2024年も終わろうとしています。
皆様、どんな年末をお迎えでしょうか。
この一年、『茶遊庵』と私を応援し、支えてくださった皆様、ありがとうございました。
今年は私にとっては怒涛のような一年となりました。
『茶遊庵』伝統クラスはこれまで通り、月、木、土。
『茶遊庵』カジュアルクラスが1月より体験、2月より火・金開始。
更に1月から着付け講座開始。月2回のオンライン講座と京都対面講座。
そんな慌ただしく始まった日常の中で、
1月 父が入院。
2月 父の死。
3月 親子茶道体験会
6月 早大茶道研究会75周年茶会
7月 着付け講座開催。
家族が体調不良に。私自身も心身状態は快調とはいかず。
7月以降は当然のことながら家族優先の生活となり、
『茶遊庵』のお稽古も日程調整をお願いし、
予定していた10月の大人の茶会も取りやめにさせていただき、
生徒の皆さんにたくさんご迷惑をおかけしました。
おかげさまで、年末は家族揃って元気に迎えることができましたが、『茶遊庵』のスケジュールは大幅に変えざるを得ませんでした。
ですが、自分が何を優先し、これからどう『茶遊庵』や茶道と向き合っていくのかを見直すよい機会となりました。
今まであまり意識したことがなかったのですが、振り返ると、辰年は、いい意味でも悪い意味でも私にとって何か大きなことが起きる年のようです。
2012年は、母が亡くなりました。
2000年は、転職
1988年は、大学受験、念願の大学に入学。
1976年は、小学校入学。
来る12年後が空恐ろしいですが、今はよい転機となることを祈りつつ考えないことにします。
さて、毎年恒例の振り返り。
2024年の目標設定と結果は、、、
① 『茶遊庵』の稽古形態を進化させる。
プライベートとグループのクラス・講座を作り、よりよい学びに繋げる。
それにより、体験・お稽古に通える方を増やす。
→ 6月、9月と徐々にプライベート稽古からグループ稽古に移行しました。
2025年からは薄茶平点前までできる方はグループ稽古のクラスとなります。
初心者で茶道を学びたい方には全8回で薄茶平点前まで習得するプライベート稽古クラスを設けました。
② 夏休みや春休みに親子(幼稚園・小学生)向けや
学生(中高生)向けに茶道体験のプログラムを提供。
→ 今年は春休みに親子向けのお茶会を開き、楽しんで頂きました。
いくつか幼稚園や小学校、社会人向けに茶道体験会をしてほしいと依頼をいただいたのですが、
残念ながら場所や日程が合わずかないませんでした。
③ 『茶遊庵』としての茶道カリキュラムを確立する。
それに沿ってレジュメと連動させ、分かりやすく楽しい茶道のお稽古をする。
→ 生徒の成長とともに茶道カリキュラムが確立しつつあります。
グループ稽古になってからは毎月テーマを決めて、そのお点前を重点的に指導しています。
薄茶平点前、濃茶平点前の習得が終わった方は小習十六か条を一つずつ習得すべくお稽古しています。
④ 大人の人を亭主とした茶会を開催する。
→ 思いがけないスケジュール調整で延期となりました。
こちらは来年開催したいと思います。
⑤ これまで我流でやってきた着付けを基礎から学び、身につけ、
人にも教えられるようになる。
→ 着付けは半年で基本のコースを終え、半年で人に教えるための実践コースを終わりました。
集中して学んだことで、着付けの基本をマスターすることができました。
また、7月には『茶遊庵』生徒向けに、着付け教室を開催しました。
今後は、茶道のお稽古や茶会のための着付け講座を開いていきたいです。
これを踏まえての2025年の目標です。
① まずは家族・家庭のことをしっかりすること。
② 『茶遊庵』カジュアルクラスは、ちょうど生徒が一段落したため、一旦お休みとし、
『茶遊庵』伝統クラスはこの2年間は自分が指導できる範囲の人数でしっかりお稽古を続けていくこと。
初心者コースは4か月に1回2枠のみにて新規での生徒は数人に限る。
③ 大人向けの茶会を開催すること。
④ 小習十六か条のレジュメ作りをする。
⑤ 新しい試み、「茶室でお茶を楽しむ会」と中級クラスをしっかりやる。
⑥ 着付けの技術が保てるよう引き続き自習をしていくこと。
具体的な内容ばかりですが、一つ一つ丁寧に実現させていきたいと思います。
一服の茶を日常に。お互いを敬い大切に思える世界を。
実現に向けて一歩一歩進みたいと思います。
来年もまた『茶遊庵』をどうぞ宜しくお願い致します。
皆様、どうぞよいお年を。
ありがとうございました。