昨日、アマビエの写真をアップして思わせぶりなまま外出してしまいました。
アマビエの・・・そして、永楽さんのお茶碗
大黄金展に飾られているものは、当然すべて黄金、
なんとなく見ているだけでもご利益がありそうで、金の輝きを沢山浴びてきました( ´艸`)
写真NGだったのでご紹介できませんが、黄金のお茶碗も数点ありまして、デザインによって輝き方も色々で面白かったです。
今回この展覧会をされた金を扱うSGCという会社のオンラインショップに茶碗が1つ載っていました。
ご参考まで。
https://sgc-online.co.jp/collections/teaset?colltitle=%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%EF%BC%9A
写真OKは、アマビエと、黄金の食卓、そして、来年の干支の寅のオブジェでした。
皆様にもいいことありますように(?)写真をアップしておきます。
最近、金の価値は鰻上りのよう。
一度にこんなに沢山の金を見ることもありませんね。
金というと、眩しい~とか、ちょっと成金趣味?みたいなイメージがありますが、
沢山あっても思ったよりキラキラしすぎず、柔らかい光で、癒されたような気がします。
店員さんが、金のお茶碗やお箸、口当たりも柔らかくていいんですよ、とおっしゃっていましたが、
きっと一生そんな機会は訪れないんだろうな~、でもどんな口当たりかな~と想像してみました(笑)
ともあれ、思いがけず黄金に出会えて、よい機会を頂きました。
前置きが長くなりましたが、永楽さんのお茶碗について書きたいと思います。
私自身、久しぶりに永樂さんのお茶碗を沢山拝見しました。
「求仙亭大原」さん、
以前は永樂さんのお道具は、こちらのお店を経由しなければ購入できなかったそうです。
近年になって、永楽さんご自身で扱うものも出てきたとのこと。
それに伴い、店名も現在のものに変わったと。時代の変化ですね。
永樂さんのお道具、17代永樂而全、16代即全の茶碗が飾られていました。
見出しの写真は、而全さんの『老松二鶴茶碗』。
デパートのちらしにも掲載されていたお茶碗で、お値段660,000円也。
たっぷりとして、青々とした松が立派。
中には対の鶴が優雅に飛んで、おめでたい。
同じ松で、16代即全のお茶碗も。
茶碗の地色がグレーで、松の感じも違って、作り手によってやはり味わいが違いますね。
こちらは、17代而全 『柳橋茶碗』
金がふんだんに使われて華やかです。
床の間の花入も而全作、『青交趾耳付花入』
秋の花が入り、深い緑色と金色の耳が上品で美しくて。
3つ花入がありましたが、私はこれが一番好きでした。
写真撮影のOKは頂いたものの、色々お話をききながらで、沢山撮るのも憚られたので、写真はこれだけです。
本当にどのお茶碗も素敵で、ほれぼれしました。目の保養。
お店の方によると、茶道をされている方は勿論ですが、それ以外に美術品、芸術品として購入される方も多いそうです。
ちなみに、17代而全さんのお茶碗には全て価格がついていましたが、
16代即全さんは1998年に亡くなられているため、作品は参考商品として飾られていました。
髙島屋で売買されるのは存命の方の作品のみだからです。
またどこかで永樂さんに出会う日を楽しみにして。
いい時間を過ごさせて頂きました。
<ご参考>
永樂
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/8e0a82e35fa6a1ba1ef1ce2477a110d8
永樂 ー了全ー
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/2fb6799466eef9dc06e9d84eeea17ae3