです(笑) その2つの海流のぶつかり合うのが福島県沖ということで、「潮目の海」ということになります。
 そんなこと言われても、ふふーん、としか思えないのだけど、このディスプレイは見事ですよね。三角のトンネルの右側が黒潮、左側が親潮、あわせて2500トン(と言われてもピンと来ないけど)の大水槽です。


 右側、黒潮水槽の上の方。ドドーンと泳いでいるのは、「河口・海岸」で紹介したイワシさんたちです。向こうは4階だから、ここは3階だと思っていたのだけど、調べてみたら、ここは2階になるそうです。複雑。


 左側、親潮水槽です。いろんな魚さんたちが泳いでいますけど、ここで見て欲しいのは、ホヤ。マボヤです。
 赤い柱みたいになってますけど、養殖のロープを展示しているそうです。


 マボヤのアップ。こうして見てみると、なるほど、こいつは動物なんだ・・・という気もしてきます。入水管と出水管ということなのかな。一生懸命に海水を吸い込んで、吐き出しているんだと思います。
 親潮は栄養塩類が豊富で、植物プランクトンが多く発生し、それを食べる動物プランクトンも増えてくるんだそうです。これらのプランクトンが、マボヤの格好のエサになるらしいです。なるほどね。
 ・・・ということは、黒潮は栄養塩類が貧困だから、その沿岸にはホヤがいない・・・ということなのかな。


 これも親潮水槽かな?
 撮影アングルからすると、左側の水槽を撮っているような気がするんですけど、よくわかりません。せっかく右と左に親潮と黒潮を分けてディスプレイしているというのに、ほとんど意識していないということですね。
 アクアマリンふくしまに来るのは4回目か6回目くらいになるのだけど、こうして写真を撮りまくったのは初めて。撮った写真を見てみると、いかにカエサルがこの水族館を見ていなかったか・・・ということがよくわかりますね。写真に撮れたか否かという前に、見ていません。
 宿題ですね。今度、アクアマリンに行くときは、リベンジしますよ。


 エイです。オニイトマキエイ・・・、いわゆるマンタではないと思います。わりとちっちゃいエイです。黒潮水槽の方にいたんだと思います。


 潮目の海。三角形のトンネルです。
 水槽の中のトンネルっていうのは海遊館にもありますけど、いいですよね。ましてや、ここは、左が親潮、右が黒潮・・・ということで、まあ、その違いなんかよくわかんないんですけど、なんか、みんな、楽しそうです。


 このトンネルでの一番人気がこれ。ホモ・サピエンス。
 どこの水族館に行っても、たいていはダイパーさんの姿を見ることができて、あるときはサンタクロースなんかの扮装をしていたり、そうじゃなくても、手を振ってくれたりするんだけど、そういうの、ちょっとしらけたりします。
 このダイバーさん、単純に、お掃除をしているだけみたいでした。それが、すごくいい感じだったりします。


 それに、綺麗だよね。水面の波紋のレインボーカラー、その向こうのイワシの群泳。こういうのをきちんと撮れるようになったら、カエサルも一人前の写真家なんだけどな(笑)


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