茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

ミライの授業

2020-05-09 22:25:24 | オススメしたい本

 読んでみたいと思っていた「ミライの授業」
 
 14歳のきみたちへ、という呼びかけで始まる。

 きみたちは未来の住人であり、大人たちは過去の住人。

 これからの世界は、多くの仕事が誰がやっても同じとされ、「安い人が選ばれる時代」、
人間を必要としない「ロボットに仕事を奪われる時代」になる。

 でも!

 きみたちは、未来を作ることができる。

 そのために、「学ぶ」。

 なぜ「学ぶ」のか。

「何」を学んでいるのか。

 皆さんが学んでいるもののの正体は「魔法」

 え?

 例えば、150tもの鉄の塊である飛行機が大空を飛ぶとか、スマホ一つで様々なことができるようになった(音楽を聴いたり、映画を見たり、雑誌を読んだり、ゲームをしたり、参考書の役割をしたり)とか、昔はありえないことだった。つまり、それらは様々な「魔法」が人の手によって実現したもの。

 つまり、21世紀という「魔法の国」の
「未来と希望を生み出す工場」=学校で、
「魔法の基礎」を学んでいるのが君たち!


 今学んでいる国語・算数・英語・理科・社会などすべての授業は、
新しい未来を創っていくための「魔法の基礎」ということになる。

 

 未来を創るための5つの法則は

①世界を変える旅は「違和感」からはじまる
②冒険には「地図」が必要だ
③一行の「ルール」が世界を変える
④すべての冒険には「影の主役」がいる
⑤ミライは「逆風」の向こうにある

 
 ①~⑤の法則を、沢山の偉人(ニュートン、コペルニクス、ナイチンゲール、伊能忠敬、緒方貞子、ビル・ゲイツ等々)を紹介しながら説明していき、ミライを創るための方法を教えてくれます。

 どうですか?
 読んでみたくなりませんか?



 最後に、14歳の人たちだけでなく、
かつて14歳だった大人たちにもこう話しかけます。

 かつて14歳だった大人たちには、知識がある。経験がある。もう一度人生を選びなおすだけの時間も残されている。<中略>
 たった一度しかない人生は、今日という日を境に変えることができるのだ。
 さあ、本を閉じ、顔を上げて前を向こう。そこには輝かしいミライが広がっているはずだ。


 ぼーっと立っていた自分の背中をトンと押されたような感覚になった。


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4 コメント

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 (そうこう)
2020-05-10 06:56:10
最後の大人向けの言葉、「喝!」を入れられたような気持になりました。このところ自宅引きこもりで怠けている感じでしたが、この年齢でもまだ未来がある!
返信する
読みたくなりました (tyako)
2020-05-10 10:04:02
おはようございます。
早速買ってみようと思います。
巣ごもり状態の中で、こうした情報はありがたいです。

ありがとうございました。
返信する
 (m-tamago)
2020-05-10 16:38:46
なるほどなあと読んだ最後に、かつての14歳にもメッセージとは、私も喝をいれられた気分になりました。爽やかな喝でした。
私も頑張ります!
返信する
是非 (m-tamago)
2020-05-10 16:40:31
こんにちは。
気に入って下さってありがとうございます。

元々は子供の教育にいい本ですよ~との紹介で出会った本でしたが、大人の方が夢中になりました。
すーっと読めて、でも、気づきが多く、考えさせられる本でもありました。
返信する

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