★ 第一回 茶遊庵「はじめての楽しく抹茶体験」
2022年1月23日(日)
2022年1月23日(日)
茶遊庵の「はじめての楽しく抹茶体験」が無事開催されました。
コロナ下ではありましたが、皆様のご協力で感染対策をしっかりして、
一服の抹茶を通してひとときを分かち合うことが出来ました。
参加された方からのお声をご紹介させて頂きます。
親子で参加された方が四組、
大人で参加された方がお二人、
総勢十一名の方がいらして下さいました。
<大人の方の声>
「お菓子や季節の雰囲気を楽しめました。」
「色々なお話がためになりました。」
「娘がお抹茶と和菓子がとても好きなのでぜひまた娘と参加したいです。」
「子供に和室でのマナーや日本の文化を知ってほしいので、親子でも、子供だけでもまた伺いたいです。」
「子供だときびしい先生ではなかなかむずかしいのですが、良い意味で、ルールがゆるやかでよかったです。」
「流れが子供も理解できたのと、リラックスしてきけたのでよかった。」
「久しぶりのお茶席を楽しませていただきました。」
「先生のお人柄と静かな時間がとても良かったです。」
「日々忙しくしているので非日常を体験出来て良かった。」
「子供に日本文化を伝えることは、私も非常に興味がございます。 」
<お子様の声>
「ゆっくりお茶やおかしを食べられて楽しかった。」(小4・小1)
「たべものがおいしかった。 絵(イラスト)も上手にかけた。」 (小4)
「おちゃがまずかった。 おかしがおいしかった。」 (小1)
床の間の説明、畳の座り方、おじきの仕方などお話した後、お点前をみながら、自由に楽しくお茶を飲んで頂きました。
初めて抹茶を飲んだ小学一年生のお嬢様のアンケートの感想は、「おちゃがまずかった、おかしがおいしかった」というもので、その正直さを嬉しく思いました。 苦そうに口にしながらも、点ててもらったのだからと一生懸命飲もうとしている姿が印象的でした。
また、和菓子職人、三味線奏者になりたいというお子様もいらっしゃり、日本文化に興味をもつお子様が多いことに驚きつつも素敵だなあと感心しました。
コロナ下で現在オミクロン株が急増中の為、お菓子もパックに入ったままだったり、規制もありますが、今出来ることをしつつ、本来の作法をそれぞれのペースに合わせて指導できたらと思いました。
お子様たちには、プリントを用意して、今月の行事から思いつく言葉、近所に咲く花などを書いてもらったり、今日食べた和菓子の銘を自分で考えてもらいました。
和菓子には銘がありますが、それは御菓子屋さんがつけたもの。 子供たちの柔らかい感性と想像力でついた銘は予想外で楽しいものでした。
茶道を通じて、季節や周囲の自然を感じ、様々な言葉を学び、感性を磨いていってほしいと思っています。
ご参加下さった大人の方はお二人。
お一人は、子供や多くの方に外国日本問わずよい文化を体験させる場を作りたいという方でした。 私自身も同じように考えており、お役に立つことがあればと思いました。
もうお一人は、なんと拙ブログを長年読んで下さっていた方で、ご自身の先生が亡くなられてお稽古をどうしようかと考えているところに茶遊庵を知り、お越し下さいました。 残念ながらご一緒するはずだった方がキャンセルとなったため、久しぶりにその場でお点前もして頂きました。 私自身も一日の最後に美味しい抹茶を頂けて、ラッキーなことでした。
様々な出会いがあり、充実した初日となりました。
至らぬこともあったかと存じますが、ご来庵下さった皆様、本当にありがとうございました。