怖いものはなーんだ？地震？雷？火事？おやじ？？

　小学生の子供が、国語の授業で「慣用句・ことわざ・故事成語」の学習をしています。

　先生が

『地震・雷・火事・おやじ』という言葉を聞いたことがある人？

と聞いたら、知っている子は生徒の３分の１もいなかったそうです。
　私の時は当たり前のように耳にしていた言葉でしたが。
　
　そこで、先生は、続けて、子供たちに怖いものを尋ねてみたそうです。
　皆で候補をいくつも挙げた後、その中から一人二つ選び、手を挙げてもらって、
２クラスで「地震・・・」に代わるものを作ってもらったところ、、、、
今の子供たちが怖いものは、以下の通りでした。

　「　コロナ　・　先生　・　人　・　ネット　」

　「　テスト　・　忘れ物　・　母　・　コロナ　」

　”コロナ”　が入っているところは、今年ならではでしょうか。

　怖い人は、　”おやじ”　ではなく、　”先生”　と　”母”　と　”一般の人”。。。。
うーん、なんともいえない。

　”ネット”　は、使い方をちょうど習っていて、使い方を間違えると
ネットの世界は怖いということを教えられているので、出てきた言葉かな。

　”忘れ物”　や　”テスト”　は、先生やお母さんに怒られるからか。

　お父さんの威厳は、今の子供たちにはないようで。
　確かにうちの主人も私より優しいかも。

　幽霊とかおばけとか怖くないのかなあ。

　まあ、学校や、学年や、男女によっても結果は違ってくるんでしょうね。
色々な環境でやってみたら、面白いかもしれません。


　私が今怖いもの４種選んだら、何だろう？
　「　地震　・　病気　・　物忘れ　・　コロナ　」　かな。
　どれも、いつ来るかわからないもの、だった。。。。。

　皆さんも是非考えてみて下さい。　

　怖いものって大人になると減るような気はします。
考えてみたら、年代で内容は変わっていくものかもしれませんねえ。
　でも、何歳になっても、怖れる気持ちって少しは必要なんじゃないかなとも思います。


　この話を子供としていて、ふと思い付いた言葉がありました。　

「　巨人　・　大鵬　・　卵焼き　」　って知ってる？
と聞いたら、勿論、知りませんでした。

　子供を含めた大衆が好きなものとして高度成長期に流行った流行語。
　今なら何が３つ挙がるんでしょうね？　
　最近は選択肢も広くなって、みんなが好きなものを３つだけ選ぶのは難しい、かな。

　子供の学習から、しばし、楽しんだひとときでありました。