茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

4月の終わり

2021-04-30 23:08:48 | m-tamagoの物想い

 早くも4月も終わり。
 茶道の世界では、明日から風炉の季節にうつります。
 すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆様、お変わりありませんか。


 先生と1対1なので、距離を取り、感染予防をしてお稽古継続できていますが、
お茶会やお茶事ができるようになるにはまだまだ月日がかかりそうですね。

 マスクをしての点前では、お茶を点てても立ち上る抹茶の香りを楽しむこともできず、
特に濃茶ではちゃんと練れているのか?と心配になります。
いい香りが上がってきた瞬間に私は美味しい濃茶が練れた!と感じるからです。
 五感研ぎ澄まされる茶室ですが、マスク点前では嗅覚の大切さが特に身に染みます。

 今できることをしながら。


 4月は透木釜で、透木の扱いと、貴人点、貴人清次点の濃茶薄茶のお稽古に集中しました。

<ご参考>
 透木釜
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/ef52030169f9dcf9cf899545ed892e50

 小習十六か条は、今思えばなんとなくさらっとお稽古して通り過ぎた感じで、
やったという記憶はあっても、細かい部分が実はよくわかっていなかった!ということのなんと多いこと。
我ながら茫然とします。
 これまで気づかなかったことが多くあり、勉強になりました。

 気づいたことはメモメモ。
 家に帰るとお茶のことはつい後回しになってしまうので、全部を理解しよう、きちんと纏めようと思わずに、その日習った中で大事なポイントだけを書き留めるノートを作りました。

 相伝までお稽古すると、小習が本当に簡単すぎるようにも感じますが、
最初に学んだ一つ一つのことの意味が解明されていくようです。
 点と点が繋がって、世界が線になって広がっていきます。


 風炉の季節、また新しい学びの始まりです。


  

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