茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

茶道具 -大炉 雪輪瓦-

2008-02-29 09:16:36 | 茶道具
 炉の中に雪を入れるなど、玄々斎という方はなんて素敵な思い付きをする方だろうと毎年思う。
 雪輪瓦の本歌は、玄々斎好み、全体が雪輪の文様の形をしていて、渦の彫がなされている。飴釉で、色紙形の金箔押し、直径24.2センチ、慶入作。

 雪輪瓦の表裏の区別、ご存じですか。半分灰の中に埋まっているし、同じように見えるので注意したこともありませんでしたが、きちんと表裏があるのです。
釜をかける側は、釉薬がかかっている方、
灰を盛る側は、素焼になっている方、もしくは渦巻き模様がある方。

 雪輪瓦の全貌を見たことがない(いつも灰に埋まっている姿だけ)ので、一度見てみたいと思うのですが、この時期に先生かお道具屋さんに見せてもらう位しか機会はなさそうですね。
 大炉を設えることなど今は夢のまた夢ですが、先生にお伺いして雪瓦の表裏書きとめました。
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2 コメント

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雪瓦 (雨点)
2008-02-29 19:48:34
紅炉上一点雪 (碧巌録) こうろじょういってんのゆき

って ところでしょうか

なんで 飴釉 なんでしょうねぇ
楽では 本来 飴釉 は大樋に譲ってるハズなんですが
返信する
雪輪瓦 (m-tamago)
2008-03-02 20:51:49
雨点さん、こんばんは。
紅炉上一点雪は、昨年の夜ばなしの掛物で、色々な意味で好きな言葉です。大炉の中の雪輪は消えませんがー。
飴釉、何故でしょうね。でも、しっとりと大炉にお似合いの色だと思います。
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