徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

シャイニング

2007年02月27日 | ★★★★★


シャイニング
おすすめ度:
原題:THE SHINING
制作:1980年 イギリス・アメリカ
制作:スタンリー・キューブリック
脚本:スタンリー・キューブリック ダイアン・ジョンソン
原作:スティーブン・キング
出演:ジャック・ニコルソン シェリー・デュヴァル ダニー・ロイド


いいですね。この面構え。シャイニングです。もう、とにかくニコルソンにやられっぱなしの2時間です。

原作に忠実でないとかで、この作品に対して、スティーブン・キングは、ちょっぴりおかんむりだったとか。後に違う監督で原作を忠実に(?)製作した「スティーブン・キングのシャイニング」より、私は絶対キューブリック派です。っていうかニコルソン派です(爆)迫真のその演技は、まさにニコルソン祭り。色んなニコルソンが楽しめます。実に素敵な顏芸でした。

死者は出ますが、悲鳴を上げるような直接的な恐怖ではないんですよね。何だか逃げ出したくなるような、じわじわ迫ってくる、そんな恐さなんです。ダニー君(この子がまた、えらくかわいらしいのです。)が廊下を三輪車で走るシーンとか、2人の少女が登場するシーンなど、何だか子供って、かわいいけど、恐いです。シーズンオフのリゾートホテルというシチュエーションも、恐い。日頃沢山人のいる公共の場が無人に近い状態ってそれだけですごく気味が悪いですよね。じとーっとした湿気というか、なんとも言えない空気間と緊張感がとても良かったです。芸術的で印象に残る映像も秀逸。さすがキューブリックです。

シャイニング@映画生活



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