現実

福島県楢葉町と川内村で震度５強の地震(読売新聞) - goo ニュース
感を伴わない事象を眼にした時、「映画を見る様だ」とか表現されるのは、最近の事では無いが、以前ほどに荒唐無稽の比喩として使われて居ない気がするのは映像の特撮や加工の作りに手が込んで来た為で、CG導入以降の映画には設定の自然さを出す為に自然な画像に細工を加える例もあるそうだ。
東北地方を波状的に襲う天災、原発事故の人災と、対応し切れぬ政府等を距離を置いて見る立場である事が苛立たしくも恵まれて居る事の実感さえ無い。
究極の被災を描いた小説「日本沈没」（１９７３）を書いた小松左京氏（８０）がコンな年に亡くなったのは何の偶然か。

思想

ノルウェー連続テロ１週間　反移民、「多文化」を侵食　「開かれた国」試練(産経新聞) - goo ニュース
が犯行の動機とされるノルウェー、アンジェネ・ブレイビク被告（３２）が首都オスロで起こした爆破テロと、南部ウトヤ島での銃乱射によって犠牲と為った死者は７６人に下方修正されたが、目的がハッキリして居た被告の銃は警察と争う事無く、結果的に其の場で射殺されるアメリカ型テロリストとの違いを見せたのだった。
移民に寛容な政策への反発が同国人の殺戮に転化する被告の理屈は平和主義に反する物だが、死刑制度の無いノルウェーでは彼に究極の裁きを受けさせる事が出来ず、彼の受ける最高の実刑は二十年か其処等の刑務所暮らしなのだそうだ。

何時

高岡蒼甫、所属事務所を解雇か - 「自分からは切り出していません」(マイコミジャーナル) - goo ニュース
の間にやらのブームとは、芸能界の場合、興行で収益を得るプロモーターが無数に提供するアイテムにドレだけ多数の観客が動員されるかで決まる物なので、高岡蒼甫氏のtwitterでの韓流ブーム批判は正論であり、「何を今更」論でもある。
「嫌韓」本が賑った時期も有った事を思えば勢力が衰えて居るとは言え、反韓日本人此処に在り、との声明を出した事でスターダストプロモーションをクビに為った疑いのある高岡氏だが、彼より有名な妻との不和に話題が流れてしまうのが芸能界だ。

数字

女性の平均寿命、猛暑で前年下回る…熱中症急増(読売新聞) - goo ニュース
の上での長寿国神話に疑問が持たれた「死亡無届」の件は影響が無いのか、調査の仕方は適切なのかは措いて置くとして、前年の死亡者数が其の儘今年発表の平均年齢に影響するのだとしたら、来年には更に低下する事は目に見えて居る。

執着

京都の女性殺害、事件翌日に容疑者の指に包帯(読売新聞) - goo ニュース
する事に依って、何かを得た際に喜びが大きく為る物だが、時が経てば何時か関心も薄れて行き、価値も失せる。
昼はパチンコ屋のアルバイト店員、夜は会員制クラブのホステスだった福田益美さんを死に至らしめた容疑で逮捕された同い年の奈良県、ホステス高間美花容疑者（２７）の報道から聞く一連の行動は、過去の交際相手が指名して同伴出勤する同業者への対抗心からの様だが、過去の男に拘りが在るならソッチを追えば良さそうな物を、とか思うもホステスでは無い私には理解不能だ。