徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

アマデウス

2007年02月21日 | ★★★★★


アマデウス
おすすめ度
原題:Amadeus
制作:1984年 アメリカ
制作:ソウル・ゼインツ
監督:ミロス・フォアマン
原作・脚本: ピーター・シェーファー
出演:フランク・マーリー・エイブラハム トム・ハルス エリザベス・ベリッジ

1984年の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞をはじめ8部門を受賞した伝記映画の名作です。日頃敷居の高いイメージのクラッシック音楽ですが、「ちょっと聴いてみようかな?」という気持ちになりました。衣装・セットも美しく観応えがあります。

18世紀に活躍したウォルフガング・アマデウス・モーツァルトとアントニオ・サリエリ、対極的な2人の音楽家の物語です。モーツァルトは型破りでドラマティックな作曲をする「奇才」。サリエリは聴く力、教える力が長けた一流の宮廷音楽家です。そんな彼だからこそ誰よりも強くモーツァルトの才能に脅威を感じたんですね。

モーツァルト自身ではなく、サリエリ目線で描かれていたのがとても斬新でした。短命に終ったモーツァルトの人生もなかなかパンチが効いていましたが、サリエリのモーツアルトに対する嫉妬心、ある意味の恐怖心が痛々しく、何だか哀れになってきます。サリエリの最後の言葉はとっても重いです。

アマデウス@映画生活



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