英国

佐賀県民、五郎丸を絶賛　「Ｗ杯に忘れ物」次回に期待
発祥とされるラグビーは１７８５年、アマチュア主義を謳った「ラグビーユニオン」と、報酬を目的とする「ラグビーリーグ」に分裂し、２０年前まで対立して居たそうだが、日本のラグビーはユニオンを指し、半世紀以前の頃から学校の授業に取り入れられて居たし、テレビの青春ドラマや漫画等に素材として使われて居た記憶が有りながらも身近なスポーツで無かったのは、何処に撥ねるか解らない楕円形のボールを奪い合い、肉弾戦を繰り広げる競技内容は体格と脚力に優れた者が優位である点が一般人には腰の引ける物であり、観戦の場が実業団の対抗戦だったリで、スーパースターの生まれ難い環境だったからだが、１９８７年に創設された「ラグビーワールドカップ」は選手達にとって数少ない檜舞台で在り、世界に中継された映像に映る日本チーム代表、五郎丸歩選手（２９）のカッコ良さはぺナルティーキックを正確にゴールに蹴り込む信頼感から漂う佇まいに有り、其の独特の名前からつい、１９８１年に阪神タイガースがドラフトで１位指名した源五郎丸洋投手（５１）を思い出してしまうのは御愛嬌だ。