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【広島】マエケン、泣き崩れる大瀬良を慰める
野球人にとって所属するチームの成績は其れに関われる個人が限られる事で責任感が増す半面、集団競技ゆえに責任は分断される訳だが、財政的に満たされて居るとは言えない広島東洋カープが今シーズンのセントラル・リーグ優勝候補と（春先に）目されたのは、メジャーリーグ志向のエース・前田健太投手（２７）と、メジャーリーグでの活躍を手土産に７年振りに「帰って来た」黒田博樹投手(４０)が共に「最後の舞台」としてチーム成績に寄与すると期待されたからだが、CS(クライマックスシリーズ・３位以上に資格が生じる)進出すら果たせなかった「残念な結末」とされるのも、野球と云う団体競技が「点取りゲーム」である現実を軽視した(観る側が)結果の様な気もする。